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[Jユースカップ4強の表裏!?:Jユースカップ準決勝は明日開催!!](12.12.21)

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明日12月22日(土)に開催される「2012Jユースカップ」準決勝。
もっと対戦クラブの事を知りたい!!そんな声にお応えして、準決勝出場4クラブの追加情報をご紹介します!
今まで多くの有望な選手達を輩出してきた今大会。明日の準決勝、そして24日(月・祝)に長居で開催される決勝はどのような試合が待っているのでしょうか!?

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【Jユースカップ4強の表裏!?】

◆G大阪ユースはこんなチーム
その1:梅津博徳監督
梅津監督は33歳。Jリーグでプレーした経験こそないが、DFとして活躍したガンバ大阪ユースのOBだ。稲本潤一や新井場徹、橋本英郎選手とは同期にあたり、1996年の第4回大会では準優勝を果たしている。饒舌に語る、闘志を表に出すタイプではないが、独特のユーモアは密かな支持を受けている。相手選手の強烈なFKを見ると、すかさずベンチから飛び出し「お前、凄いな!」と叫んで場を和ませたことも。

その2:追手門学院
ガンバ大阪のアカデミーは、2011年から追手門学院と提携し、1,2年が寮生活を送っている。“オフ・ザ・ピッチ”についても、選手たちの様々な情報が入るようになり、梅津監督は「いつも怒っています」とのこと。1年生はユース全員が同じクラスで授業を受けている。学校では男女を問わず人気者で、授業を見に来る女子も少なくないとか…。ちなみに女子生徒からの一番人気は平尾壮選手(とチームメート談)。

その3:内田裕斗選手
内田裕斗は左サイドバックながら「点を取れる、攻撃が武器の選手」になりたいと語る、攻撃的プレイヤーだ。目標はトットナムのガレス・ベイル。高速ドリブルと、左足のキックという持ち味は全く同じだ。

◆横浜FMユースはこんなチーム
その1:20年連続
横浜F・マリノスのアカデミーは、中学、高校、大学は他クラブでプレーした選手も含めると、1993年卒の世代から20年連続でJリーグ選手を輩出している。今季も既にボランチ喜田拓也の昇格が決まっている。

その2:ライバル桐光学園
横浜Fマリノスはみなとみらい、追浜と2つのジュニアユース(中学生年代のチーム)を持ち、ユース昇格時に“漏れて”しまう選手もいる。中村俊輔選手を筆頭に、高校サッカーに転じた選手からも好プレーヤーを輩出しているのがマリノスの特長だ。高校サッカーの神奈川県予選は、マリノスOBを主力とするチームがしばしば上位を占める。特に桐光学園は、横浜FMや柏、FC東京といったJユース勢を凌いで、プリンスリーグ関東1部を制した強豪で、今年のチームではCB諸石健太、GK長津大裕が横浜FMのアカデミー出身だ。 横浜FMユースは伝統的に桐光学園との相性が悪く、今年もプリンスの対戦成績は1分け1敗。松橋力蔵監督によると、桐光の堅守を崩すことが「毎年のテーマ」だ。なお松橋力蔵監督は横浜FCとの“ダービー”より、桐光戦の方が「燃える」そうです。

その3:伊東海征選手
今大会の予選リーグはピッチ外のことで欠場していたが、決勝トーナメントで汚名返上。1回戦の京都戦でハットトリックを決めると、準々決勝の横浜FC戦でも74分に決勝ゴールを挙げるなど絶好調だ。171cmと大柄ではないが、スピードとプレーの切れは抜群。彼の抜け出しと突破、フィニッシュは要注目だ。

◆広島ユースはこんなチーム
その1:吉田町と三矢寮
サンフレッチェ広島F.C.ユースの選手たちが日々の生活を送り、練習拠点としているのが安芸高田市。中国山地に囲まれた自然豊かな一帯で、広島市内から1時間半はかかる場所だ。選手は全員が三矢寮で暮らし、県立吉田高校に通学するという生活を送っている。全国各地から選手が集まっていて、右ウイングバック野口翼は茨城、左ウイングバック越智大和は愛媛県、GK有賀陽平が長野県のチーム出身だ。

その2:森山佳郎監督
2002年夏に監督となって今年が10年目。一浪から筑波大に一般入学し、Cチームからレギュラー、Jリーグ選手、日本代表と這い上がった苦労人だ。明るく熱血なパーソナリティは指導者としても生かされ、04年の高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会を圧倒的な強さで制覇。86年組は森脇良太、高萩洋次郎ら12名中9人がプロ入りした“黄金世代”だった。翌87年組も槙野智章、柏木陽介といった後の日本代表を輩出している。
Jユースの各クラブがスタッフ、寮など体制の充実を図る中でも、広島ユースの強さを保ち続けてきた。特に高校、Jユースが一緒に戦う高円宮杯(10年まで全日本ユース/11年からチャンピオンシップ)は大会3連覇中。輩出した選手、大会の成績とも日本の育成年代を代表する指導者だ。今年をもって広島ユース監督の退任が決まっており、この大会が“集大成”となる。

その3:大谷真史選手
得意のヘディングを生かし、準々決勝の磐田戦は4得点。今やチームにとって不動のエースだ。そのヘディングは182cmの長身だけでなく「DFとの駆け引きはいつも意識している」という位置取りの賜物。森山監督も「努力家だし、すごく強い達成意欲を持った子」とその人間性を買っている。トップ昇格こそならなかったが、関東の名門・駒澤大学への進学が決まっている。
大谷真史がプレーより先に、サッカーファンへその名をアピールしたのは、2011年4月にイタリアで行われたクラウディオサッシ国際ユーストーナメント。開会式ではひとり列から離れると、バンドの演奏に合わせて踊り、世界各国の選手を“お祭り状態”に巻き込む活躍を見せた。その活躍はYoutubeにアップされて話題を呼び、「やべっちFC」でも紹介された。彼のエンターテイメント精神は“世界レベル”だ。

◆札幌ユースはこんなチーム
その1:勝ったあとが大変!?
11月25日の準々決勝は3連休の最終日だったこともあり、名古屋から札幌までの便が取れなかった。満席の新幹線で立ったまま東京に出て、羽田経由で札幌に戻ったのだという。ただし25日の羽田発も座席が10席しか確保できず、「テストが近い順」などで選ばれた10名が先に帰宅。残りのメンバーは翌朝6:10発の便で千歳空港に向かい、そのまま登校した。予め学校の制服を遠征に持参して、“飛行機通学”の用意はしていたとのこと。

その2:松尾雄斗選手
コンサドーレユースは“道産子”のチームだが、北海道内の遠隔地からクラブの門を叩く子もいる。今年トップに昇格した選手では奈良選手が北見市、榊翔太選手が十勝地方の清水町出身だ。ただ今年の3年生には寮生が一人もおらず、帯広出身の2年生FW松尾雄斗選手が、早くもユースの寮長という立場になった。サポーターの「Go!マッツォ!」というコールにちなんで、チーム内の呼び名も「マッツォ」となっている。

その3:名塚善寛コーチ
トップチームの監督に就任する財前恵一氏、コーチに就任する名塚善寛氏は札幌のアカデミーを長く担当してきた指導者だ。特に名塚コーチはコンサドーレ札幌U-12をチーム発足から3年担当し、堀米悠斗、神田夢実、深井一希、中原彰吾がU-15へ昇格するのと同時に持ち上がった。この4選手は既に昇格が決まっており、小中の恩師とトップチームで再開することになる。

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※Jユースカップは全試合入場無料です!
■1997年Jユースカップ決勝のダイジェスト動画はこちら!!
2012Jユースカップ特設ページ
★2012Jユースカップ決勝】12月24日(月・祝)13:00〜@大阪長居スタジアム
★決勝は12:50〜スカパー!で放送!!放送チャンネル:[BS241 BSスカパー!/Ch.585 スカチャン5/Ch.185]
★試合日程・結果はこちら
★歴代決勝ダイジェスト動画
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2024/10/10(木) 00:00 ハイライト:横浜FMvs名古屋【ルヴァンカップ 準決勝 第1戦】