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【2013シーズン始動!】甲府:新体制発表会見での出席者コメント(13.01.14)

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本日、甲府市内にてヴァンフォーレ甲府の新体制発表記者記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
甲府:2013年度クラブサポーター会員募集中!
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●輿水順雄社長
「昨年は城福監督、スタッフ、選手たちのがんばりで24戦無敗記録で優勝という素晴らしい形で成果を挙げることができました。今年、我々は3回目のJ1になります。なんとしても定着したいと思っています。そういう意味では非常に重要な一年になると思っています。厳しい戦いになるとは思いますが、選手からの信頼が厚い城福監督が引き続き指揮をとってくれること、昨年の戦うスタイル・意志ということがベースにあること、また期待される新戦力の加入。そういうことを含めて十分に期待できるシーズンになるものだと思っています。新加入の選手は大卒ルーキーを含めてここに11人います。一日でも早くチームになじんで大きな戦力になることを期待しています。

クラブのスローガンは「MOVE」・プロヴィンチアの挑戦です。ムーブというスローガンを継続します。ムーブは行動を起こすという意味、昨年から城福監督が掲げるムービングフットボールのムーブでもあります。ムーブには感動という意味もあることから地域を勇気づけ、感動を与えるクラブを目指します。昨年より城福監督が常々話していますが、我々のようなプロヴィンチア・地方クラブはビッグクラブに対して常に挑戦する姿勢を持ち続けないといけないといった、魂のあるクラブであり続けたいという思いを込めたものです」

●佐久間悟GM
「昨シーズンは城福監督を迎えて再挑戦、再出発、挽回をするというシーズンでもありました。結果としてリーグ戦24試合負けなし、そしてJ2で優勝して1年でJ1に復帰する充実した1年でした。ヴァンフォーレ甲府をご支援いただいている多くの関係者の皆様、クラブを心から愛しているフロント現場スタッフ、更には選手の力を集結したクラブとしての総合力であったと、皆様に感謝しています。今シーズンは甲府としては3度目のJ1であり、2011年シーズンの降格という悔しい経験がありますのでリベンジを果たすシーズンにしたいと思っています。山梨の景気も不安定な中、今シーズンも多くのスポンサーの皆様にご支援をいただいています。心から感謝申し上げたいと思っています。残留してくれた複数の選手には他のクラブから好条件のオファーがありましたが、最終的にはヴァンフォーレ甲府愛を大切にして残ってくれました。この場を借りて感謝申し上げます。そして、ここにいる(新加入)移籍をしてくれた選手たちはこれまで大学や他のクラブで実績があり、輝かしい経験を持っています。その選手が今シーズン、チームに加わってくれたこと、力を発揮してくれることでJ1への定着が実現できるのではないかと考えています。このような選手を獲得できる環境を作ってくれた海野会長、輿水社長に感謝とお礼を申し上げます。

補強についてですが甲府にとって3度目のJ1、2011年は指導体制の再構築をするというものがありましたが、結果として一体感の欠如、継続性がなくなることがあって降格に繋がりました。今シーズンは指導体制の継続を果たすということで、城福監督に続投をしてもらいました。そして、サッカーのスタイルを変えない、現有戦力の維持の3つを観点に補強を行ってきました。チームとしては質と量を向上することでチーム編成を行って、監督とは十分なコミュニケーションを図りました。ポイントは3つあります。1つはアスリート性で、これは年齢ではない肉体年齢ですね。2つめは、キックの質です。試合を決定づける意味でもキックの質の重要性を昨年と一昨年は痛感させられました。3つめはフットボールブレイン。サッカーの頭。城福監督の掲げるムービングフットボールをするにはフットボールブレインがないとなかなか上手くいかないと思うので、ここに来てくれた選手は全員が(それを持っている)フットボーラーだと思います。総括すると現有戦力の維持という観点で考えると、優勝・昇格の大きな功労者であるダヴィとフェルナンジーニョは残念ながら契約の延長ができませんでした。今日はまだ外国人選手の獲得の発表はできませんが、決定的な力を持った外国人ストライカーの獲得については現時点では至らなかったと思っています。

外国人のところでは理由としてはライバル(クラブ)が存在していたということですね。我々よりもいい環境のクラブがあったということで環境面・予算面で来てもらえなかったと言うことです。ただ、我々は最善の努力は尽くしたつもりです。結果的に交渉事なので来てもらえなかったと割り切らざるを得ないと思っています。

それ以外の補強では一昨年以上の補強ができていると思っていますし、先ほど話しました3つのこだわりを持ち合わせている選手が来てくれました。素晴らしいメンバーのもとで目標を達成することを城福監督にゆだねたいと思っています。チームの目標は、例年ならば(18チームを)グループ分けして考える方法をとってきましたが、昨年G大阪、神戸が降格したようにここ数年はまさにJ1、J2ともに戦国リーグで予想がつきにくい状況にあると思っています。ただ、一般的に考えると天皇杯と補強の状況を見ると浦和と柏がリードするリーグになるのではないかと考えています。

クラブとしての目標はリーグ戦においては勝点45以上、10位以上を目標にしたいと思っています。ヤマザキナビスコカップ、天皇杯も十分にチャンスがあると思っているのでタイトルを目指して戦って行きたいと、現場とも目標の共有化を行っています」

●城福浩監督
「昨年の今頃の新体制発表会見のときにプロヴィンチアの象徴になりたいということをお伝えし、我々の中で強く心に思いながらスタートしました。プロヴィンチアの象徴とは、大企業に多大なるサポートを受けているクラブが上位を占めるケースが多い日本サッカーの中で、その中に割って入るという気概を持ってシーズンに臨むという意味がありました。ということは我々はJ1に上がらなければその夢を達成できないという思いがあったので昨シーズンは是が非でもJ1に上がらないといけないというマストの空気がある中で戦ったシーズンでもありました。困難な場面にも数多く直面しましたが、選手・スタッフ、サポーターとが一体となって乗り越えてJ1のステージに立つことができるようになりました。今年こそビッグクラブの中に割って入ることを勇猛果敢に挑戦したいと思います。ビッグクラブ、J1の上位常連チームには特別な経験を持つ選手、選手層の厚さ、スペシャルな武器を持った選手がベンチにもいます。我々が昨年と同じレベルであれば苦しいシーズンになります。昨年のチームの一体感を保ちつつ、質を上げていくことが今年のJ1で大きいクラブと対等に戦うための絶対条件だと思っており、新加入の選手を含めて一体感と質の両方を追い求める選手が揃ったと思っています。

去年、(2011年にJ1甲府で活躍できなかった)ダヴィが甲府に残留しましたが、そのことで安堵した人はいなかったと思います。その危機感があるなかで戦った一年があるから昨年の成績を残すことができた。そういう意味では今年、日本人選手はある程度のいい補強ができたと我々が安心してしまうことがあれば、(昨年の)逆のことも起こりうる。ここから先が勝負。前線の外国人の補強が上手くいく、上手くいかないということよりも、上手くいかなくてもシーズンを乗り切るんだというくらいの強い意志と危機感を持って――外国人選手を成長させて戦力にしていくが――乗り切っていく。環境面は別にしても、日本一のトレーニングをする。そういう場であり続けるチームでありたいと思っています。そうすれば必ず右肩上がりのチームになりますし、勝点3、勝点1を取り切れるチームに変貌することを成功体験として持っている選手もいるし、意欲を持って合流してくれた選手と茨の道を一緒に歩んでいきたいと思います」

●MF新井涼平選手 背番号8
「気持ちのこもった熱いプレーをみせていきたいです。去年甲府と対戦して規律のある素晴らしいチームだと感じています」

●FW河本明人選手 背番号15
「自分の特徴はゴールに対するプレーで裏への飛び出しとドリブルだと思っています。山梨の印象は夏は暑く、冬は寒く極端というものです」

●MF金子昌広選手 背番号20
「自分の特徴は縦への突破やドリブルで仕掛けることです。熱い甲府のサポーターに認められるように頑張ります」

●GK河田晃兵選手 背番号21
「攻撃の起点となるようなフィードをしていきたい。甲府は去年対戦して、勢いと団結力があるチームだという印象です」

●MF羽生直剛選手 背番号22
「しっかりとランニングをして的確なポジショニングとプレーでリズムを作って甲府がJ1に定着する第一歩をしっかりみせられるように頑張ります。甲府の印象は…こんなに雪が降るとは思いませんでした。今日は東京から来ましたが、(大雪だったので)途中で引き返そうかと思いました(笑)。先ほどクラブの映像を見て、ストーリーと歴史があることを感じた。一人ひとりのストーリーをまとめていけるように、みんなが気持ちよくプレーできるようにしたい」

●FW平本一樹選手 背番号25
「甲府のチームのために全部出し切ろうと思っています」

●DF青山直晃選手 背番号26
「セールスポイントはヘディングです。甲府は無敗記録を作って優勝しているので、DFライン、メンバーに挑戦する気持ちで頑張ります」

●FW橋爪勇樹選手 背番号28
「セールスポイントは的確なシュートで、チームの勝利に貢献したい。4年間山梨学院大学で過ごしたので甲府が地域に密着した熱いチームであることは感じていました」

●MF水野晃樹選手 背番号29
「今年でちょうど10年目になります。しかし、近年はあまり試合に出られずに活躍できなかったので、ここでもう一度輝ける選手になりたい。キックに関しては自信があるのでチームのために使っていきたい。食べることが好きなので、ブドウやほうとうを食べて頑張っていきます」

●GK岡西宏祐選手 背番号32
「GKなのでセーブでチームを救える選手になりたい。高校3年間を山梨学院大学附属高校で過ごしたので、甲府のサポーターの熱い応援が印象に残っています。その甲府サポーターに認めてもらえるようにがむしゃらに努力していきたい」

●DF土屋征夫選手 背番号41
「またJ1の舞台でプレーする機会を与えてくれた甲府の皆さんに感謝します。自分はプロ20年目ですが技術やそういう面でやってきた選手ではないので気持ちをみせて引っ張っていくというか、みんなが気持ちを合わせていいチームを作り上げていけるようにしたい」

Q:新加入選手のなかには再起を期する選手もいるが城福監督はその想いをどう繋げていこうと考えているのか
●城福浩監督
「ポジションの確約や条件という言葉がふさわしいのか分からないが、いろいろなものをなげうってこのクラブに来てくれたと認識しています。彼らのサッカーに対する想いを十分に感じています。既存の選手、昨年のプロセスを支えてくれた選手たちとどう融合させていくかが大事なると思う。必ず質は上がると思うので昨年の一体感を保ちながら質の上がったプレーを、各選手の最大値を出しながらチームの最大値を出すことが具現化すると少なくともJ1で対等に戦えると思います」

Q:今回の移籍と過去の移籍の違いは?
●MF新井涼平選手
「大宮ユースからトップに昇格して1年目から数試合出たものの、そのまま出場機会がなくなりJ2の岐阜や北九州でプレーしてきました。今回は今までやってきたJ2での経験をJ1の舞台で試す移籍にしたい」

●GK河田晃兵選手
「去年は福岡に移籍して今年は甲府。GKは一つしかポジションがないので経験がある選手が試合に出ているチームが多く、そこにチャレンジする気持ちは変わらない」

●MF羽生直剛選手
「チャレンジする気持ちは変わらないです。城福監督の存在もあるし、その中で甲府というクラブが成長していく上で自分も33歳ですが衰えていく気はさらさらないので自分も成長して、自分の成長がクラブの成長に繋がるようにチャレンジしたい」

●FW平本一樹選手
「難しく考えないで気持ちでチームを選んできたというか、今年は甲府でサッカーをやりたいと思ったので甲府に来ただけです」

●DF青山直晃選手
「横浜FMに移籍したときは日本を代表するCBの中でもまれたいという思いで、今回はJ2を24試合無敗記録で優勝したチームの中で細かい連携などを、日本一きつい練習のなかで成長できると思って選びました。(羽生が「日本一の練習」と小声で突っ込み)」

●MF水野晃樹選手
「今回初めて契約が切れた状態での移籍で、甲府が一番熱心にオファーをしてくれたのでその意気込みに恩返しをしたいと思って決めました。とにかく、試合に出たくて飢えています。その想いをしっかり出していきたい」

●DF土屋征夫選手
「プロ19年目で初めて契約満了を経験し、甲府が話をくれてもう一度J1の機会を与えてくれた。移籍するたびに自分のサッカー人生の全てを注ぐつもりでやってきた。自分のプレーや経験を全て注げればいいと思っています。背番号を41番にしてもらったのも東京Vに最初に拾ってもらってプロになったときの番号なのでその思いでチャレンジしたいと思っています」

Q:城福監督に聞きます、ストライカーを除く補強では年齢、ポジションなどのバランスはどう感じていますか
●城福浩監督
「年齢という意味では肉体年齢で見ているので実年齢はさほど気にしていません。ポジションやメンタル面を総合すると凄くいい補強ができたと思っている。安心はしないが、彼らは今シーズンにかける思いを感じさせてくれる。トレーニングはこれからだが、プレースタイルやピッチでのキャラクターはこれからどんどん感じていきたい。気迫あふれる選手が集まってくれたと思っている」

以上

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★新シーズンの開幕を告げる大会が今年も!★
FUJI XEROX SUPER CUP 2013
2013年2月23 日(土)13:35キックオフ/国立
サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル
【チケット情報】1月11日(金)11:00〜プレリザーブ受付開始!
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