●風間八宏監督(川崎F):
「日頃言っている通り、やはりこのハードな2ヶ月間、終盤ですので、走力を上げて戦わなければいけないということで、多少メンバーを代えて出しましたが、ひとつのミスでかなり厳しいゲームになった。ただし後半の選手たち、前半からもそうですが、自分たちでしっかり勝ち切ると、きょうは引き分けでしたが、そこの気持ちは失わなかった、あるいは考え方を失わなかった。もうすこし後半早い時間に点が入っていれば十分我々のゲームになったと思いますが、非常に苦しいゲームでした。ですけども、そこをちゃんと追いついたところは選手の頑張りを讃えたいと思います」
Q:今日のスタメンは選手のコンディション等を考えた時に、13番(大久保)14番(中村)を外したという意味だが、ギリギリの11人だったか。
「ギリギリの11人だけではなく戦術があります。こういう試合ですから後半から彼らを投入することも非常にチームにとっては大きなこと。またもちろん次の試合を考えれば、90分全部出すのはなかなか考えにくいこと。もうひとつは若手の起用、底上げ。3つの狙いはありましたが、その意味ではもし悪くても0−0で帰ってくれば、あるいは0−1で帰ってきてもベンチに十分経験のある選手がいますので、それと戦術を含めてこういう戦い方をしました」
Q:決勝トーナメント進出については。
「もちろん今日の試合は、内容よりも勝点をしっかり取らなければいけないということで、それはすごく選手たちのんかでも大きいこと、また我々にとってもすごくいまチームが自信を持ってサッカーをやっていますので、その意味では楽しみになる決勝トーナメントだと思います」
Q:前回の湘南戦も1−1の引き分け、先行されて追いつくパターンが多いように思うが
「一番は、この試合は自分たちが突破すればいいというところですから、その目的は達成したのでそれで十分です」
Q:小林悠選手が5月に入ってゴールを量産していますが、成長はどのあたりにあるのか。
「うちはすべての選手たちが伸びていると思います。その中で、いつも言ってる、安定してプレーできるようになること、もちろん悠の場合は彼独特の相手を動きで外すという武器がありますが、安定するというのはどういうことかといえば、悪い時でも必ずチャンスを生み出せる、あるいはその悪いレベルがどこにあるかということで、彼は調子が悪い時でもかなりハイレベルなところで止められるようになれてきたと思う。そのへんの考え方や自信がついてきたと思います」
以上
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