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【2013シーズン始動!】大宮:新体制発表記者会見(13.01.20)

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●鈴木茂代表取締役社長:
「アルディージャは今年、チーム結成から45年。このチームになってから15年目に新クラブハウスと練習場ができたということは、ここから新たな歴史を作っていくことになります。今日から新たな歴史がスタートするという意味で、社長として幸せですし、皆様には期待していただければと思います。3年前に新たなクラブの理念と『アルディージャビジョン2012』を発表したときにお話ししたステップアップの考え方に基づき、今シーズンは勝点53以上という目標を立てています。昨シーズンの終盤、ベルデニック監督の元、非常に良い戦いをしてくれました。それを基盤として、新しく来ていただいたフィジカルコーチ、残ってくれたコーチと一緒に、選手を厳しく指導・育成していくことによってその目標は間違いなく達成できると思っています。ぜひ皆さん,新たな歴史の1シーズン目として、私たちは間違いなく目標を達成しますので、ぜひご期待とご協力をいただきたいと思います」

●岡本武行GM:
「私からはチーム編成と新加入選手についてご説明します。今シーズンのチーム編成については、まず昨シーズンのメンバーを中心にチーム力をキープすることを考えましたが、何名かの選手は移籍してしまいました。移籍する可能性のある選手も何名かいましたが、残って一緒に戦ってくれることになりました。ここ2シーズンでチームの半数以上の選手が変わっており、戦力および年齢バランスは良くなっていると思います。スタッフについても経験のあるスタッフを起用し、チーム力のアップを計ることとしました。まだノヴァコヴィッチ選手とは現在も交渉中で、引き続き交渉していきます。新加入選手については、選手のタイプと年齢バランスを考慮して獲得しました。他のクラブからの移籍は高橋(祥平)選手のみになりましたが、まだ21歳であり、多くのポジションをこなせるポテンシャルの高さがあり、活躍を期待しています。また福田(俊介)選手と宮崎(泰右)選手が期限付き移籍から復帰することになりました。両選手とも経験を積んで成長したプレーを見せてくれることと思います。新人ではストライカーの富山(貴光)選手、サイドバックの今井(智基)選手、GKの川田(修平)選手が加入してくれることになりました。3名とも将来性があり、特に大学卒の2名については即戦力として期待しています。今いる選手と違ったアクセントを付けられる選手を獲得できたと思っています。目標の勝点53以上を達成するためには、ベルデニック監督の元、昨年の終盤のような安定した守備を構築して、攻撃ではシュートチャンスを多く作り、セットプレーも含めていろいろなポジションから選手が得点できるチームを作っていくことが必要だと考えています。何とか勝点53以上を達成できるよう、チーム一丸となって頑張っていきますので、今年もよろしくお願いします」

●ベルデニック監督
「我々コーチングスタッフと選手で力を合わせ、クラブの目標をしっかり達成したい。昨年の後半のような安定した守備を、今シーズンもできるだけ早くそのレベルに達したい。我々の強さとしては、個人で打開するよりもコレクティブに、集団として戦っていくことにある。ただ昨シーズンは、リーグ戦ではそれほど多くのゴールを挙げることはできなかったが、そこで守備の部分が問題になったとは思わない。たとえばバルセロナは非常に攻撃的なプレーをするが、守備は安定している。守備の目的は、ゴールを挙げるためにできるだけたくさんボールを奪うことなので、自分たちが攻撃をしていくために、できるだけ高い位置、相手陣地でボールを奪うことを目標にしたい。特に差が出るのは、ボールを失ったところからいかに自分たちがボールを奪えるかが鍵を握る。攻撃では、もちろん奪ってからのカウンターは効果的だった。だがその中でも、自分たちがボールを保持して失わず攻撃していくことも重視していく。チームを成長させていく中で、自分たちがボールを保持していかに自分たちの攻撃の時間を長くするかについて、これから一歩ずつ前進していきたい。もちろん集団でのプレーだけでなく、選手個人も成長させていきたい。良い攻撃をする、攻撃を長くするために、技術であったり戦術面など個々の部分をしっかり向上させていきたい。多くの課題・仕事があるが、新しいコーチングスタッフを迎えて、目標に向かって良い仕事ができていくことと思う。残留争いをするのではなく、上に向かって戦っていく。できるだけ早い段階で上位を争えることをプレーで示していきたい」

●福田俊介選手
「再び大宮アルディージャでプレーすることになりました。僕の特徴であるフィジカルの強さ、空中戦の強さを存分に発揮してチームに貢献したいと思います。チームの目標を達成できるよう練習から全力で取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします」

●高橋祥平選手
「大宮アルディージャの高橋祥平です。1対1と対人系が得意なのと、身体能力の高さで貢献できればいいと思います。J1優勝に向けて頑張っていくので、よろしくお願いします」

●宮崎泰右選手
「また大宮アルディージャでプレーすることになりました宮崎泰右です。自分はドリブルが得意なので、スピードを生かしたドリブルでチームに貢献したいと思っています。チームの戦力になれるよう頑張っていくので、これからよろしくお願いします」

●今井智基選手
「今年中央大学から来ました今井智基です。スピードとパワーを生かしたサイドでの1対1や、90分間ハードワークできる走力を見てほしいと思います。1試合でも多く出て一つでも多く勝点を取りたいと思うので、応援よろしくお願いします」

●富山貴光選手
「今シーズンから大宮アルディージャに加入しました富山貴光です。豪快なシュートや突破を見てほしいと思います。チームの勝利のために自分が試合に出て一つでも勝点が取れるように頑張ります。よろしくお願いします」

●川田修平選手
「今年ユースから昇格しましたGKの川田修平です。シュートストップやクロス対応を見ていただければと思います。1年目で慣れない部分もあるとは思いますが、謙虚に、でも貪欲にプレーしていきたいと思います。よろしくお願いします」

●小倉 勉ヘッドコーチ
「皆さんにいろいろご心配をしていただきましたが、今シーズンも大宮アルディージャで仕事をさせていただくことになりました。よろしくお願いします。あまりいじめないでください(笑)」

●里内 猛フィジカルコーチ
「3年ぶりに大宮アルディージャに復帰しました里内です。再度、活動の機会をいただけて心よりお礼を申し上げます。素晴らしいクラブハウスができ、このピッチで選手一丸となってズデンコ監督の元、厳しいトレーニングを積みながら、昨年以上に、この素晴らしいクラブハウスに恥じないようなサッカーを展開していきたいと思います」

●質疑応答
Q:ベルデニック監督にお伺いしたいのですが、今回の補強について思うところを聞かせてください。
「まず新加入選手、期限付き移籍から帰ってきた選手には非常に期待している。なぜなら、この場にいるということは、サッカー選手としてしっかりしたものを持ち、期待できる多くのものを持っているから我々の仲間としてプレーできるということだから。このチームでプレーする中で、自分の力を発揮していってほしい。補強のバランスについても、FW、中盤、ディフェンスとバランスが取れていると思う」

Q:岡本GMにお伺いしたいのですが、去年と一昨年は勝点50を目標にして達成できなかった。にもかかわらず今年は勝点53という目標を設定した意図を教えてください。
「昇格以来8年間、残留争いから抜け出せていないのが現実です。まずはしっかりそこを抜け出すことと、昨年の終盤を見ると安定した守備ができるようになってきているので、そこをさらに向上させて上位を目指していきたい。昨年を見れば分かるように、(リーグの)チームの力は拮抗していると思うので、そこをふまえて勝点53を目標に設定しました。次に、やはり優勝争いできるようなチームにしていければと思っています」

Q:コーチングスタッフについて、今回小倉さんがヘッドコーチになり、井上(卓也)さんがコーチということで、去年と反対になるわけですが、その意図を教えてください。
「小倉コーチの経験をさらにチームに生かすために、監督に一番近いポジションについてもらってチーム力をアップしていければと思いました。監督の通訳については、今(監督の隣に)いる濱吉(正則)君が務め、井上さんはコーチに専念する形になります」

Q:今年の補強は即戦力を集めるというより全体の底上げという形という印象ですが、昨年終盤の戦力で今年を戦い抜けるというねらいなのかというところと、ノヴァコヴィッチ選手についてはいつごろまでを目処に考えていますか?
「先ほど言いましたように、ここ2年で多くの選手が変わっています。選手が毎年毎年変わることにリスクも大きいと思っていますし、去年の終盤での安定した戦いをさらに熟成していくことがチーム力アップにつながると思い、こうした補強となりました。ノヴァコヴィッチ選手については、まずケルン(ドイツ)とノヴァコヴィッチ選手の契約の関係が終わっていないということがありまして、できるだけ早くとは考えていますが、そのタイムリミットを含めて交渉しているという状況です」

Q:クラブハウスのグランドオープン記念式典ではACL出場も目標として掲げていましたが?
「チームとしてはまず勝点53以上を目標にしっかりやっていきます。それプラスαに関しては、早い段階で達成できるような成績を残してステップアップできればと思っています」

以上
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