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【J1:第9節 甲府 vs 磐田】城福浩監督(甲府)記者会見コメント(13.05.03)

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●城福浩監督(甲府):
「今週磐田を分析してきたが、すればするほど“サイドからの攻撃はある”、“ポストプレーができる選手もいる”、“中でボールを持てる選手の力もある”、“持っていないときの選手の動きもある”と本当に武器の多いチームだなぁと思った。チャンスの数はJリーグの中でトップクラスであろうチーム。今の上位のチームよりも多くのチャンスを作っている。難しいゲームになるだろうと思っていた。チーム全体としては磐田の攻撃の良さを出させない準備をしてきた。その中で我々の良さをどう出していくかでは、守備はおおむね選手はやってくれた。守備のハードワークの共通認識を持ちながら守備をする上で、ボールを保持し、保持する中でスペースに持っていく場面をもっと作らないと、少しGKに助けられる場面がないと勝点3が取れないというゲームになってしまう。今日は2−0で終わらないといけないゲーム。攻撃の保持のところと失点のところは反省したい」

Q:前半から柏選手が左サイドの裏を突いたのは狙い通りの攻撃なのか
「相手の3−4−3というべきか3−6−1というべきか、中盤の厚みを持たせた攻撃の中で、どのスペースが攻め所なのか、どこでボールを落ち着かせていくのかなど攻撃においての共通認識が多少は出たシーンだと思う」

Q:4月から勝点を重ねてきているが、監督の中で一つひとつ問題をクリアしながら成長している実感は?
「結果として勝てればいいが、去年から勝っても負けても次の試合の方が強いチームになるという思いでやってきた。だからこそ練習が大事で、悔いのない練習を積み重ねてきた。勝点を取れることは選手が小さな成功体験を得られること。ただ、GKのファインセーブが2つ、3つあったよね、というゲームで勝点3を取って両手を挙げて喜ぶようでは、いつ勝ち数が逆転するか分からない、という意味ではまだ課題は満載」

Q:GK河田が出て6戦負けなし、彼の評価は?
「選手の個人的な評価はこの場ではやらないようにしています。もちろん彼の良さがあって、それをピッチで示しているからピッチに立つことができている。ただ、外から見てファインセーブに見えても、身体を寄せてシュートコースを限定してGKが判断しやすいようにディフェンダーがやっているから。1人で防いでいるのではない。同じ意味でたとえ、失点してもGKだけの問題ではない」

Q:守備はおおむねやれたと言うことだが、精度の高い磐田のクロスを得点に繋げさせなかった理由は?
「またアウェイで対戦するので詳しくは言えないが、Jリーグナンバーワンの右でも左でも素晴らしいボールを蹴ることができる駒野選手がいて、磐田の大きな武器になっている。彼に如何に自由に蹴らせないか、クロスを入れられたときに中がそういう意識で守るところはかなり意思統一して入ることができた」

Q:FWの2枚も中盤のワイドもいい守備をしていたが、FWへの守備の意識付けはどうやっているのか
「自分たちは予算規模の状況から言っても来シーズンもこのステージでやっていかないといけない。使命感を持っている。誤解を恐れずに言うと、このクラブに入って来た選手は多かれ少なかれリバウンドメンタリティを持っています。彼らの心の火を常に消すことがないように練習から大事にして、全員で高い競争意識を持ったなかで選ばれる11人、18人。環境面のことなどを嘆く前に、日本一のトレーニングをしたい。誰が評価するわけではないが、そういう自負を持ってやっています」

以上
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