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【J2:第12節 栃木 vs 岡山】松田浩監督(栃木)記者会見コメント(13.05.03)

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●松田浩監督(栃木):

「『土の付いていない岡山をわれわれが倒そうよ』ということで始まった一戦だった。対岡山でやろうとしていたことを選手は我慢強く、粘り強く、集中してやってくれた。岡山という敵だけじゃなくて、自分たち自身にも勝って、結果を出してくれた」

Q:対岡山としてやろうとしたことは?
「それはあまりここで言うべきことではないが、[3-4-3]という最近流行っているシステム、浦和や広島などJ1のクラブもやっているシステムの意図、なぜそれをやっているかを考えて、相手の土俵に乗らずに戦うことで、対策を練ってきた。それをよくやってくれたと思う」

Q:後半に流れが良くなったが、ハーフタイムの具体的な指示は?
「前半は0-0だったら良いと思っていた。もちろん点が取れれば一番良いが、前半は相手もフレッシュなので、ちょっと疲れさせるようなことでもいいのではないかということ。0-0で行ければ後半に勝負をかけられると思っていた。サイドチェンジを繰り返したり、しっかりビルドアップして、動かしてから攻めるところをしっかりやってくれたし、指示もした。裏への働きかけが後半はよくできたし、ボールの取りどころも良かったと思う」

Q:チーム得点王のサビアを温存して功を奏しているが、狙いは?
「(サビアは)決してコンディションが良いわけではないし、いまは90分持たない状況でもある。そこが戻ってくればどう使うかは分からない。戻りつつあるので、次節の先発もあり得る。それでもこれまでいろいろと戦ってきた中で、サブが勝負を決めるチームは一番ややこしい、やりにくいチーム。先発の11人でガッチリ組んで、緩んだり、疲労したりがサッカーの試合ではある。そこでフレッシュな選手が出てくるというのは、どのチームでも嫌なこと。それくらいの仕事はしてくれるので、そういう使い方をしている」

Q:三都主についても同様?
「そう。彼も質を持っているので、今日も良いクロスを上げて、アシストの一つ前のプレーで得点に貢献してくれた。そういうところはああいう時間帯だと生きるのではないか。前節は相手が一人少なくなったところで生きたところはあるが」

Q:守備についての評価は?
「前節に比べたら非常にカチッとしていた。チャンスをあまり与えずにいた。それでも前半のある時間帯とか、後半でも何回かカウンターをしかけられたときに入ることだってある。こちらとしてはプランどおりの試合ができて、チャンスも多い、主導権を握った試合をしても、0-1で負ける試合はある。今日もその可能性がないわけではなかった。だからサッカーはものすごく微妙なところでバランスを取りながら、注意深くやらなきゃいけないスポーツだなとしみじみ思う。(シーズンの)序盤戦では攻撃的になり過ぎて、先制されて、難しい試合にしてしまう、ということが多かった。相手の土俵でやってしまった。力づくで、というところがあった。今日は1点取られるかもしれなかったが、その確率の低い、本当に良い守備をみんながよくやってくれた」

以上
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