●バルバリッチ監督(愛媛):
「まずは1試合を通して応援してくれたサポーターに感謝したいが、せっかく応援してくれたにもかかわらず、それに見合う水準のサッカーができなかった。相手に対してもそれに届く水準のサッカーができず、負けに値する試合だった。前半は足が止まっていて攻撃では執念深さもなく、ポゼッションの時にパスコースを開くアクションもなかった。最終ラインでのボール回しも遅く、サイドチェンジもなかった。ポゼッションでは縦への、前線へのパスが送れず、いつもボールは後ろか横につなぐだけになった。ボールを動かすのが遅かったし、それに対する前線のポジショニングも遅かった。赤井や大山はここまで3年間ずっと期待して使っているが、試合がはじまって15分もすると動けなくなってしまった。
結果的に負けたことは別としても、勝つためにもっとできるはずの選手たちであるし、いつも言っている血の気ややる気のあるプレー、勝とうとするアイデアや『やってやろう』という気持ちが彼らには欠けていた。負けたのは自分の責任で、その選手を選んだ責任も自分にある。ただ、まだ若く走れるという選手よりは、努力だけでもやる気だけでもある選手を使ったほうがいいのではないかと思う。コンディションが悪くできないのであれば、できないといって欲しいしそのことは問題ない。この言い方は適当でないかもしれないが、3年間期待して我慢をして使っているがいつも同じ結果になっている。あとは彼ら以外にも、最終ラインの3枚やボランチから前へのパスが出せず、こうやって内容が悪いサッカーをしていれば、不必要なファールで不要な失点をしてしまう。富山は勝つに値したし彼らを祝福したいが、我々のサポーターには申し訳ないし残念に思う。責任は自分にあるが、このようなプレーをしていれば何も期待はできない」
Q:富山は愛媛をリスペクトして長所を消してきたと思うが、そういう相手にどうボールを動かせばよいか?
「富山の順位は下から2番目で、確かに我々の方がそれよりも上にいるのでこれまでの内容からするとリスペクトをされるのは自然かもしれないが、今日のプレーは全くそれに値しなかった。人もボールも動いていないし、先にも言ったとおり中央から縦にパスを入れることができず、積極的なパスもなかった。サイドチェンジをしようというプランだったが、それもなかった。血の気がなくやる気のない試合をしてしまったので、リスペクトには値しなかった。負けることは仕方がないが、負けるにしても気持ち、やる気の部分が見ている人に伝わるようなサッカーをしないといけないが、今日はそういう内容とはかけ離れていた。サッカーにはセレクションが伴い、同じ選手でやることはできない。今は2人の名前を挙げたが、当然この敗戦の責任は自分にある。こんな調子なのは(興奮しているのは)非常に大事なこのタイミングで最悪の形での敗戦になってしまったから。負けることは仕方がないが、まずいタイミングで負けてしまった。責任は自分にあるが、ただ選手も要求されたことができないといけないし、できないのならばそう言わなければならない。選手層の薄いチームだから試合に出ることができていると思っているのなら、彼らにも問題がある。(会見で)トーンを上げすぎたことは申し訳ないと思う。自分たちは大事なところで負けてしまったが、責任は自分にあることを繰り返しておきたい」
以上
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