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【J2:第15節 北九州 vs 東京V】三浦泰年監督(北九州)記者会見コメント(12.05.20)

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●三浦泰年監督(北九州):

「前半の立ち上がりから自分たちがどういうサッカーをやっていくかというのを明白に入った。うまく相手の間を取るところまではいくんですが、フィニッシュのところのイメージがこういう掛かった試合で、ユニフォームの色が違った相手になると、どこかトレーニングでやっていることと違う方向に行く。まだまだ目指すところに対しての理解力であったり、攻撃的に、また新しいことをやっている中で、新しいものへのトライがやはりどこかフィニッシュのところで中途半端になっていると感じている。相手の2トップ、センターフォワードの阿部君が、うまく我々のボランチとセンターバックの間に入ってくる、そこに対してのアプローチであったり、激しく掴むことができない中で失点してしまった。
どうしても失点してしまえば焦る、または後手になる。そういう展開の中で、後半に永畑を入れて少しリズムを取っていく中で、取るというスイッチが入ると相手にうまくカウンターで突かれて最終的にはこういう点差になってしまった。ヴェルディを褒めるしか自分自身ないのかなと思うし、次、また対戦するときに、もう少し自分たちが賢く狙いとするサッカーができるようになりたいなと実感しました。
敗者のメンタリティとして1点差であると傷が浅い、ショックが浅い。だからどうしても点を取られると守備的になる、点を取られない方法を取っていく。そういう中で最後まで自分たちがしっかりマイボールを前線に持って行こうとする。時間がまだまだかかって危ない自陣でのボール回しのシーンがありましたが、トレーニングから言い続けていることなので、彼らのトライに関しては私は納得している。そういう中で、サッカーは相手より多くゴールするスポーツなわけですから、そこに行き着く辛抱強さというのが必要になってくるのかなと思っております。
日本だと1-0、1点差であるとどこかショックが穏やかになり、大差で負けると非常にショックが大きくなるというそういう風潮にあるからこそ、日本のサッカーというのは攻撃的になれない。そういう意味では、5点も取られて完敗することによって、グローバルメンタリティを持てれば非常に晴れ晴れしく思い切った策を、思い切った攻撃的な、戦う姿勢の出るサッカーができるんじゃないかなと思っております。
昨年もヴェルディに4-0で負けて、そこで同じようなことを選手に確認したのを覚えています。そういう意味では今日思い切り殴られた、これをしっかり受け止めて次の試合の準備をしたいなと思っております」

Q:攻守の切り替えが遅かったが、どう捉えているか?
「特に攻から守かな。1週間のテーマをほとんど攻撃的な部分でやってきた部分、もしかしたら彼らの思考が守備を忘れてしまったのかもしれないくらい、この1週間は攻撃でどう決定力を上げるか、どうバイタルからペナルティエリアにさしかかったところを攻略するかのトレーニングをしました。そこが失点になった。良くありがちなことなんじゃないかなと思いますが、昨年から引き続きやってきて、彼らに当たり前のことをいつも言い続けているんです。切り替え、セカンドボール、ボール際、またはライン際、そして走ること。このサッカーで当たり前のことをいつも繰り返すんですが、今シーズンの途中から言うのをやめました。理由はあまりにも毎回言うので、選手を信じていないように思われる、だから今日から言わないという試合がありました。ここで何を言うか分かってるよな、と。言わなくなってから、その試合の要点だけを伝えるようにしているんですが、正直、その要点というのはその当たり前のことなんですよね、サッカーでは。ただ、当たり前のことをやっていても勝てない。自分たちが対戦相手に何をするかを1週間準備した中で試合に臨むんですが、その切り替えのところも当たり前の部分であるわけです。彼らがもし、自分に言ってもらえなければできないのであれば、明日からまたそれを言い続ける、または試合前に叱咤激励することをしなければいけないのかなと思います。でも彼らが成長していく過程の中で、何を伝えて、何をやっていけばいのか、そういう意味ではまだまだ今日のこのような切り替えのスピードになるのであれば、もう一度原点に戻らなければいけない。
ただ、取られ方が悪いから切り替えが遅く見えるんだろうし、取られている場所が悪いから切り替えが遅れるわけです。そのへんの精度というのはもう一度、守備ももちろんですが、攻撃のところでもより精度が上がるようなアプローチのかけ方をしていければと思います」

Q:試合とは直接関係しないかもしれないが、新スタジアムの計画にあたって現在のサッカーをどう市民に伝えていきたいと考えているか?
「新スタジアム建設に向けてのものなのかどうなのかは、現場、コーチングスタッフ、選手にとっては変えられないものだと考えています。それが勝利というものでスタジアムが早くできるであったり、建設が決定されるということであれば、我々にとっても考えなければいけない、またはクラブが、会社がどういう強化をしていくか、またそこに改めて考えなければいけないことが出てくると思います。
私が考えているのは、新スタジアムを作るにあたってのサッカーをしているわけではなく、なかなかJ1リーグで出番がなく、そうでありながらも若い頃には非常にいい才能を持ち、ポテンシャルがあると言われていた選手を、なかなか出番のない選手を少ない予算で集めて、彼らとサッカーに向き合ってトレーニングからチームを構築していく。その姿を発表する場所がここであって、練習でできていることができない試合もあれば、練習でできたことがここでもできてしっかり勝利することができ、そういうものの積み重ねを我々はしているだけである。新スタジアムがどうであるから、どういう勇気をみんなに与えようか、何がそうであろうかというのは、ここだけではなく、トレーニングからしっかりみんなの中で意識して、しっかり成長しようということをみんなで誓い合って進んでいくということを、周りの市民が理解していただければ。きょう負けたことは何も努力してない、トレーニングをさぼっていたか。そうではないし、どんなときでもどんな内容であっても、彼らはトレーニングから集中して、しっかりした姿勢で臨んでいる。それを市民が理解して、スタジアムの建設に携わるひとたちが、北九州市民のためにスタジアムを造って、みんなに感動と喜びを与える器を作っていただければありがたいなと思っております」

以上
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