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【FUJI XEROX SUPER CUP 広島 vs 柏】試合終了後の柏の選手コメント(13.02.23)

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●大谷秀和選手(柏)
「課題は攻撃に入った時、広島を見ていてもしっかりとした形がありますし、自分たちは攻撃に移った時にちょっと手詰まりになってしまいました。それはもっとやっていかなくてはいけないところですけど、それとは別のところで、奪った後のボールでミスが多かったので、それはシステムがどうこういうのは関係なく、そこはしっかりつないでいかなくてはいけないですし、そのミスを単純に減らしていかなくてはいけないというのがあります。3バックで良い試合をやっていくためには、攻撃のところでチームに課題があると思います」

Q:手詰まり感というのは、具体的には。
「前半でいえば、3枚で回せる状況が多かったので、もう少しテンポ良く3タッチぐらいで回せる状況というのはあったと思います。後ろの選手からしたら出すところがなかったというのがあるかもしれないですけど、そのへんでどこにポジショニングを取るのかとかはもっと細かく確認していく必要があると思います。後半は少しボランチが降りていくというやり方でやったので、そうなると広島と同じように3バックのサイドにいる選手、マス(増嶋)と(鈴木)大輔がサイドバックのような位置取りになるので、ウイングバックにいるジョルジ(ワグネル)と(キム)チャンスがどこにポジションを取るのかっていうところで、距離感という部分で手詰まりは感じました。やっぱり連動した攻撃を生むにはそういうところを改善しなければ。もちろん3枚で動かせるのなら前に人数をかけられますけど、ただ広島も浦和も、3枚でやっていてもビルドアップの時はわりと4枚で回していることが多いので、そうなった時にサイドに入る選手と、その前にいる選手との関係をもっと詰めなきゃいけないですし、役割、形をはっきりさせる必要があると思います。守備に関してはある程度守れていると思います。今日は点を取られてしまいましたが、(佐藤)寿人さんのゴールが素晴らしかったというのがありました。今のチームの課題は守備よりも奪ってからの攻撃だと思うので、明日から中国に行ってすぐに試合がありますけど、そのへんはトレーニングだったり、コミュニケーションを取ったりしながらやっていかないといけないと思います」

●田中順也選手(柏)
「(交代で入る時は)ゴールを取ることと、あまり動きすぎないで攻撃の起点になることを監督に言われました。前の3人がもう少し流動的にならないと、張っているだけなら相手のディフェンスラインも引いているし、ボールを引き出せないので、少し落ちてもらったりしていかないと、後ろがパスコースがなくてきつそうだったので、チーム全体のパスの回し方がまだ噛み合っていないという感じがします。それは前半の途中から、僕が出るまで停滞している時間が長かったので、そこは修正していかなきゃいけないし、自分のポジションを外してでもボールを受けに降りて流動性は出していかないと、あのシステムではパスが回らないと思います。ポジションを真ん中で起点になるということと、たまに良いところに降りて引き出して、パスが前線へ回るように考えていかないとこのシステムはなかなか攻撃にならないなと、試合に出る前は外で見ていてそう感じました。自分が出た時は運動量あるし、引き出せるし、さばけるので、チームがうまく攻めることができるように頑張りたいと思っています」

Q:田中選手が入ってからは攻撃に流れも出てきました。
「引き出すポイントがひとつ増えることで、工藤もレアンドロもボールをもらえるようになるし、ボランチ2枚もラインを上げられます。それでサイドが上がれるので、真ん中の選手は動いて引き出さないとサイドを使えません。真ん中を使えるようになって(キム)チャンスさんが上がってこられるようになったと思います」

Q:すぐにアジアの戦いが始まりますが。
「自分は与えられた時間でチームの攻撃が活性化するように全力を尽くすだけだし、点も欲しいですけど、チームの攻撃が噛み合っていないと誰も点を取れないと思うので、そういった意味で自分が出る時は前線で起点になりたいと思っています。それはACLでもできると思うので、そういうところでアピールしてスタメンに食い込んでいきたいです」

●キム チャンス選手(柏)
「(3バックシステムは)チームとして少しずつ全体的に慣れてきていると思います。3バックを使うとなるとサイドの選手の運動量が大事になってきますので、そこはこれから克服していこうと思います。フィジカル面は大丈夫です」

Q:攻撃のちぐはぐさが続いているように見えますが、何が原因だと思いますか。
「前線にブラジル人選手が3人入っていますし、自分を含めて4人の外国籍選手が入っています。その部分で言葉のコミュニケーションが難しいというのはあると思います。そこはこれから少しずつ合ってくると思います」

Q:レアンドロ選手との呼吸が合ってきたように見えましたが。
「そうですね。少しずつ合ってきています。いきなり最初から合うというのは難しいと思うので、これから少しずつ連携を上げていきます」

●レアンドロ ドミンゲス選手(柏)
「試合自体は悪くなかったと思うんですが、まだ完全に仕上がった状態ではないです。今日の試合はそんなに悪いところはなかったですし、もう少し時間を重ねることによってもっと良くなっていくと思います。ボールを回せる時間もたくさんありましたし、その中で先に失点して守りに入られてしまって、そこを崩すことができなかったのが今日の課題です」

Q:この2試合、点が取れていないということに関しては。
「千葉との試合は、キャンプに行っていたこともあって、まだみんな体が重いかなと思いました。今日の試合に関してはディフェンスも良かったですが、佐藤寿人選手に非常に難しいゴールを決められてしまいました。だからと言って、レイソルのFWが良くなかったかと言えば、そういうわけではありませんし、お互いにとって難しい試合だったと思います」

Q:息が合わない理由は3バックに慣れていないからですか。
「3バックを始めたばかりで、うまくいっていない部分もありますが、トレーニングを重ねていくことによって改善されると思います。まだまだ良くなっていくということは自分たちも見えているので、それは問題ないです。3バックもできるようになれば、僕らは4バックもできますし、いろいろなオプションがチームの中でできます。それはチームにとっては良いことです」

Q:3バックシステムによってレアンドロ選手のポジションが若干中央寄りになっていますが、その影響は。
「確かに少し中央寄りですけど、それに関しては3バックも4バックも違いはないですし、3バックになったことによってキム チャンスとの位置が近くなって一緒にプレーすることができましたし、まだ3バックを始めたばかり。それはどんどん良くなっていくでしょうし、練習して今日以上のプレーができるようになると思います」

●栗澤僚一選手(柏)
「3バックは4バックより間隔が広いかなとは思います。相手の2シャドーは、高い位置に上がったら後ろの3枚に任せればいいんですけど、自分たちも前にいる時はその動きに付いていくという入り方でした、なかなかあの2シャドーのところにプレッシャーに行ってもダイレクトではたかれたり、ボールを取り切れなかったことが向こうのペースになった理由だと思います。青山に対してボランチ1人が付くと、出たボランチのスペースをうまく使われてしまい、行かないと青山にボールを持たれてしまいます。そこは広島のストロングポイントなので、ボランチが付いていくことなんですけど、そうすると相手の2シャドーが受けやすくなってしまうので、そこで起点を作られて、またボールを追ってという感じだったので、そういうところはうまくいかなかったという感じでした」

●クレオ選手(柏)
「まだ始まって20日ぐらいですから、100%のコンディションではありませんが、ちばぎんカップの時と比べたら今日の方が良かったと思います。少しずつですけどコンディションは上がってきています」

Q:すぐにACLが始まります。
「ACLで戦うチームはどこもレベルの高いチームです。尊敬はするけど負けられない戦いになります。試合をやる以上は相手がどこだろうと勝つことだけを考えます。全力を尽くし、貴州は身長が高い選手が多いので、しっかり集中してやっていきたいと思います」

●工藤壮人選手(柏)
「全体的に見ればそんなに悪くなかったかなと思いますけど、こういう大会でどうしても結果が欲しいという中で結果を残せなかったことは反省しなければならないです。ただ幸いにもすぐに試合があるので、そこで勝てばチームも変わってくると思いますし、前回のちばぎんカップよりも少しずつですけど良くなっていると思います。結果が選手にとっては一番の自信になりますし、そこを勝ち取れなかったことはサポーターに対して申し訳ない気持ちです。すぐにACLですし選手も切り替えてやっている部分はあるので、結果を出していきたいです」

●近藤直也選手(柏)
「守備のところではある程度守れるかなというか、取られ方が悪くてカウンターで危ない場面が何度かありましたが、それ以外は守備に関しては手応えはありました。ただ攻撃の面では相手のブロックを動かせなかったし、それぞれのポジションというか足元でボールを受けようとしていたので、後ろからボールを出せない部分もあって、手詰まり感がちょっとありました」

●山中亮輔選手(柏)
「ビハインドの状況で入ったんですが、試合にうまく入ることができず、自分自身としてはあまり納得いく出来ではなかったです。ただそれは次に向けてしっかり切り替えてやっていきたいと思います。(すぐにACL初戦となりますが、どう戦いますか?)アジアは本当に球際が強いというのは自分もU-19で経験しているので、気持ちの部分でも負けないように、中3日しかないですけど、そこはしっかり準備して、良いコンディションで臨みたいと思います」

以上
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