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【J1:第18節 C大阪 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.07.14)

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●ジョルジーニョ監督(鹿島):

Q:山村選手の起用について、ずっと中田選手を起用してきたなか、今日なぜ山村選手を使ったのか?
「1つは、前節に小笠原選手が出場停止で、中田選手と山村選手の組み合わせをしたんですが、非常に山村選手が素晴らしい試合を、前節の大宮戦と今日の試合で、非常に素晴らしいパフォーマンスを見せていると思いますし。もう1つは、中田選手のケガがまだ完治していないという状況なので。もう(山村が)代表に選ばれているということで、そのうちいなくなるのは分かっていることなので、それまでに仕上げていければと考えていましたし。代表で抜かれるなか、(山村は)週半ばで試合がありましたけど、そんなに負担はないだろうと考えていましたし、本人と相談したところで、そういった問題はないという回答をもらったので起用しました。また、C大阪さんの前の選手の特長を考えたとき、その(山村と岩政という)組み合わせのほうがベストだと考えましたし、岩政選手も空中戦、闘争心というところで、欠かせない部分がある。そういうところで、しっかりと、相手とウチの状況を見て、(選手を)選択しました」

Q:今日は小笠原選手が攻守にわたって活躍していたが、彼の評価は?
「小笠原選手に関して、コメントする必要性はないかなと思います。皆さんが彼の能力の高さは見て分かると思いますし、攻守にわたっての、チームをマネジメント、タクトすることにも優れている。グループ内でのリーダーシップ駆け引きや、また、私が一番求め続けていることは、彼が元々持っているものですし。サッカーに対する情熱、心をこめてやるというところで、1個1個、技術的な部分、戦術的な部分をとっても、サッカーに対する愛情、情熱というものも感じられる。能力の高さも感じられることで、彼は素晴らしいパフォーマンスだったと思います」

Q:試合の勝因をどう分析されるか?
「前期でいろいろ取りこぼした試合もあったと思いますし、その集中力だったり、注意力だったり、気持ちが足りなかったりというところで、そういった(下位の低迷する)状況を招いていたのではないかなという話し合いを、選手たちともしました。後期に向けて、しっかりと気持ちを入れて、集中力、注意力を高めてやろうと。それがキックオフからアディショナルタイム、最後の笛が鳴るところまでしっかりとやり続けるということを、選手たちと話しをしました。今日の試合では、立ち上がりは、C大阪さんの能力の高さも称え評価しなくてはいけないですが、2回ほどポストにあたったり、危ない場面を与えてしまったところでは、非常に残念なところではありました。ただ、その後からは、目を覚まして、気持ち、集中力を高めてやったとき、しっかりと自分たちの力を発揮できることを示したと思います。あとは、両センターバック、両ボランチともに、素晴らしい活躍をしたのではないかなと思います。それだけ活動しなくてはいけないところが攻守にわたってあったと思いますし、それがよかったのではないかなと思います。また、途中出場の選手が、チームのために仕事をし続けるという精神があり、頭でそれを理解できていたと思います。気持ちの整理ができて、今日もシステムを途中で4−5−1に代えて、ドゥトラ選手をひとつ前に出したところもありましたし。C大阪さんが右サイドバックとアウトサイドの選手を代えてきて、そこからチャンスを作り始めていたので、増田選手を入れて、そこで安定させるという方法をとったとき、うまく抑えることができたと思いますし。そういったように、選手たちが献身的にチームのためにときには犠牲を払わなくちゃいけないし、そこで、頭と気持ちの整理をして、チームの精神に則って戦ってくれたこと。プラス、集中力と注意力を持続できたというところが、今日の勝利につながったように思います」

以上
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