●松田浩監督（栃木）：
「ダービーということで、サポーターの皆さんのためにということをプラスアルファとして意識せざるを得ない試合だった。そこで勝つことができてホッとしていると同時に、一緒に戦っていただいた皆さんのおかげだと思う」

Ｑ：2得点の近藤について
「力のある選手だということはわかっていたので、そのうち取るとは思っていた。チャンスをモノにしてくれる選手がいることはありがたい。これで本人も乗っていけるのでは」

Ｑ：榎本のけがの具合は？
「アゴのところを切ったことまでは確認している。詳しくはまだわからない」

Ｑ：近藤は得点以外でも活躍があったが？
「守備でも取り返す場面がよく見られた。実際に取るところまで行くのは気持ちが乗っているということ。点を取ったことが、いろいろなところに波及効果をもたらした。精神的にすごく良い状態だと点も取れるし、守備もうまくいく。うまくいかないときは点も取れないし、守備も後追いになる。それが人間だと思う。今日は彼の日だった」

Ｑ：ハットトリックも狙えたが？
「それはあったが、今週は打撲で練習を休んだりしていた。そこの痛みや体力的な問題で、ある程度のところで代えなければいけなかった。あれでも少し伸ばしたほう」

Ｑ：クリスティアーノがシンプルなプレーで貢献していたが？
「前節や前々節からの改善点。学習能力が高いし、チームに貢献するプレー、効果的なプレーをしっかり選んでくれている。そして大事なところでパワーを使う。1点目のシュートは素晴らしかったし、半分はクリスティアーノの得点だと思う。そういう貢献の仕方もわかってくれて、よくやってくれたと思う」

Ｑ：今までは内容が結果に結び付かなかったが、流れが良くなったのでは？
「頑張っていれば報われる。クリスティアーノのシュートが（近藤）祐介のところに転がるかはわからないし、そういうところは前節のサビアのゴールから少し風向きが変わってきていると感じた。ただ次節はどうなるか全然わからないし、ハードワークを続ける以外に何もない。力の及ばないことは別にして、できることを一生懸命やるだけ。そうすれば微笑んでくれるところもあるかもしれないが、そこはアテにせず頑張っていきたい」

以上