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【J2日記】福岡:博多どんたく港祭り〜その2(13.05.13)

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(C)中倉一志

アビスパ福岡のホームゲーム運営をサポートするボランティアスタッフの面々。スタート前に記念撮影。

(C)中倉一志

参加したのは「明太子を作って良かった」でお馴染みの「ふくや」さんの「ふくやかわりみパレード隊。ふくやキャラクターの「かわりみ千兵衛さん」を先頭に、福岡の町を練り歩いた。

(C)中倉一志

元気いっぱいに踊るアビスパ福岡サッカースクールの生徒たち。

(C)中倉一志

スクール生を後方からサポートするのは、サポーター、ボランティアスタッフの面々。振付もばっちり。

(C)中倉一志

アビ―くんもパレードに参加。沿道の観客との交流を楽しんだ。

(C)中倉一志

ビビーズから参加のSAORI。ダンスチームRFCに所属しているだけあって、軽やかなダンスを披露した。

(C)中倉一志

こちらはビビーズのトッキー。トッキーもダンスチームRFCに所属。笑顔とダンスでパレードを引っ張った。

(C)中倉一志

必死の想い(汗)で踊る大塚唯史代表取締役社長。アビスパ福岡が地元のクラブチームであることを体でアピール。

選手とアビスパ福岡サッカースクールの生徒たちが参加した「博多どんたく港祭り」の様子は既に紹介済みだが、同じく4日、ボランティアスタッフ、サポーター、アビスパサッカースクール生、ビビーズ、クラブ職員も、「明太子を作って良かった」のキャッチフレーズでお馴染みの、株式会社ふくやの「ふくやかわりみパレード隊」の一員として「博多どんたく港祭り」に参加。「博多から日本全国に元気と笑顔を届けよう」という想いでどんたくに参加する「ふくや」の職員と、一般参加の隊員とともに、福博(福岡、博多の意)の町から笑顔と元気を発信した。

「ふくやかわりみパレード隊」はダンスパレード。隊員はパレード中に流れる「かわりみ千兵衛さん」のテーマソングに合わせて踊りながら福博の町を練り歩く。その踊りはシンプルなようで、意外と複雑。テーマソングのサビの部分では飛んだり、跳ねたり、声を上げたりと、結構ハードだ。パレードの待機場所である冷泉公園では、踊りの先生とともに、振付と元気を出すポイントを再確認。細かな部分をチェックする。大切なポイントは、アビスパ福岡として参加する約60名(スクール生20名、ボランティアスタッフ20名、ファン・サポーター20名、他クラブ職員)が息を合わせて元気に踊ることだ。

実は、この日に合わせて、パレードの参加者に「ふくや」が振付DVDを用意。そのDVDを使って、スクール生で集まって練習をし、自宅で個人練習をし、あるいはホームゲーム終了後に、ボランティアスタッフ、ファン・サポーターとともに合同練習をしたりと、日々、特訓を重ねてきた。そのせいか、パレード前の再確認では子どもたちをはじめ、みんな余裕の表情。そして出番を知らせる合図とともに福博の町へと繰り出した。

音楽に合わせて、みんな軽快に踊っていく。先生からポイントだと言われたところでは、大きな声を出し、大きくジャンプし、元気と笑顔をアピールする。先頭を歩くのは大塚唯史代表取締役社長とビビーズのSAORIとトッキー。それにスクール生とホームタウンコーチが続く。そして後方からは、ファン・サポーターとボランティアスタッフの面々がパレードをサポートする。練習とは違って歩きながら踊るのは、結構しんどい。たった1.2キロの道のりが、とても長く感じる。けれど笑顔は絶やさない。やがて天神のゴールが見えてくる。そして、最後まで踊り切って全員でゴール。みんな、満面の笑みを浮かべていた。

かくいう私も、踊りこそはしなかったが写真撮影のためにパレードの中に混じって一緒に行進。今まで私にとっての「博多どんたく港祭り」は外から見るものだったが、中に入ってみて、「博多どんたく港祭り」の神髄は参加することにあるということを改めて実感した。ただ歩くだけと言ってしまえばそれだけだが、とにかく楽しい。とにかくテンションが上がる。また参加したい。取材が終わった瞬間に、正直にそう感じた。そして、今年は、アビスパ関係者はふたつのグループに分かれ、「西日本新聞グループどんたく隊」「ふくやかわりみパレード隊」の一員として参加するという形だったが、いずれは「アビスパ福岡どんたく隊」として参加してみたいと強く思った。

実は、パレード前にクラブ関係者が私にかけてきた言葉が強く印象に残っている。それは「スクール生とボランティアが一緒になることは珍しいこと。是非、写真に収めてください」という言葉。普段は、クラブ、チーム、ファン・サポーターという関係からアビスパ福岡を見ることが多いが、アビスパ福岡は、それだけで成り立っているのではない。アビスパ福岡に関わり、あるいは様々な形でクラブを支えている人たちは、私たちが思っている以上に大勢いる。その人たちが一堂に会し、互いに理解し合い、互いにサポートし合う中で、クラブの結束力は、より強固な物になり、福岡県民・市民と積極的に触れ合うことで、その存在は、より大きな意義を持つことになる。今年の「博多どんたく港祭り」への参加が、その第一歩になることを願いながら、どんたく会場を後にした。

2013.05.13 Reported by 中倉一志
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