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【 2013Jリーグプレシーズンマッチ 清水 vs 新潟】柳下正明監督(新潟)記者会見コメント(13.02.24)

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●柳下正明監督(新潟):

「前半とくに2、3回同じようなミスでピンチを招いて、キャンプ中も見られたことなので、そこはまたこれから修正しなければいけないなと。後半に関しては、そういうミスが出なかったことで、安定したゲームをやれたのかなと思います。キャンプ中にやってきたことが、J1で、とくに人が動いてボールを動かしてくる清水というチームに対してどれぐらいやれるのかなと楽しみにしてゲームを始めたんですが、選手たちは非常に集中して対応してくれて、非常に良い準備ができているなという感じがしました。1週間新潟に帰れるので、寒さはあると思いますけど、そこでしっかり準備して、開幕のセレッソ戦に向けてやっていきたいと思います。

Q:ハーフタイムのコメントで、サイドにもっと起点を作れという指示をされてましたが、それは清水の布陣で真ん中に厚みがあるということと関係していたのでしょうか?
「サイドに起点ができるだろうという言い方をしたんですけど、どういう風に伝わったかわからないですが……。おそらく本当は中を締めてサイドに出させて、そこでプレスをかけたいという狙いだと思うんですけど、そこをこちらもわかっているので、うまく2列目の選手、あるいはセンターバックで時間を作りながら動いてくれたら、おそらくサイドにスペースができて起点ができるよという狙いはありました。で(相手が)それを嫌がったら、今度は中央にスペースができるからそこを狙えばいいという伝え方はしました」

Q:田中達也選手は60分ほどの出場でしたが、仕上がり、コンディションどう映りましたか?
「60分の中では非常に良い出来だったと思います。ただ、まだ90分やっていないので、そのあたりはこれからやりながら準備させたいです。動き直しをしてボールを受ける回数が多いし、そこで失う回数も少なく、非常に起点になってくれたので、周りの選手が動ける時間を作ってくれた。それで落ち着きを持ってプレーができたのが、今日の結果につながったんじゃないかと思っています」

Q:今日は4点入りましたが、攻撃陣のキャンプの成果という面では、どういうところを見ていますか。
「一番はJ1のチームに対してコンビネーションがどれだけできるか、そこを見たかったんですね。コンビネーションをするためには、みんなの距離が良い距離を保てないとできないだろうと。90分を通して何回かワンタッチが入って、相手の背後をつくプレーが見られたので、良いトレーニングができたのかなと。かなり選手たちの成長というのが見られました」

Q:前半はレオシルバ選手に対して何回か指示を与えていましたが、どんなことを伝えていたんでしょうか?
「ポジションです。もう少し相手の状況を見ながらやってくれという言い方でした」

Q:今日の彼の動きは?
「今季チームに入ってからトレーニングで見ているプレーをやってくれました。これは間違いなく彼の持っているもので、一番トップでもないし、一番下でもない。こういうプレーは常にできるだろうと思っています」

Q:さらに良くしてくる部分もあると?
「まだあります」

Q:センターバックの連携やDFラインの統率などに関しては、どう見ていますか?
「前半とくにセンターバックに関しては、守備はやりやすかったんじゃないかと。そこをうまく落ち着いて対処できたのかなと。センターバックだけの守備ではなくて、前からの2トップからの守備が非常に良かったので、落ち着いて後ろの者はプレーができたんじゃないかと思います。後半に入って少しメンバーが入れ替わって、出入りがあったり横の動きがあったりして、少し混乱する危ない場面がありましたが、それぞれの選手が責任を持ってマークしていたので、これを続けていければ、そんなに大崩れはしないなと見ていました」

以上
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