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【J2:第6節 松本 vs 神戸】反町康治監督(松本)記者会見コメント(13.03.31)

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●反町康治監督(松本):

「安達は非常に潔い采配をしたと思います。そういう意味では、これで2試合続けて逆転かな。力がありますよね。うちは2年目に入って、周りがヨイショして、あたかも上手くなったように思っている選手もいる。あるいは試合に出ることで満足しちゃっている選手もいる。今日の敢闘賞は(飯尾)和也ですよ。一生懸命トレーニングした選手を評価しないと可哀相ですよ。

まあ、ここは愚痴を言う場所じゃないので、こういうグラウンドでボールのコントロールと判断とかパススピードとか。サッカーの勝負はスピードなんですよ。それはあと10年しても追いつかないなと思います、正直。神戸も徐々に強くなってきて、残念ながらJ2に落ちたことでしっかり顔を洗ってやった成果だと思います。我々も『残念だった』で終わってしまうのか、これで顔を洗うのか分かりませんが、僕はしっかり顔を洗わせたいですよね。そうしない限り成長曲線は上がらないですよ。私的には今日は出来る限りの努力はしてきたつもりです。報われなかったのは非常に悔しいですし、申し訳ないと思っています。それは私のピュアな気持ちです。ここのところ、チームがどうも隙だらけになっている感じはしますね。隙というのは上手い下手は関係ないのでね、そこは改善していかないといけないと感じています。安達は我々のことを褒めていましたけど、僕も勝てば褒めると思います。褒めてもらわなくても結構です。まだまだ褒めてもらえるようなチームではないですし、まだまだ経験不足だと感じました。反省だらけです。自戒の念になってしまって、どうやって締めくくろうか考えています。質問に行きましょうか。挙手してください」

Q:前節からスタメンを2人入れ替えましたがその意図と、喜山選手のアクシデントについては?
「ゲームプランはどこの監督さんも立てると思うんですが、喜山の怪我は正直痛かったですね。飯尾和はずっと練習試合でも安定した力を出していましたし、チームのなかで新鮮味というか、特に後半15分から30分までの間に、ここまで7失点中4失点がその時間帯なんですよね。和也に個人的に話はしましたけど、そこをしっかり乗り越える力がないといけない。その時間帯に隙を見せているのが我々の今の力です。あんまりここを書くと次の哲が笑うかも知れないですけどね。そういう意味で彼は90分間通して、最後までしっかりやったと思います。ゲームフィーリングも良かったですしね。

パクはあれくらいのことは出来ます。真ん中でも色々なことが出来るので。ここのところ途中から入ってやっていましたけど、力を発揮することは出来ましたからね。あとは戦略的な問題ですね。やはり我々にとって神戸は雲の上のような存在ですから、どう対処してどう積極的にやっていけるかが今日の大きなプランだったので、勝てる可能性、適材適所を模索して、パクというピースが有効だったかなと。ただ途中からマジーニョと小川のポジションを替えてきたので、それはさすが安達だなと思いましたね」

Q:負傷の喜山選手に替え、小松選手と弦巻選手の2つの選択肢があったと思います。
「弦巻は今週一週間、練習では良かったので。良い選手を使うのは当たり前ですからね。なかなか難しいポジションですが、去年もやっているからね。ただ、攻撃のアクションをするに当たっては少しエネルギーがなかったですね。ビハインドになったら、もっとエネルギッシュな選手を使わざるを得ないですから、楠瀬もパクも疲れていましたが、パクはセットプレーのキッカーとして大きな武器があるので、そう考えるとそれを切らざるを得なかったということでしょうね」

Q:神戸のような格上のチームに一般論として勝つためには?
「まず、中東のお金持ちを見つけることですね。そんなことを言うと監督の夢がなくなっちゃうからつまらないですけどね。ただ、そういうこともサッカーの一部ですから。僕がここで偉そうなことは言えないです。我々は自分の持っている力を120%出して、初めて21番目から20番目になるんですからね。皆さんやっと勘違いしない文章を書くようになりますよ。僕は21番目のスタートと言っていますが、皆さんは浮かれているのかもしれないけれど、自分たちの足元を見ていない部分もありますよ。練習時間も場所がないから出来ない状況で頑張っているつもりですが、神戸の練習場は2面か3面ありますよ。クラブハウスもあって。そうなってからですよ」

Q:ハーフタイムの指示に『プラン通りにいこう』とあったのですが、プランとは?
「前半はポジショニングは良かったですが、一つの誤算としては相馬が交替したことですね。大屋が入ってゲームが安定してしまいました。だから攻撃のプランは少し変えないといけなかった。ディフェンスではポポとマジーニョがフリープレーヤーですから、攻撃しながらもリスク管理をしないといけないですし、ボールを持って前を向かせる時間を少なくするのは、我々の21番目という話の延長になりますけど、力量からするとやるのは当たり前であって。そうしなければ群馬みたいに4点くらいぶちこまれますよ。それを前提としてやってきたので、それは後半も進めないといけない。
そういう意味では前半は悪くなかったですよ、喜山が怪我するまでは。交替選手を入れても同じような戦いを続けようと再確認しただけです。ハーフタイムに言うことは殆どないですよ」

Q:常々一番強いと仰っていた神戸相手に先制。勝てそうなチャンスもあったところでチームの前進もあったのでは?
「雲の上の存在って言っていましたからね。自分たちの立ち位置を教えてもらったという意味では感謝しています。2年目になって、皆少しまったりしているというか、何もしなくてレギュラーだ、みたいな感じのところに、真正面からパンチを喰らったみたいなところはありますからね。まだまだ力足らずということを教えてもらったのと同時に、ゲームをやっている本人たちがスピードの差とかを感じたと思うんですよ。後はどうするか自分たちで判断しないといけない。手助けするのは監督やコーチの仕事ですが、『いや、凄かった』で終わってしまうのではなく、何が凄かったのをしっかり分析してやらないといけないと思います」

Q:この結果を受けて、次はアウェイで神戸と対戦するわけですが、何とかしたいというヒントは得られましたか?
「何とかしたいですよ。まあ、その時に僕がこのチームの監督をやっていればね(苦笑)」

以上
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