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【ヤマザキナビスコカップ 名古屋 vs 新潟】試合終了後の各選手コメント(13.05.22)

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●玉田圭司選手(名古屋)

Q:今日の試合を振り返って下さい。
「負けるよりは勝った方が良い試合でした。また2日挟んで試合が続きますし、もう少し余裕をもった戦い方ができれば良かったのですが、簡単にはいきませんでした」

Q:それでも久しぶりの勝利で気持ちも前向きになるのでは?
「もちろん、前向きにならなければいけません。自分自身もしばらくゴールを決められていませんでしたし、今日のゴールは大きいです。またすぐ次の試合がありますが、気持ちよくアウェイへ乗り込みたいと思います」

Q:ゴールシーンを振り返って下さい。
「3人でのカウンターからのゴールでしたが、イメージを共有できていました。自分自身もボールを受け取る前から、こうしようというイメージを持てていました。これは大切な事だと思っています」

●小川佳純選手(名古屋)

Q:公式戦7試合ぶりの勝利でしたが?
「勝てて良かったです。既にトーナメントへ進出する可能性の無い状況での試合でしたが、今の状況を考えると早く勝ちたい試合でした。勝利の意味はありますが、まだまだ課題もあります。中2日で週末にはリーグ戦がありますが、そこでもしっかりと戦い中断期に入りたいと思います。今日の試合は良い場面も悪い場面あり、楢さん(楢崎選手)に救われた場面も多くありましたが。今日は勝った事だけが収穫だと思っていますが、この結果を週末のセレッソ大阪戦へ繋げたいと思います」

●ダニエル選手(名古屋)
Q:グランパスへ移籍後、守備的MFでは初出場だったかと思いますが?
「みなさん忘れているかもしれませんが、昨年のリーグ戦、アウェイでの鹿島アントラーズ戦でもこのポジションで出場し、そして勝利しました(笑)。今日の結果はチームとしても個人としても良かったと思います。今日は勝利のためだけに全力でプレーしました」

Q:慣れないポジションで、何か意識したプレーはあったのでしょうか?
「自分達はしっかりとトレーニングで準備をしていますし、試合前に特別な意識はありませんでした。トレーニングの内容をそのまま出すだけだと思い、それに集中して戦っていました」

Q:ダニルソン選手と中盤でのコンビ、言葉の意味でもコミュニケーションが取りやすかったのでは?
「確かに少し言葉は違いますがお互いに通じますし、理解しやすい間です。それでも私はこれで5年間日本でプレーしていますし、日本人の選手とのコミュニケーションについても問題はありません」

●田中隼磨選手(名古屋)
Q:今日勝ったことは、チームにとってやはり大きいですか。
「そうですね、まだまだ良いとは言えないですけど、今は内容よりも結果がすごく大事なので。結果がついてこない今の状況では、内容をどうこう言っていられない。オレもいろいろ経験したけど、今は結果がすごく大事です」

Q:今日はケネディ選手が引いているようなイメージでしたが。
「あまり詳しい戦術が言えないですけど、ジョシュアが引いたところで、その裏に誰かが入っていくということは多少できていたので。もう少しそういうこと、ジョシュアが空けたスペースに選手が入れば、相手も嫌だと思うし。張っているだけではなく、そういうオプションもやっていければいいと思います」

Q:チームとして狙った意図だったんですね。
「細かいことは言えないけど、ひとつのオプションですね」

Q:今日は相手のミスも多かったですが、そこを考えればもっと圧倒できたかなと思いますか。
「いや、もちろんそうですけど、今は内容を言っている場合じゃないから。まずは結果を第一にやっていきたいです。勝ったのはデカいですよ。こういう雰囲気も忘れていたし。勝つ癖をつけていかないと。オレたちのメンバーは勝ち癖をもってやってきたから、こういう状況はなかなかなかったし。本当に、何度も言うけど今は内容よりも結果にこだわりたいから。それだけです。だから今日勝てたのはすごく大きい」

Q:何かが変わったような感触とか、雰囲気などはありましたか。
「久々の勝利で、勝つってことを思い出したし、この勝ちを続けないといけない。やっぱり勝った後のサポーター、ゴール裏の表情を見るし、勝った後はすごく良いし嬉しい。今までは負けた後に行くと申し訳ない気持ちでいっぱいだったから、こうやって勝ってゴール裏に行くことは、大事だと思いましたね」

Q:勝ったことで、中2日のリーグ戦にも弾みはつきましたか。
「今は俺たちのサッカーをすれば必ず結果はついてくると思っているから、あまり相手のことは頭にないです。勝っても負けても中2日で試合がくることは頭に入っていたけど、今日は今日の試合に集中していました。消化試合とか関係なしに、勝っても決勝トーナメントに行けるわけじゃないんだけど、そういう中でも俺たちは気持ちを見せたし、誰一人手を抜いている選手はいなかった。そういう姿を今のオレたちは見せないといけない。結果が出てない中では当たり前のこと」

●阿部翔平選手(名古屋)

Q:勝利で何かは変わりましたか?
「僕的にはないに近いです。内容も後半で得点がなかったし、そういう点ではまだまだ課題のあるゲームでしたし、暑さもあったのかもしれないけど、もうちょっと全体的に運動量を上げていかないと、最後の最後で踏ん張り切れないなっていう脆さが…。まあ失点はしませんでしたけど、そういうところも出ていたかと思います」

Q:相手の守備がそこまで強く来ない中で、今日の出来はどれぐらいなのでしょうか。
「いやあ、そんな良くはないですよね…。60点ぐらい? セットプレーもオウンゴールだし、それ以外の得点も1点だけだし、2−0で終われれば良かったけど、1失点はもう少し何とかなったかなと思うものだったし。ピンチはもっといっぱいあって、ナラさんが止めてくれたものだし。最後までそのペースが保てればよかったですけど、それもできなかったので」

Q:自分のところでビルドアップができたのは、良い時の形を思い出すことにはなりましたか?
「いやあ、どうですかね。今日は裏へのパスの意識づけができたのかなとは思います。積極的に裏に蹴っていたわけではないですけど、こうでもしないと厳しいというのをメッセージのように頭に残してくれたらと思って蹴ってはいたんですけど。それで向こうのディフェンスも前が空いたのかなとも思います。この形は今後も繰り返していきたいです」

Q:攻撃の形にひとつ楔が入れられたと。
「そうですね。僕らもそれをやられて、やられてきたので。ならば僕らも同じことをして、前から行ってセカンド拾ってというのを実践できればいいかなと思っていたので。特に、体力的に落ちてきた時間帯というのは、そういった形で全体的に上げて前からコンパクトにやるというのもいいのかなと思います」

Q:それでも、やっぱり勝つことは大事だなって感じましたか。
「大事っすよね。だけどもうちょっと安定したいっすね。それだけですね」

●楢崎正剛選手(名古屋)

Q:久々の勝利ですが、それ自体が収穫かと。
「まあ、勝たないとヤバいでしょ。勝ってよかったです」

Q:勝ったことで気持ちなり、雰囲気なり、変わった部分はありますか。
「いやあ、まあ次の試合の勝ちの方がほしいですけど、それにつながるように今日は戦ったつもりです」

Q:ダニエル選手がボランチで起用されましたが、何か他にも収穫はありましたか。
「その選手の良さを出そうとは思うけど、ぶっちゃけ狙いが見えにくいところがありました。守備を強くしたいというのはわかるんですけど、ボールを持つ時間も長い中で、逆に言えばそこで機能できたかどうか。わからないですね」

Q:2点差を逃げ切れた要因は?
「わからないです(笑)。負けた要因がわからなかった試合もあったし、やってることは変わらないつもりでいるんですけど、負けてしまう時もあれば、今日みたいに勝てる時もある」

Q:守備が課題になっていたわけですが、ご自身も忙しかった試合で、その点に関しては?
「ちゃんとできている試合で負けたりもするし、もう少しできたんじゃないかって試合で勝てたりもする。何とも言えないですけど、今日は結果がほしい試合でしたし、そういうことを考えたら泥臭くても勝ちたかったし。今日の守備面には改善点もあると思うんですけど、2点先に取れたことも大きくて、抑えたという結果は良かったと思いますけど」

Q:消化試合だったことで、伸び伸びできた部分も?
「いや、リラックスはないですよ。もう追い詰められた感しかないです(笑)。追い詰められたって感じも全員で共有しなければいけないし、そういう危機感をもってやらないといけないので。そういう雰囲気にはしたかったですけど」

Q:1点目を取った後、2点目を取った後、失点した後のチームの反応はどうでしたか。
「そら点を取れば勇気づくし、チームも元気になる。それをまずは活かすことと、点を取られてけっこうやっちゃった、っていう雰囲気が最近は出ていたけど、その失敗を繰り返さないようにはしていたので。点を取った後というよりは、取られた後の我慢は、ちょっと大事かなと思いましたけどね」

Q:2点目の後は守備として絶対に守り抜く、という感じになったんですか?
「ま、2点あれば何とか余裕がありますけど。点を取られてその余裕がなくなった後に、何とか頑張ったっていう。そのへんは良かったんじゃないですか?」

Q:少しは“重し”が取れましたか?
「取れないです(笑)。次、勝ちます」


●田中亜土夢選手(新潟)

Q:交代は負傷の影響が?
「いや、特になかったですよ」

Q:アクシデント的な失点で後手に回りました。
「チャンスも作れていたので、そこで決めないといけない試合だったし、勝てた試合だったと思います」

Q:内容では負けていなかったし、自分たちの試合だったのでは?
「そうですね、やっていて攻撃もできていましたし、そのフィニッシュのところで精度を欠いてしまったので。そこは課題というか」

Q:ボールを奪ってからの速い攻撃もできていましたし、そこで自分の惜しいシュートもありました。
「その形ができて、何回かチャンスもできていました。それが新潟らしいと思いますし、それをどんどん続けて、決めきることですね」

Q:しかし単純なミスがちょっと目立ちました…。
「まあ、マイボールの時にミスで奪われたことも多かったですし、そういうところも改善していかないといけませんね」

Q:勝敗が決勝トーナメント進出に影響しない試合でしたが、この結果については?
「やっぱり勝ちには行きましたし、次のリーグのためにも勝ちたかったです。ほんとに悔しいので、すぐに切り替えて、次のリーグ戦に生かしていけたらなと思います」

●黒川貴矢選手(新潟)

Q:今日の名古屋の攻撃の印象は?
「セットプレーと、ケネディ選手に当てて、そこに1.5列目の選手が絡んでくる。そしてコンビネーションで崩すという印象ですね」

Q:対応はできていたと思いますが、2失点。その結果については?
「僕たちもチャンスがあって、そこを楢崎選手にうまく止められたところもありました。失点の場面も前半開始早々でしたし、セットプレーはみんな気を付けていたところだったので、そこはもっと集中力を高めて、自分たちの状況を悪くしないようにしたかったですね。始まってすぐだったので。もっと徹底しなければいけませんでした」

Q:2失点目はプレッシャーがかけきれずにパスをつながれました。守備全体に関しては?
「そうですね、人をしっかり抑えるということはある程度できていたと思うんですけど、後ろから上がってくる選手、3人目の動きで出てくる選手にはけっこう後手後手だったので。自分のマークを見つつ、余裕があれば周囲のカバーだとか、そういうのもできたら失点も減ると思いますね」

Q:今日の勝敗についてはどのように捉えてますか?
「勝ちたかったのはあります。この前の試合でセンターバックの選手が二人ともケガしてしまって、今日は新しい選手も加わっていたので。勝って勢いをつけたかったのはあるし、次の川崎F戦は重要な試合になるので、中断前にしっかり、今日は負けちゃいましたけど、切り替えて、修正して、やっていきたいと思います」

●レオシルバ選手(新潟)

Q:今日は自分の持ち場もそうですが、チームもうま守れていたとは思いますが。
「僕自身も良かったかな、良い守備はできていたと思います。ゲーム全体としても良かった。名古屋が2回のチャンスを活用し、我々は1回しか活用できたなかった。その差だったのかなと思います」

Q:自分の得点も前に出ていく守備がうまく行ったからこそのものでした。
「そうですね、それは自分の特徴です。それをいかに合わせていくか、チームが何をしようとしているか。自分のそういう部分は必要とされていると思いますし、コンディションの続く限り、90分間ボールを奪うということを続けていきたいと思います。そしてボールを奪ってからの、ゴールを奪うようなプレーをどんどん続けていければと思います」

Q:気持ちの良いゴールだったのでは?
「とても気持ちがよかったです(笑)。アリガトウね」

Q:では勝てなかったことだけが悔しい部分ですね。
「そうですね。しかし今は負けたということは少し置いておいて、次の土曜日の試合のことを考えたいです。この試合は中断前の非常に重要な試合になってくるので、ここに向けて準備していきたい。足?大丈夫です」

Q:しかし得点の場面は、削られながらもボールをキープして、そのまま前線に上がっていったからこそ生まれた、気迫を感じるゴールでした。
「そういうスピリットこそが大事だと僕は考えています。そのスピリットを見せ続けて、チーム全体でも闘うということはできてきました。この闘うスピリットを次のリーグ戦でも見せていきたいと思います」

以上
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