●太田吉彰選手（仙台）:
「もっと接戦になると思いましたけれど、たくさん点が入って、チームとしても前から行けて、非常に良いサッカーができましたし、点を取って勝つことは非常に気持ちがいいので、4点入ったということは次につながるいい試合ができたと思います」

Q:先発の可能性もベンチスタートの可能性もあったが？
「試合に出ることは言われていたので準備できていましたし、古巣ですし、やりたい思いが非常に強くて、そういった中で過去2年は磐田にやられて敗退しているので、三度目の正直で確実に勝たなければいけないと思ってのぞんだ一戦だったので、気持ちがしっかり前に出て、点も自分自身で取れましたし、非常に満足できるいいゲームができたと思います」

Q:相手の流れの中でのゴールを振り返ると？
「本当に、開始20分くらいまで磐田が非常にゲームを支配していて、『いいチームだな』と思ってやっていたのですが、一発チャンスがあれば常に狙って取ったコーナーキックのところで、運もあっていいところに転がってきたので、しっかりミートできて、ああいうシュートも最近はなかなか決めていなかったので気持ちよかったし、そこから流れよく後半は立て続けに入りましたし、楽に試合を進めることができるようになりました」

●赤嶺真吾選手（仙台）:
「（得点場面は）うまくこぼれてきたので、落ち着いてゴールすることができたと思います。（攻撃陣とは）お互いの特徴を出し合えてゴールをたくさん取ることができたので、次の広島戦に生かすために頑張ります。
（Q:試合後にサポーターと何か話していたが？）内緒です。決勝トーナメントはホーム＆アウェイなので、まずはしっかりホームで勝てるように頑張ります」

●渡辺広大選手（仙台）:
「点差も開いていたので（自分のゴールは）そんなに重要な一点ではないと思いますが、ああいう流れの中で集中して（失点を）0に押さえられたことは良かったと思います。（得点場面は）磐田がゾーンで守っていたので、あの前に入ろうと思っていました。キッカーの松下選手は練習であのあたりに蹴ってきていたので、息の合ったゴールだったと思います。
（リーグの）浦和戦から非常に大事な試合がみっつ続くということで、やはり監督も『取れるタイトルは全部取る』という気持ちを僕たちに問いかけてくれているので、ナビスコカップで決勝トーナメントに上がって次の試合に負けてはなんの意味もないので、次のホームまた勝って上昇気流に乗っていきたいので、もっと努力していきたいです」

Q:勝因はどこにあると思いますか？
「したたかにゲームを進められたと思います。ジュビロは前から来るのが分かっていたのでしっかり対応できました。おされていた時間帯もあったがそこをしのげたのが勝因だと思います」

Q:ゲーム全体を振り返ってみていかがですか？
「終わってみて点差にびっくりしたというのが正直な感想です。ジュビロの前田選手や駒野選手といった素晴らしい選手がいる中でしっかりと対応できたと思います。大差のゲームの中でゼロ失点で抑えているというのが、チームがうまくいっている証拠だと思います」

Q:今後の課題はありますか？
「前半の最初の時間帯から相手のウィークポイントをついて積極的に出れるようにしていきたいです」


●ウィルソン選手（仙台）:
「たぶんヨシさん（太田）が赤嶺にパスを出して、赤嶺から素晴らしいパスをもらって、自分もそこにポジショニングを取っていたのですが、準備していて良かったと思いますし、ゴールを決めることができたのは本当に嬉しいです。
決勝トーナメントに上がったことに関しては第一歩で、これからもっともっと難しくなって、厳しい試合が続きますので、勝ち続けないといけないと思います。優勝を狙って頑張っていきます」

Q:次節広島戦に向けて一言お願いします。
「まずはゆっくり休んで良い準備をしたいです。広島は非常に攻撃的で良いサッカーをすることを知っています。良い準備をしてしっかり勝って首位をキープしたいです」

●武藤雄樹選手（仙台）:
Q:ゲームを振り返っていかがですか？
「個人的にはゴールに絡みたかったが何もできなかったので残念です。次に切り替えてゴールに絡めるようにしたいです」

Q:日程的にタフだと思いますがいかがですか？
「試合に出続けている選手にとってはハードで、疲れもたまってくる時期だと思うので、自分みたいなフレッシュな選手が活性化したいです」

Q:ジュビロの山田選手は意識しましたか？
「大学時代から選抜などで一緒にやっていたので非常に刺激になります。自分もしっかりと定着できるように頑張りたいです」

Q:次節広島戦に向けて一言お願いします。
「ナビスコカップも（グループリーグを）突破してチームとして良いムードなので、しっかり広島を倒して首位を独走したいです」

●藤田義明選手（磐田）:
Q:敗因はどのように考えますか？
「一点目では踏ん張れていたが、二点目、三点目以降でメンタル的にもやられ、崩れてしまった。結果的に相手の持ち味が出てしまったと思います」

Q:次の試合に向けてどう修正していきますか？
「ルーズボールをもっと拾えるようにしたい。また、もっとプレーのバリュエーションを増やしていきたいと思います。やっているサッカーは変えずにその精度を上げていきたいと思います」

●山田大記選手（磐田）:
Q:怪我の状態はいかがですか？
「まだ状態はよくわからない。左足を接触プレーで痛めてしまった。明日もおそらく病院に行きます」

Q:今日のゲームを振り返ってください。
「入り方は良かったと思う。失点してからの難しさを知ったゲームだったと思います。最初から引き分けは意識していなかったが、失点以降のゲームの運び方で難しさを実感しました」

Q:敗因はどこにあると思いますか？
「相手の良さを消せなかったことにあると思います。自分たちのやっている内容は悪くなかったと思うが、クロスを多用するなどの相手の良さを消すことをもっとすべきだったと思います」

以上