●ベルデニック監督（大宮）：
「結果に対して非常に満足しているが、内容に対してはそれほど満足していない。立ち上がりの入り方があまり良くなかった。相手のアグレッシブな守備に対して、テンポよくボールを動かすことができなかった。ただ、相手にゴールを割られたり決定的なチャンスも作らせなかった。アグレッシブにくる相手に対して、もっと自分たちがボールを動かし、大事にしながらボールを運んでいきたい。１５分すぎから彼らのプレッシャーもそれほど強くなくなり、ボールを奪った瞬間に相手のスペースを上手く突いてゴールできた。４点を良い形で取れた。ただ、我々が目指しているところに対し、すべてが出たわけではない。後半はベンチ入りした選手全員を使ってチャンスを与えたが、後半はあまり良い出来ではなかった。まだ開幕まで時間はある。チーム内でも競争しているわけで、そうした選手たちを公式戦で見たいという意図もあった。ズラタン、菊地、渡部ら、今年の中心になっていくであろう選手が欠けていたことは残念だったが、それもプレーの質の部分で多少の影響はあったかと思う。ただ、今日のゲームで自分たちが犯したミスは、これがもっと強い相手や、ミスを突いてくるチームには通用しない。まだ昨年の一番良かった状態には十分に戻っているとは言えない。ただ、あと２週間あるので、そこまでには十分に仕上げていきたい。あと２試合練習試合もあるし、その中で良い改善を図っていきたい。４対１という結果、勝利を得ているわけで、それほど悲観的になる必要はないが、そういったミスに対しては、結果に満足することなく前向きに改善していきたいと思う」

以上