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【J2:第19節 山形 vs 湘南】奥野僚右監督(山形)記者会見コメント(12.06.13)

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●奥野僚右監督(山形):

「平日のナイトゲームにもかかわらず、たくさんの方に応援に来ていただきました。でも、残念ながら皆さんの期待に沿うような結果を得られなかったことを非常に残念に思うのと同時に、試合を終わって喜びを分かち合いたかったという部分が残念でした。

ゲームに関して言いますと、なかなか調子のいいチームということであって、ベルマーレさんと対戦するのを楽しみにいたわけですけれども、そういったなかで、いいゲームをして自分たちが勝ちきりたいというところが、前半なかなかそういうところを表現できなかった。逆に相手のいいところを出させてしまうようなゲームになったんじゃないかなと思います。後半、同点に追いついたわけですけれども、同点のところから相手にもう1回、後半の得点の3分後に失点をいたしました。そういう試合になってしまうと、ビハインドから追いかけていく試合、そして勝ちきりたいという思いがうまく噛み合わなかったんじゃないかなと思います。選手ともども、ゲームにもっと集中して入っていかなきゃいけないと、改めて今日思いました。ですから、ゲームへの入り方についてもそうですけれども、自分たちが最高の形で入れるような形というものを、もっともっと自分たちで探しながら、開始のホイッスルとともに飛び出していきたいなと、次節思っております」

Q:試合の入り方について、いい入り方をしようといつも思っていらっしゃると思いますが、それ以上に今日は湘南の入りがよかったということですか?
「見ていただいてわかるように、湘南さんというのは、とても勇気を持って前へ前へと仕掛けてくるチームです。そういうところで相手に先手を取られてしまったと。取られながらも対応というのが、なかなかできた部分とできなかった部分と両方ですね。ですから、前半の戦い方全体として見れば、ちょっと気圧されたかなというふうに思っております。けして自分たちの入り方が悪かったとは思わないんですけれども、それ以上のものを相手に見せられたというふうに思っております」

Q:同点に追いついた直後に失点しましたが、先ほど、「勝ちたいと思う気持ちが前に出てしまった」とありましたが、気持ちの問題でそうなっているのか、戦術的な対策が何か必要なのでしょうか?
「そうですね。守備から攻撃への切り換えが早いチームですから、その切り換えのところでどちらが早いかっていう部分になってくると思うんですよね。そういったなかで自分たちが、中央のパスがうまくいかなくて、相手がうまくそこを突いていったというところですね。ですから、切り換えの部分で相手が自分たちより上回ったというふうなところでカウンターを受けてしまったというふうに思っています。まだそのシーンを具体的に見てないので、あくまでもベンチから見ていた印象になってしまうんですけれども、そのように思っております」

Q:この試合の勝負の分かれ目はどこだったと思いますか?
「勝負の分かれ目は……ルーズボールですね。セカンドボールのところだと思いますね。相手が飛び出してくる、ないしは、間にあるボールに対して、受けて回るシーンはやはりあったと思うんですね。そこは大事だったと思いますね」

Q:今回のようなイエローカードをたくさんもらう試合は見たことがなかったのですが、それに関してはいかがでしょうか?
「カードが何枚出たのかわかりませんけれども、カードに値するプレーだったと思ってます。ですから、警告は(手許の公式記録を見ながら)1、2、3、4、5……5枚ですか。レフェリーの判断で警告に値するプレーだったというふうに思う以上の答えはないんですけれども。そういうふうに目に映るということは、自分たちが遅れていっていると判断されている部分もあると思うんですよね」

以上
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