●マリヤンプシュニク監督(福岡):
「みなさん、こんにちは。私は選手たちを非常に誇りに思っています。前節のホーム・松本戦では運がないところもありましたが、最近の5試合で、我々がいいサッカーをしていたという事実に変わりはなく、そして、今日は首位を走る神戸という、いいチームに対して素晴らしいパフォーマンスを発揮し、素晴らしいゲームをしてくれました。お互いにとっても、いい試合ではなかったかと思っています。素早い展開、豊富な運動量、そして、サイドから決定機を多く作りだしました。そして、決められてもおかしくないような場面で、水谷が2度もビッグセーブをしてくれました。ですから、観客の皆さんは、サッカーファンとして試合を楽しめたのではないかと思っています。これからも、同じようなパフォーマンスを続けていって、もっと多くの皆さんにスタジアムに足を運んでもらいたいと思っています。そして、我々のサポーターは素晴らしいサポーターです。サポーターの皆さんがポジティブなエネルギーを与えてくれました」
Q:今日は三島選手を先発で起用しましたが、彼のどのようなところに期待されていたのでしょうか?
「彼がいい選手だからです。三島に限らず、FWでは、金森、石津、城後、牛之濱、オズマールらが、練習で素晴らしいプレーをしています。ですから、彼らにチャンスを与えていきたいという思いから三島を使いました。今日のように首位を走るチームとの対戦に先発出場したというのは、彼にとっては素晴らしいことだったと思いますし、彼のパフォーマンスも悪くはありませんでした」
Q:神戸は得点率の高いチームですが、その神戸を、ピンチがありながらも0に抑えたことについては、どのようにお考えでしょうか?
「神戸の選手は、1人、1人の個の能力は我々よりも高いです。外国籍選手に関しても、素晴らしい能力を持っています。ほかの選手もJ1を経験した素晴らしい選手たちがそろっています。我々のクラブでは、このような選手を買い取ることはできません。けれど、今までの実績や経験というものはピッチの上では関係がありません。ピッチの上を走りまわって戦うことが、何よりも重要なのです。そして我々は、とてもアグレッシブに戦いました。もちろん、その中でもミスは起こりえるのですが、それがサッカーです。誰もミスをしなければ、サッカーは、いつも0−0で終わってしまうでしょう。今日、我々はいい守備をしたと思っています。神戸に何回かチャンスを与えましたが、我々もチャンスは作りました」
Q:今後リーグ戦を戦っていく上で勝点3が必要になると思いますが、上積みするという意味で、これから、どのようなことが必要でしょうか?
「得点をすることです。金森が18歳、三島も18歳、そして石津は23歳。彼らは若いプレーヤーです。このような重要な試合で、いいチャンスを得て、いいプレーをした場面もありましたが、得点をするということに関しては、もう少し経験が必要だったのかも知れません。決して、彼らのパフォーマンスが悪いとは思っていません。しかも、これまでの練習の中で、彼らはいい仕事をしてきたので、彼らに対するチャンスは、与えられるべくして与えられたものだと思っています。けれど、もっと、もっと、ハードワークをしてもらいたいと思っていますし、もっと、もっと、走ってもらいたいです。その中で、走りの質を上げていってほしいと思っています」
Q:思ったような勝点ではないと思いますが、試合を重ねるごとに内容が良くなっていく印象があります。その辺り、監督はどのようなイメージを持っていらっしゃいますか?
「ありがとうございます。私も同意見です。私は選手から常に学び取っていますし、選手たちも私から、いろいろと学び取っています。まだ、相互理解という意味では、お互いの間にギャップがあるかも知れませんが、それは当たり前のことです。私は新しい監督として福岡へやってきて、さらにチームには7〜8人の新加入の選手がやってきました。ですから、今すぐということではなく、半年ほどすれば、我々がどのように向上しているのかが分かってもらえると思っています。現時点で意見を言えば、今の状況に私は満足しています。我々は、お互いの距離を縮めあって、お互いのやり方を把握しはじめています。そして、私はチームの中の1人として、みんなと一体感を持ってチームワークを形成していきたいと思っています。最初の頃は、いい練習をしていても試合に出られなかったり、戦術上の理由で交代させられることがあって、不満に感じていた選手もいるかも知れませんが、みんなチームのやり方を段々と理解してきてくれて、仕事をする上で、お互いに良い関係が築けていると感じています。トレーニングにはポジティブなエネルギーが溢れていますし、クラブの中にもポジティブな空気を感じることができます。1日、1日、良くなってきています。ですから、私は、それに対して満足しています」
以上
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