●手倉森誠監督(仙台):
「まず、ロッカールームからこの会見場まで来るのに相当遠く感じました。それぐらいこたえる敗戦だったと感じます。今日のゲームで我々はヤマザキナビスコカップの後のアウェイというところで、チームとしてもそのカップ戦で負けた悔しさと、連戦での逞しさというものを勝って示そう、と言ってゲームに入りました。幸先よくセットプレーで得点できて、ボールも動かしながら主導権を取れたのですが、後半の残り15分くらいから札幌も意地を見せてきたと。今日のゲームは厳しい戦いになるという話はみんなで理解しながら挑んだのですが、そのなかでもちろん1−0というのは安全なスコアではない。2点目を取りに行ったなかで、それを取れなかったというところで今日の敗戦があると思います。アタックのところで裏のスペースを最初に消してきた札幌に対して、我々はコンビネーションあるいは最後の精度というところで多少のずれが生じていたと感じています。
まあ今シーズンのスケジュールのなかで、今日が一番しんどいぞという話は選手達ともしていたのですが、今後は今日のようなタイミングでのゲームはリーグ戦ではないので、コンスタントに戦える残りの13戦でしっかり優勝に向けて気持ちを強めてやっていきたいと思います。今日の勝利を信じて仙台からサポーターには、勝点3を取れなくて申し訳なく思っています。次のホームゲームでカップ戦と今節の負けを取り戻すべく、柏に勝てるようにともに戦っていきましょう、と言いたいです」
Q:敵陣でだいぶボールは動かせていたと思うが、そこから崩しにかかる部分で監督はどういった指示をしたのか。
「足元へのパスが多かったので、スペースへの走り込みというところをアクセントとして入れなければいけないという話をしました。また、パスは速いボールで勝負をしよう、と。鋭いボールが入ったときは、あわやというシーンがありましたが、基本的には緩く相手に読まれやすいパスが多かったのが残念でした。ただ、今日の試合で『もっと精度を高めたい』と選手は身に染みて感じてくれたと思うので、そこに期待したいと思います」
Q:後半になって、縦パスが乱れていたが、そこはやはり疲労が原因なのか。
「僕らもベンチから見ていて、もったいないプレーが多かったと思いますが、これはコンディションが原因だろうなと感じました。あとは、2点目を取らなければチームは落ち着かないだろうとも感じました。しっかりリフレッシュさせて、高められるようにしていきたいと思います」
Q:後半札幌は3バックにしてきたが。
「相手がシステムを変えてきたとしても、オーガナイズ的にはそんなに変わらないと思っていました。ただ、自陣でボールがこぼれたときに相手はシンプルにゴール前を襲ってきたというところで、やられた感がありました。逆にうちは大事に崩そうとしていたので、大胆さに欠けたと思います。あとはホームとアウェイとの違いでしょう」
Q:渡辺広大は先制点を取りながらも、最後はオウンゴール。彼にはどういった言葉をかけますか。
「彼だけではなく、それがサッカー、それが人生だということを教えてくれてると思います。成功したあとには必ずミスも来るというのが人生ですし、ミスをしたあとにも心を折れないでいれば成功がくる。それが今日のゲームのなかで起きただけであって、これを糧に彼がたくましくなれるだろうし。チームとしてもこれを糧にしなければいけません」
Q:角田選手の不在が大きいように感じたが。
「まあ、彼は中盤の底の核としてやってくれましたが、色の出し方が違ったとしても今出ている選手はよくやってくれていると感じます。ただそのなかでもチームとしては我慢強くやる時期だとみんな共有してますし、来週からその角田(誠)も合流できる状況で、富田(晋伍)も戻ってきますから、いよいよ全員が揃ったなかで残りのシーズンを戦っていければと思っています」
以上
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