●ペトロヴィッチ監督：
「明日のゲームはグループステージの最終節になります。ＡＣＬはアジアで最高峰の戦いだ。ムアントンは残念ながらグループステージでの敗退が決まっているが、非常に質の高いすばらしいチームだと思っている。相手はプレッシャーのない中での戦いになるが、そういった戦いというのは得てして何もかかっていないチームが勝利するということがよくある。反対に、我々は明日のゲームに勝利すること、そしてもう１試合、広州vs全北の結果次第になる。ただ、我々に求められているのは勝利のみ。それがグループステージを突破するための唯一の大切な条件になる。非常に難しいゲームになると思うけど、我々のチームは強い気持ちを持って戦うことができると思います」

Ｑ：タイの暑さは影響すると考えていますか？
「タイの気候が我々にとって問題になるかどうかは試合後に話しましょう。我々が敗戦すれば、それはよい言い訳の一つになるかもしれません(笑)」

Ｑ：ＪリーグとＡＣＬを並行して戦っているが、どちらが大切と考えていますか？
「ＪリーグとＡＣＬを並行して戦うのは非常に難しい。アジアでの戦いは移動も多く、気候も違う。ただ、我々はどの試合でも勝利したいと考えているし、Ｊリーグであってもアジアの戦いであっても同じように大切に考えています」

●阿部勇樹選手：
Ｑ：勝つしかないというプレッシャーのある戦いになりますがいかがですか？
「ムアントンはホームで"やってやろう"と思っているチームだと思うけど、僕らも勝たなければ先への道が閉ざされてしまう状況です。他会場次第ではあるが、チーム一丸となって結果を出せるように頑張っていきたいと思います」

Ｑ：阿部選手は2007年にＡＣＬ優勝を経験していますが、ここ５、６年のアジアのレベルの変化を感じるところはありますか？
「今季はそれほど多くのクラブと対戦しているわけではないので、はっきりとは言えませんが、ここ最近なかなかＪリーグのクラブがアジアで結果を出せていないということを考えれば、年々レベルは高くなっているのだろうと思っています」

以上