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【J2:第6節 山形 vs 横浜FC】奥野僚右監督(山形)記者会見コメント(13.03.31)

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●奥野僚右監督(山形):

「今日はホームゲームでしたけれども、またこのような天気の中、足を運んでいただきましてありがとうございます。熱いサポーターの声援と皆さんのご努力で試合ができる。朝起きた時、ヒヤヒヤしていたわけですけれども、それ以上に選手たちが熱いプレーをして、結果として勝点3を奪えた。そしてシュート数でも上回ったし、ゴール数でも上回った。そこが非常に良かったと思います。

立ち上がりから選手の積極性とセカンドボールの意識であったり、このピッチ条件の中、本当にチャレンジしてくれた。そういったところから得点が生まれて、前半で大きなリードを得ることができました。しかしながら、彼らがやってくれた事というのは、前半8分に得点をし、2得点目は24分、3点目が31分というわけですけれども、1点で止めることなく、さらにもう1点、もう1点と得点を目指す姿勢を打ち出してくれたと。そしてハーフタイムを挟んで相手が攻勢に出てくるだろうと予測していたところ、それでも後半の立ち上がりからみんなが前へと、もう1点という意欲を持って取り組んでくれた。そこが非常に良かった点だと思っております。多少、相手のシステム変更などでこちらが戸惑う部分がありましたけれども、対応することができた。残念ながらそういった中で、相手に61分に得点を奪われたわけですけれども、そこで4-1のところから、そのまままた相手のペースになるかなと思っていたところ、徐々に自分たちがしっかり守ったところからチャンスをうかがうと。チャンスをうかがうシーンが数多くあって、そのなかでも多少、最後のところの精度が足りなかったり、もう少しのところでしたけれども、また数多くチャンスをつくって、87分にもう1ゴール挙げれた。もう本当にそこが全てだと思います。

最後まで目指すべきは攻撃的姿勢を貫く、その姿勢と態度に、選手たちに敬意を表したい。常日頃から、試合に出ている選手、出ていない選手かかわらず、そういった取り組みをしてくれています。そのグループ全体の取り組みが11人のピッチでの表現、今日は交代もありましたけれども、交代選手を含めた表現につながった。とても良かったと思います。ただし、システムが変わった時の対応というのを、僕自身も含めてみんなでまた取り組んでいって、より柔軟性高くどんな試合でも対応し、自分たちがずっとペースを握れるようなゲームに持っていけるように努力してまいりたいと思います。今日はありがとうございました」

Q:今日は降雪で悪天候でしたが、チーム全体でどのような対応を心掛けましたか?
「その点に関しましては、はっきりしたプレーをしようと。それと同時に、セカンドボールとセカンドアクションというところを言いました。というのも当然、スリッピーなグラウンドですから、シャーベット状に雪が浮いたりしていた場合は必ずどんな用具を用いても転びますから、転んだあとの対応が大事であって、あとセカンドボールの対応。全てそこになってくるんじゃないかという話はしました。と同時に、今日は気温が非常に低かったですね。手許の資料を見ると1.4度ということで、前半立ち上がりから、相手の体が動かないうちに攻撃してほしいということを伝えました」

Q:前半の守備で、コースを限定して奪うところができていたと思いますが、そのへんはキャンプの成果というところもあるのでしょうか?
「もう常日頃にそういった取り組みをしてきたなかで、キャンプから継続して今週も取り組んでいます。少しずつ質というものは高まりがあるなと感じています」

Q:試合終盤、ディフェンスラインに対してかなり大きな声を出していましたが、どんな指示でしたか?
「一生懸命声を出していたんですけれども(笑)、相手がリスクをかけて攻撃してきているからといって、こちらまで同じようにリスクを背負う必要はない。そういった部分でマークを間に置いてしまったり、人数に少し余裕がなかったりしたものですから、そういったところを、イケイケというような形になるんじゃなく、しっかりとしたリスク管理をしながらまた追加点を狙えるようにと、結局叫んでました」

Q:そうすると、今後は中での判断力も求めていく、選手個々で判断できるといいなということですか?
「もう当然それはできるわけですけれども、できるなかで、相手がガラッと大きく形を変えたときにどういった対応ができるかというのを全員で取り組んでいきたいと思っています」

Q:前半からプレスが効いて寄せもできていましたが、攻守のバランスの部分も含めて、守備でもチームとしてめざすべき形ができたかというところはどうですか?
「ボールを奪う形というのが、本当に意思統一された中で全員で奪えるような形になってきたと思います。ですから、そこで迷うことなく、非常に自然な形で行ってくれる。当然、強いられることというのは、全員攻撃・全員守備なわけですけれども、それが誰一人となくボールを中心とした攻撃であったり守備というものを表現してくれている。そういうふうに思っています」

Q:3月勝ち越しとなりました。改めて3月の戦いを振り返って、チームとして得られた部分はどんなところですか?
「一つ一つの試合を精一杯戦ってきた結果が今日のゲームであると思います。今日もこのゲームに今週1週間ずっとみんなで集中して取り組んできたわけですけれども、それが勝利に結びつけられた。一戦一戦が勝利に結びつけられるように努力して選手ともどもやっているわけですけれども、それが一つ、区切るとするならば、いい形でつくってこれてるなと思います。ですから、今は区切りでおっしゃられましたけれども、区切りじゃなく、また次の1ゲームに向かって全力で取り組んでいきたいと思っております」

Q:攻撃面では今季最多の5得点、特に全員得点者が違うなかでフォワードも中盤も決めたし、セットプレーからも得点しましたが、どこからでも点が取れる手ごたえはいかがですか?
「結局は選手たちの連係であったり、連動した動きも含めて、イマジネーションも含めて、みんな結びついてきたなという印象はあります。それがどんどんトレーニングを積み重ねていって、またそれに従ってタイミングも動き方もコースも、全てが合ってきたなと。そういうところで多くのチャンスを作って、結果としてゴールに結びつけるシーンが増えてきた。以前も話しましたけれども、後ろからの少し少しのズレ、守備からの少し少しのズレ、パスのコースで合ったり、角度であったり、タイミングの少しのズレというものが最後のシュートの精度を欠いてしまうことになりますが、そういう部分がどんどんいい方向へ向かっている。ですから、そういうものをもっと質を高めてやっていきたい、継続してやっていきたいと思います」

Q:萬代選手の動きを振り返っていただけますか?
「萬代選手は本当に攻撃でも守備でも貢献してくれていると思います。今日振り返ったなかでも、当然フォワードですからゴールを求められるのはもちろんのことですけれども、ゴールプラス、つくりの部分であったり、高さの部分であったり、守備の最初の守備者として非常にいい働きをしてくれていると思っています」

以上
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