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【2012Jユースカップ 準決勝 広島 vs 札幌】試合終了後の各選手コメント(12.12.22)

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●堀米悠斗選手(札幌)
「去年は広島に2回負けているので、もう本当に勝ちたいという気持ちでみんなが一つになった。今日は自分が引っ張ってやろうという気持ちと、このメンバーで少しでも長くやりたいという思いで試合に臨みました。
前半は内容的にいいサッカーをしていて、点は入らなかったんですけど、途中から入ってくる選手も決定力があったので、負ける気はしなかった。後ろが守ってチャンスを作れば、いつかは決めてくれるという信頼感があった。
チームメイトから野津田を抑えろと言われていたし、彼の左足が怖かった。そこを切るようにして、あとはみんながカバーしてくれました。広島はサイドに張っているチームなので、一発のロングキックも怖い。みんながハードワークをしてスライドも早くて、本当によく頑張ってくれた。延長になって1点入って、また追いつかれたんですけど、そこでも気持ちが切れなかったことが、勝てた要因だと思います。ベンチのメンバーがすごく応援してくれているのも、感じていました。
セカンドボールを拾うことと切り替えを早くすることが、相手のパスワークを最初の時点で抑える手段だと思っていた。チームとしてそこは徹底してやっていました。みんなの切り替えが早かったから、相手もつなげずに蹴ってくる攻撃が多かった。センターバックは高さがあって勝てるので、守備がはまってました。
下田は先発で出たいという気持ちがすごく強くて、結果を残しても出られないという中で、苦しんでいた部分があった。結果を出してくれたのは嬉しかったです。(同点になった時は)さすが強いなと思いましたけど、そこを何とか押し返そうという気持ちで、声も出ていたので勝てました。去年まで、今年の秋くらいまでなら、そのままだったと思う。みんなで絶対勝つぞという気持ちで、声を切らさなかったのがよかったと思います。やってる側も楽しいゲームだったし、そんな落ち込んでいる暇はない。(5点目は)相手に隙が出来ているなと感じたので、信じて走ったらいいスローインが来た。受身になっちゃいけないという話をしていたし、チャンスがあれば点を狙うのが、ウチのサッカーなので、そこを上手く表現できた。
自分としても広島のサッカーはいいなと思っている。気持ちで負けないというのは、本当に大事な部分。自分も一サッカー選手としてそこを意識してやっていました。延長へ入る前にも『北海道の歴史を変えるんだろ!?』とみんなで鼓舞し合った。去年果たせなかった夢は、今年のメンバーにも受け継がれています。優勝してこの時期に北海道を盛り上げたいと思います」

●下田康太選手(札幌)
「広島は守備がしっかりしているし、ボールキープも上手くて、前半はあと一つのところでこじ開けられず、ギクシャクした展開だったと思います。いつ呼ばれてもいいようにアップしていました。自分が入って流れを変えたり、得点に絡むプレーを出来れば、チームも勝てるという思いでした。(延長戦に入る前は)今までにないくらいチーム一丸となって、足を攣っている人がいたら、氷で足で冷やしてマッサージしてあげたり、みんなが団結していたと思います。
(先制点の場面は)1点を決めれば試合が動くと思って、本当に1点の勝負だと思っていた。前を向いて打とうと思ったら、ちょうどボールが転がってきて、思い切って足を振り切りました。(追いつかれて)これから行くぞという気持ちだったんですけど、集中が切れちゃったという部分がなかったとは言い切れない。しかしまたそこで助け合いながらやった結果が、5-1という結果で、それは良かったし、成長だと思う。今までは点を決めても逆転されたり、ここ一番で決められなかったりというのが多々あった。追いつかれても気持ちが折れずに、最後まで戦って勝てたのが今日は良かった」

●神田夢実選手(札幌)
「仲間とできる試合も残り最大2試合なので、1つでも多くできるように、仲間のためにという気持ちがあった。多く来てくれたサポーターのためにも、気持ちを見せて戦いたいなと思っていました。今日はいい形で仕掛けて相手をかわして、シュートまでは持っていけたんですけど、シュートが当たっていなかった。かなり外した場面もあったんですけど、最後のゴールはコースを狙わず思い切り打とうと思って、そうしたらああいうゴールになった。相手はドリブルで仕掛けてくるのが嫌だと思うし、相手の脅威となるプレーをしたかった。それが盛んに仕掛けて、シュートを多く打った理由です。遠目からのシュートとか、崩し切れていないのに打つ場面が多かったけれど、最終的には崩せたので、シュートを打ったのは良かった。
(Q:札幌はドリブルが多いけれど?)
ヴェルディとかの方が仕掛けてくる。自分たちはパスもドリブルも選択肢を持ちながらやれているので、相手も嫌なのかなと思う。
(5-1のスコアを)想像はしていませんでしたね。でも自分たちが支配していたので、広島はいつか崩れると心の中で思っていた。そこで最後はああいう風に得点できた。チーム全体として『やることは変えるな、このまましっかりボールをつないで、点を取りに行こうと』と声を掛け合っていた。やることを変えなかったのがよかったと思います。苦手意識というよりは、同じ相手に3度も負けられないという気持ちが強かった。コンサドーレのエンブレムを背負っているので負けられないという、チャレンジャー精神で試合に臨みました。決勝戦は相手がどうあれ、自分たちのやるサッカーを変えずに、今日みたいにボールを回して、積極的なサッカーをしたいです」

●阿波加俊太選手(札幌)
「みんなが走って、ハードワークをしてくれて、こっちとしては助けられた。勝ちたいという気持ちが、前面に出ていて、いい試合になったんじゃないかと思います。ボールを回される時間はあまりなかったし、中盤がセカンドボールとかを拾ってくれて、GKやDFからしたら本当に助かりました。去年はああいう形で負けちゃって、三度目の正直という思いがあった。強い気持ちで、去年のことも考えながらも楽しんで、絶対勝ってやろうという気持ちで試合に入りました。絶対勝って、北海道の歴史を変えて、いい年末を迎えたいと思います」

●平田惇選手(広島)
「今日はどうしても勝ちたかった。決勝になれば吉田に残っているチームメイトも来るし、地域の方や親も応援しに来てくれていた。どんな疲れていても、仲間や応援してくれる人がいたら、決勝は絶対に走れるという思いだった。今日の試合に全てを出し切って、とにかく決勝に行きたいという気持ちでやっていた。3年間の中でも一番勝ちたい試合だった。ゴリさん(森山佳郎監督)と山崎コーチをいい形で送り出せなかったというのと、3年間の最後の試合を笑って終わることが出来なかったという悔しさを強く感じてます。
延長戦は前に行こうという気持ちが強すぎた。失点してそれでも取り返して、しかし前がかりになりすぎた部分が、失点の重なる結果につながったと思います。自分自身は色々な思いを持ちながら試合をしていて、悔いはありますけど、出し切ったといえば出し切った。足りなかった部分は自分の中で感じていますし、それは次のステージでという気持ちです。
去年の反省があって、先週のチャンピオンシップに勝って優勝が決まっても、全然みんな満足してなかった。準決勝を勝って、決勝でみんなが揃いたいという想いが、自分たちだけでなく、残ってやっている選手にもすごいあった。最後の練習は最後にゲームをやったんですけど、終った後にみんな泣いていたくらい、気持ちのこもった練習ができていた。いい準備は出来たと思っています。(Bチームの)中国プリンス参入戦も今日明日とあって、自分たちも今日勝って、23日夜に3年生が合流という 形になるはずだった。そうなるようにという想いで、ずっと準備してきました。
札幌の選手は本当にレベルが高かったし、チームとしての力も強かった。でも自分達は90分で点の入らない試合が今までなかったので、その部分で少し自分たちらしさを出し切れない状況が続いていた。集中は切らしてなかったんですけど、そういうのが影響して、更に相手の強さが重なって、失点になってしまったと思います。
『気持ちには引力がある』という言葉を、3年間に何度も聞いてきた。ゴリさんに教わったのは、技術や戦術も多少ありますけど、一番は気持ちの部分。相手に負けなかったリとか、目の前の相手に負けないとか、自分自身が高いレベルになるために今の自分に戦って練習に臨むとか、そういう部分です 。サッカーに取り組む姿勢だったり、仲間を思う気持ちだったり、感謝の気持ちを持つことの重要性だったり…。この3年間ですごい学びました。長い人生の中でも、自分の中に残り続けるものだと思います」

●野津田岳人選手(広島)
「とにかく悔しかったという思いしかない。1点取られて追いついた時に、体力がなかったというのもあるんですけど、そこで緩んじゃった部分を、心の中にみんなが持っていたと思う。そのところを、向こうの技術にやられたという感じですね。自分のところは相手がかなりマークに付いていた。それは分かっていたし、監督にも言われていた。ただ自分が囮になるという動きを意識したんですけど、あまり機能していなかった。後半から積極的に受けて展開するというのを心がけた。前半からそういう風にやっていけばよかったのかなと思います。
向こうにペースを握られて、押し込まれる感じで、こっちも取ったボールを上手くつなげなくて、そこに差が出た。札幌は個人個 人のキープ力があって、パスやドリブルの技術も高い。なかなかボールを取り切ることが出来なくて、保持されて、自分たちが取ったボールも簡単に渡しちゃうという悪循環で、どんどん体力的に苦しくなっていく状況だった。そういうのが最後に来たと思います。
3年生のメンバーたちとみんなで喜びたかったんですけど、それが出来なくて悔しい。それを晴らすのはトップチームで、来年からやっていくということしかない。それに向けて気持ちを少しずつ切り替えて、頑張って行きたいと思います。森山監督からは、言葉に出来ないくらい影響を受けた。プレーだけでなく人間的な部分だったり、全てを教わって、尊敬できる存在でした」

●川辺駿選手(広島)
「ゴリさん(森山監督)と山崎コーチを胴上げしたかった。来年は今年よりも面白いサッカーをして、3冠を達成したい。ゴリさんの教えを進化させたい。ゴリさんはトレーニング中も思いきり怒ってくれる存在なので、来年は自分に甘えたときに、「これだとゴリさんに怒られるな」と自分を戒めて行きたい」

●宮原和也選手(広島)
「高円宮杯を制して、Jユースカップも制して、監督とコーチを胴上げしたい気持ちで試合に入りました。でも負けてしまったのは凄く悔しいです。3バックの一角をすることは、4バックのチームが多い中で、凄く難しかったですが、僕らがしっかりと守れば、前の選手たちが点を取ってくれるので、身体を張って頑張る意識を持ちました。3年生のために、監督、コーチのために戦いましたが、結果が出なかったは本当に悔しいです。来年は3冠を目指して頑張っていきたいと思います」

以上
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