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【J2:第17節 京都 vs 北九州】大木武監督(京都)記者会見コメント(13.06.03)

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●大木武監督(京都):
「スタートからなかなか難しい試合だなという印象を受けました。お互いにやり合うというか、どちらかというと、受けて立たれるというかですね、ボールは持つけど相手はなかなか喰いついてこないという感じがありました。そこを辛抱強くやっていくことが一つだと思いました。その中で何とか1点獲れたんですけどもその後、追加点という訳にもいかなかったです。どちらかといえば後半、失点した後はちょっと慌てた感じといいますか、自分たちが前半持っていた形とは違う形になりました。もしかしたら案外そちらの方が崩せるかなという気がしましたけど、そこまでいけませんでした。その中でFKのカウンターから1点取られて2-1の敗戦となりました。本当に負けてはいけない、どの試合もそうなんですけど、そういう状況があるにも関わらず、勝点3を獲れなかった。非常に残念な結果です。連敗しないように、次のゲームを勝てるようにしっかり準備したいと思います」

Q:またしても下位チームに敗れましたが、その辺りについては?
「確かに順位からみれば下位チームになるんですけど、どこも気が抜けないことは同じなんで結果的にはそういう形になってしまいました。これは…北九州さんに聞いてみないと分からないんですけど、…引分けでもOKという形かもしれないです。もちろん他のチームがどう考えているかは分かりませんけど、その中で願わくばカウンター、どこかでチャンスがあればという戦い方、特に前半はそんな気がしました。そういう所に自分たちから仕掛けて点を取るというところまでいかないというのが、もしかすると少し共通項としてあるのかも知れませんです」

Q:監督はいつも「襲いかかる様な」という表現を使っていますが、今日はそういうところが少なかった様に観えましたが
「まさにその通りで、最近その部分がちょっと出ていないなという気がします。特に今日のゲームに関しては特に前半、自分たちのボールになる状況が多くて守備から入るというよりも、自分たちが割とボールを取り返せる様な感じはありましたので、なかなかそういう状況にはなりづらいという、これは自己弁護ではないのですけど、そういう気がします。相手がボールを持って攻めてくるというか、キープする感じがあるとディフェンスでのアクションが取れるんですけど。何か相手に上手くこう…リトリートされたというか、そんな感じというか、今仰られた様な襲いかかる様な感じは出せなかったと思います。ただもう一つ言えば、攻撃の中でも相手がどうにもならないという状況を作っていくことも一つだと思うんですけど、そこにはまだ力足らずというかです。まさに観ての通りです。そういう状況には攻撃に関しては成らなかったと思っています」

Q:攻撃でDFラインでボールが回っても、そこから先へ行かない状況がありましたが、攻撃のイメージはどう描いていたのか
「サイドにボールが入った時にですね、特に左サイド、右サイドはそうでもなかったのですけど、福村(貴幸)の方が一枚剥がせる様な状況は出来ていたかなという気がしますね。そこにボールを回して…、ハーフタイムには指示を出したんですけど、そこからですね、やはりトップに入れるということ。トップに入れるというところで、正面ともう少し斜めに入れるということ。それは2トップがいますの、それから工藤(浩平)が上手く走っていたんですけど、そこを上手く使い切れなかったという部分。それは少し心残りというか、もうちょっと何とかなったかなという気がしました」

Q:久保(裕也)選手を入れて、並びを少し変えましたが、狙いは変わらない?
「変わらないですけど、最後久保を入れた時に、ヨコ(横谷)をFWから中盤に落としたんですけど、その時にそこで受けて振り向けて、次に久保と(駒井)善成という手は考えました。(工藤)浩平ですと、前を向いてボールを受けてという形ですけど、ヨコだったら、善成と久保の前で受けて、背中を向いていても一回まわって、そこからボールが出るかなと。そこから時間が出来て、安藤(淳)なり、福村なりの上がっていく時間ができるかなと、そこはポジションを変えました」

以上
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