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【J2:第1節 北九州 vs 富山】柱谷幸一監督(北九州)記者会見コメント(13.03.03)

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●柱谷幸一監督(北九州):

「開幕戦、たくさんの人に来て頂いて感謝しています。天気も良くて、良い環境でゲームをやらせて貰ったんじゃないかと思っています。
ただ結果が出せなくて非常に残念です。これだけ多くの方に来て頂いて、勝ちゲームを見せてあげたかったなという思いでいっぱいです。やはり開幕戦という事で、少し立ち上がり堅くて、相手が少し前から来ている時にかわせなかったという印象ですね。初戦なので、堅くなるのは仕方ないかなと思っています。
失点の仕方も、ショートカウンター気味だったりとか、スローイン絡みだったりとか、少し勿体無いという感じですね。
勝ちゲームの流れを作る為には、やはり不用意な失点をすると、ゲームが非常に難しくなると思ので、そこの所はもう一度集中して、失点しない様にして行きたいと思っています。
それでも後半、1点ビハインドになってから、非常にみんな前掛かりで、積極的にプレーしてくれて1点返しましたし、その後も数多くのチャンスを作り出してくれたんじゃないかなと思います。
ただやっぱりサッカーというのは、点を多く取った方が勝つスポーツなので、やはり相手より数多くチャンスを作りながらそれを決め切れない、少ないチャンスを決められると結果的に勝てないので、まず相手にチャンスを与えない。多くのチャンスを作り出した時に、決め切る。そういう力っていうのをこれから付けていかないといけない。
若い選手達は、非常に躍動感を持って、プレーしてくれたので、次のゲームに繋がって行くんじゃないかと、思っています」

Q:このゲームのプランは、どの様に考えていたのでしょうか?
「まず、この開幕戦に合わせてやって来た事を出す。攻撃も守備も、色んなコンセプトを持ってきてやって来たので、それを出して行こうという事と、勝点を取れるゲームの流れを作って行く中で、早い失点は厳しいなと改めて思っていて、後半(キム)ドンフィとか柿(柿本)とか入れて0−0の状態であれば、勝ち切れる自信はあったので、そこまで何とか0で持って行って欲しかった。
もちろん、1点取っていれば良いんですけど。で、後半までいければ、非常にパワーを持った選手が居たので、その流れを作れなかったのは、残念ではあります」

Q:終盤になって、柿本選手を投入しましたが?
「やっぱり、大島と柿本というのは、同じ様なタイプなので。大島は、どちらかというとボールが収まって、周りを使える選手なので、出来るだけ大島で引っ張って行って、相手も後半フィジカル的に苦しくなると思うので、柿本とかドンフィとかを使いたいと思っていました。ゲームプランで言えば、失点以外の所はある程度はやれたんじゃないかなと思っています。
開幕戦で、新卒の選手もかなり居ましたので、他のチームでも出番が少なかった選手達なので、開幕戦の雰囲気という所に、上手く持っていけなかったとは思いますけど。そういう部分に関しては、ゲームをこなしていって、どんどん良くなっていくんじゃないかなと思います」

Q:ゲーム後、ベテラン選手と若手選手の雰囲気が良く感じたのですが?
「そういう雰囲気っていうのは、もうチームがスタートした時点から、作っていきたいなと思っていたので、自分自身が言いたい場面が沢山ありましたけど、まず選手同志で話せる時間を作っていきましたから、そういうお互いの自分がやりたいプレーの要求、やって欲しいプレーの要求のコミュニケーションを、しっかり取れてますし、経験のある選手達がやってきてくれている事は、サッカーはピッチ内で自分達で解決していかないといけないスポーツなので、チーム自体は良い方向に向かっているんじゃないかと思っています」
Q:次節以降、守備をどう修正して行こうとお考えですか?
「攻撃的にいきたいのは当然ですけど、リスク管理っていうのは当然やっておかなけれがならないので、カウンターを受けての失点とか、危ないシーンというのは、充分対応出来ると思ので、そこはやらせていきたい。セットプレーやスローイン絡みというのは、ちょっとしたマークの確認が出来てないとか、受け渡しが出来てないという事なので、それはしっかり自分達がやらないといけない所ですから、ビデオなりを編集して見せようと思ってます。
数多くチャンスは作れていますし、ゲーム内容は堅い所もありましたけど、面白いゲームはある程度は出来てたとは思っています。
後は、その時間を長くして行く、回数を増やして行けば、チームはもっと良くなって行くんじゃないかと思っています」

Q:柿本選手の評価を教えて下さい。
「割と節目で、点を取るんですよね。スタートの最初のゴールも、柿が取りましたし、そういう星と言うか、運というか、そういうモノを持っていると感じましたね。
まだまだやらなくてはならない事がいっぱいあると思うんですけど、それをやらせる事で、今の良さが消えていくような事はしたくないので、どんどん良い部分を出させて、少しづつ今のサッカーに慣れていけるようにしていけば、ポテンシャルは非常に高いので、上手くプレーさせていきたいと思っています。北九州の皆さんが、期待している選手なので。
あとは本人がやれるかどうかですから、そういう所もコントロールしながら、良い選手になって欲しいなと思っています」

Q:次のホームゲームまで、2試合アウェイが続きますが、どの様な状態で戻って来たいですか?
「2試合先、3試合先は全く考えていないです。毎試合毎試合ベストメンバーで、良いコンディションで戦いと思っているので、先ずは次のゲームに向けて一週間、良い準備をしたい。
今日出て無い選手も、トレーニング等で良いパフォーマンスは見せてくれているので。一週間で、良い状況の選手を出したい。
明日も練習ゲームを入れているので、今日出なかった選手がそこでプレーしますので、今日のゲームと明日のゲームと、一週間のトレーニングを見て、次のゲームでベストメンバーを選ぶ。毎週毎週、やって行きたいと思っています。
ミッドウィークにゲームが入って来ると、中2日中3日になって来るので、そうなるといろいろな部分を考えていかないといけないですけど、一週間二週間で動く間は、毎回そういう基準で、選手と考えて行きたいと思っています」

以上
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