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【ニューカマー・レコメンド】不断の努力で学んだ人生訓:椋原健太(F東京→C大阪)(13.02.14)

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2013シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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出番を待ち続けることに慣れたわけじゃない。待っている間に何をすべきかを椋原健太は知っている。ベンチを温めることが多くなっても、「(徳永)悠平さんとのポジション争いを勝ち抜いて試合に出たいと思ってきた。自分にとってその状態こそが、スタートラインに立ったと思っている」と言って気持ちが揺らぐことはなかった。

走るトレーニングでは、長友佑都(インテル/イタリア)が移籍して以来、誰にも先頭を譲らなかった。全体練習後も、権田修一と競うように最後まで小平グランドに残り、その日できる限りの練習をしてきた。ボールを右サイドの定位置に置くと、クロスボールを上げ続けた。手持ちのボールがなくなると、拾い集めてまたそれの繰り返し。いつしかその反復練習が課題だったクロスを椋原の武器になった。

「今すぐに目標が叶うわけじゃない。でも、チームが勝利を重ねていく上での駒でいたいと思っている。チャンスは(努力を)やっている人にしかこないから」

出場機会を引き込むために、巡ってきたチャンスを掴むために、今日を無駄にしてこなかった。コツコツと積み重ねてきた不断の努力は実った。レベルの高いサイドバックに囲まれながらも、毎年、必ず試合に出場しては結果を残し続けてきた。

「試合に出られないからどうしようとか、気持ちが切れちゃう瞬間すらなかった。スタメンじゃないならたくさん練習してたくさん上手くなればいい。それをずっと続けてきた」

何かを変えるつもりはない。毎日のように練習を続け、自分の長所を伸ばして短所を補う。その作業に没頭する。椋原は「僕は毎年、何も変えずにここまでやってきたから、それを続けていくだけ」と、言ってのける。

今年、不変を好んできた椋原があえて変化を選んだ。慣れ親しんだF東京からC大阪への期限付き移籍。ただし、たとえ環境が変わっても、椋原はきっと変わらない。相変わらずクロスを上げ、先頭を走っているはずだ。それが、どこに行き着くかも知っているから。

以上

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FUJI XEROX SUPER CUP 2013
2013年2月23日(土)13:35キックオフ/国立
サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル
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2013.02.13 Reported by 馬場康平
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