●松本翔選手（愛媛）
「負けている状況だったので、いつ出てもいいように準備をしていた。いつもより集中して試合を見ることもできていた。負けている状況で入るだろうと思っていたので、やることは明確だった。PKも自分で取ったので、自分で蹴ることしか考えていなかった。自分が結果を出してチームの勝利につなげたかった。緊張はしたけれど、いいコースに蹴れば読まれても取られないと思っていたので、落ち着いて決められたと思う。２カ月間、なかなか試合に出る機会がなくて苦しかったし、自分の中に焦りもあった。期待されているのに試合に絡めていない悔しさもあったので、この１点が自分を変えるきっかけになるようにしていきたい。これからも変わらず、トレーニングを頑張りたい。神戸戦で自分のよさを出せれば、どのチームでもやれると思っていたし、次もいい相手（５／２６　Ｇ大阪戦＠ニンスタ）なので試合に出られるかわからないが、チームに貢献したい」

●三原向平選手（愛媛）
「J1にいたチームなので、前を向かせたりミスをするとフィニッシュに持っていかれる怖さを肌で感じた。今日のミスを次の試合で生かしたい。完敗だとは思っていないし、やれるところもあった。２点取れたし、やられても前に行く姿勢は出せた。次も楽しみな相手なので、引かずに戦いたい」

●小原章吾選手（愛媛）
「最後は負けているので、守ってもしょうがないと思い自分の判断で攻撃にも参加した。ボールを回せたところもあったけど、戦い方がまずかった。２失点目は申し訳なかったけど、１点返して１−２になって、盛り返せるところでカウンターから失点してしまった。いけいけになってしまい、前がかりになった。１−２の時間をもっと続けられれば相手も焦っただろうし、それだけに３点目で相手が楽になってしまった。そのリスクマネジメントが足りなかった」

●秋元陽太選手（愛媛）
「２点目、３点目を取られてしまったことが敗因になった。みんないけいけでカウンターから３点目を失い、１−２の状況でゲームを読む力が足りなかった。逆に神戸は１枚上だった。セットプレーでは体を当てたり、僕が前に出る判断の部分をトレーニングからやっていたが、結果的に４失点は責任を感じているし（何度も好セーブをしたことは）評価にならないと思っている。４失点を受け止め、次のＧ大阪戦ではゼロでいけるように臨みたい」

●加藤大選手（愛媛）
「首位が相手ということで、自分の中では今までで一番気持ちが入っていた。自分のポジションでは相手のプレッシャーは感じなかったので、前を向いて起点になろうと思った。前半に関しては自分の中で手ごたえを感じていた。（有田選手とは）昨日も話をしていたときに、気持ちが入っていると感じた。やられてしまったことは悔しい。次のＧ大阪戦では今日みたいにアグレッシブな守備から入ると自分のいいところが出せると思う。それを次も大事にしたい」

●有田光希選手（神戸）
「試合展開的に点が入りそうで入らない、嫌な展開だと感じていた。何かあると追いつかれると思っていたので、入ったときはゴールを狙った。毎試合ゴールは狙っているけど、今日はFWのコンビネーションで取ることもできた。（２点目は）自分が当ててから３人目で走り抜けてフリーになれた。選択肢があったので、来たボールに合わせようと思っていて、結果的にはゴールに流し込むだけだった。去年はここで１年プレーをしたけど、ゴールをした後のスタンドが違っていた（笑）。神戸では結果を出せず、それを変えたくて愛媛に来た。そして今日結果を出せたので、このグランドには何かあるのかなと思う。でもまだスタートだし、スタメンの選手には得点で及んでいない。チームへの貢献度もまだまだだと思うし、高めていきたいと思う。試合に入るまではバスの中でも懐かしいなと思ったけど、試合の時には特別な感情はなかった。去年は１年を通して点を取れたけど、神戸では与えられる時間が少ない。限られた中で結果を出せるかどうかだけど、今日は短い時間で２点取れたので、それは自信になる。（チームとしても）前節負けていたのですごく大事な試合だと思っていたし、J2優勝とJ1昇格を目指す上ではこれから落とせないと思っている。その中でどれだけチームに貢献できるかが大事。少しでもチームに貢献していきたい」

以上