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●アレッサンドロ・デル・ピエロ選手：
「1年前にテレビで震災の模様をみて悲しみを覚えましたが、そこから復興のために皆さんがはたらき、今ここまで来ていることがすごいと思います。
（オファーがあった時にどう思ったか？）今回呼んでいただいたことを名誉なことだと思いましたし、私が被災地の皆さんのためにできることをと考えたら『ハイ』と答えるのは簡単なことでした。

まだ個人的にはトレーニングを始めたばかりで、12時間のフライトで来日し、先ほどミニゲームをやったばかりなのでどれくらいコンディションを上げられるかわかりませんが、100％力を出すのみです。明日スタジアムに来てくださる人、またテレビで見てくださる人に楽しんでもらえるよう、サッカーは楽しいスポーツだと伝えたいし、復興のために頑張っている皆さんの第一歩になればと思います。みんなが幸せで楽しくありますように」

●本山雅志選手（鹿島）：
「（今日の練習の感想は？）ボールを使った軽い練習が出来て楽しかったです。（明日はどんなプレーをしたいですか？）見ている人に勇気を与えられるようなプレーをしたいです」

●今野泰幸選手（G大阪）：
「（今回の試合について）震災から結構時間が経っていますが、まだまだ復興してきたとは言い切れないので、こういう機会を設けてもらって、僕はサッカー選手なので、そのプレーで人々を勇気づけたり、夢を持ってもらったり出来ればいいなと思っています。（デルピエロ選手について）よいコンビネーションもあったので明日はいいプレーが出来ると思います。かっこいいし、オーラもあるし、あれだけのスターなので、一緒にプレーできることが楽しみです。（宮城の出身として思うことは）それは僕も常に思っていますし、Jリーグ全体としても思っています。Jリーグ全体で被災地を元気づけたりしたいと思っていますので、明日の試合は成功すればいいなと思っています。（どんな試合をしたい）僕自身は派手なプレーは出来ないので、最後まで諦めないところとか、球際を激しくいくとか、そういう勝負にこだわって頑張っていきたいと思います」

●茂木弘人選手（神戸）：
「（今日の練習の感想は？）久しぶりに会う人もたくさんいましたし、軽い練習で楽しくできました。（明日に向けての意気込みは）一生懸命やるだけです」

●岩政大樹選手（鹿島）：
「（今日の練習の感想は？）初めて一緒にサッカーをする人もたくさんいましたし、楽しく練習をすることができました。（明日の試合に向けては）同じチームのメンバーもたくさんいますし、まずは勝ちを目指したいです。見ている人に喜びを伝えられるような試合を見せたいです」

●柳沢敦選手（仙台）
「（J選抜に選ばれて）そうですね、嬉しいですし、また同じ空間でいろんな話ができて楽しいです。僕自身が鹿島にも仙台にも関係していて、僕らのサッカーを通じて少しでも被災地の皆さんに元気を与えられればいいなと思っています。（デルピエロについては？）自分より年齢が上なのはデルピエロさんだけなので、取り組みの姿勢などをみても、しっかり入念にアップしているところなどを見ると、学ぶところがあるなと思いました。（明日の試合に向けて）元気や勇気を皆さんに伝えることと、勝負にこだわること、それが僕たちが生きている場所ですし、その中で良いプレーを見せて喜んでもらいたいと思います」

●小笠原満男選手（鹿島）：
「まずは、カシマスタジアムを選んでいただいて本当に嬉しく思います。街を見渡すとまだ道路が凸凹と隆起していたり、電信柱が傾いていたり、瓦の屋根が落ちてしまって、それを直せずにブルーシートで覆っている家があったり、瓦礫が積まれていたりと、復興の途中段階という場所で（試合を）やってもらえる意味もあると思いますし、そういう試合に参加できて非常に嬉しく思います。（今回のチームは）非常に楽しく練習ができましたし、知っているメンバーも多いので、明日は良い試合ができるのではないかと思います。東北出身選手始め、知っている選手が多いので懐かしさと楽しさがあって、本当に明日の試合が楽しみです。（デルピエロ選手について）多くの人が楽しみにしているので、出来るだけ彼を立たせてあげらるようなゲーム展開にできたらと思います。（どんな試合にしたいですか？）この試合を見てもらって、サッカー楽しかったな、こういう試合をまた見たいと思ってもらえるような試合にしたいです。そして自分としては、こういう試合が今後も3回、4回と続いていってもらえるようになれば良いと思っています」