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【J2:第3節 富山 vs 愛媛】安間貴義監督(富山)記者会見コメント(13.03.17)

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●安間貴義監督(富山):
「今シーズンの(ホーム)開幕戦に5000人を超える方が来場して後押ししてくださり、力になりました。ありがとうございます。今後とも努力して参りますので、友人知人を誘ってまた足を運んでください。
第1、2節とも良い内容の試合ができていた。そのままを県民のみなさんに見せようと意気込んでいたが、前半30分は慎重になり過ぎていて相手の背後を突くような攻撃がなかった。硬くなっているのかなと思った。ハーフタイムに修正し、狙いややるべきことを整理した。攻守の切り替え、失ったあと奪い返しに行くといった自分たちができることをやり、そしてさらに付け加えた結果、1−0で勝点を取ることができた。バイタルエリアやアタッキングサードでの課題はあるが、チャンスを増やし、次はシュートの数を増やし、分母を増やすことで得点を取れるようにしたい。右肩上がりで、シーズンを終えた時にチームが成長していればよいと思う」

Q:地元初戦を勝利で飾った率直な感想を。
「(Jリーグ入会後は)ホーム開幕戦で勝っていないことは周囲から言われていて、なんとか勝ってやろうと思っていた。選手に慎重さや硬さがみられてどうしようかと考えながらだったが、選手がそれを振り払ってくれて勝点3が取れた。またひとつ進歩できたことがうれしい。そして、多くの来場者の前で勝点3が取れたことがうれしい。
これまではゲームへの入りが悪いと、そのままというケースが多かった。また相手の反撃に遭って同点、逆転されたりすることも多かった。しっかりとやるべきことを整理してプレーし、勝点3を取ってゲームを終われることが何よりも進歩の証しだと思う」

Q:ハーフタイムにはどんな指示をしたのか。
「自分たちが今までやってきたこと、どこを狙いとしてゲームを進めるかということを白板で示しながら整理した」

Q:今季目指しているパスサッカーはできたか。
「やり過ぎてミスが出ている部分もあり、できている部分もある。最後のクロスまではつなげている。シュートで終わるのが課題だが、チャンスの回数は増えており、まだ足りないが十分に進歩している」

Q:観客の喜ぶ表情をみてどう思った?
「プロスポーツは感情を与えるもの。あのような表情をみたくてやっている。良い感情をもって帰っていただくことができて満足している。そういう時に限って中2日で次のゲームがあり、余韻に浸る時間がない(笑)。今晩から次への準備をする」

Q:今季初先発・初出場の森選手のプレーをどう評価しているか?
「キャンプでは彼をあの場所(中盤の底)に据えてゲームをつくってきた。インフルエンザで出場できなくなったが、その後しっかり練習していたので今日のようにプレーできる。後ろの3枚からボールを受け、前の3人にもしっかり指示を出していた。仕事をこなしてくれた」

Q:得点の場面をどうみたか。あきらめない姿勢が実ったように思うがどう感じているか?
「(キム)ヨングンという素晴らしいキッカーがいるので可能性のある場面が増えている。しっかり得点に結び付けたことは大きい。接戦ではセットプレーと凡ミスが勝敗を分けると、選手には昨季から繰り返し伝えている。しっかり勝負を決められたことは大きい。
試合前に選手には映像を見せるのだが、球際の部分ではバルサの選手だって泥臭くやっているシーンなどを編集して見せている。しっかり感じとってプレーで表現してくれ、それが結果につながっているのがうれしい」

以上
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