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【J1:第12節 広島 vs 神戸】試合終了後の各選手コメント(12.05.19)

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●森脇良太選手(広島):
Q:まず、ゴールシーンは落ち着いていたね。
「正直、ボールを受ける前にシュートのイメージを考えていた。トラップした時は僕の中では完璧なファーストタッチだと思ったけど、相手がそこで寄せてきたので、ワンフェイク入れてかわした時に、自分のゾーンというか、ゴールに進む道しか見えていなかった。その道に添って、ボールを流し込むだけだと思っていた。技術がない僕ですけど、ちゃんと狙ったところに蹴ることができました。よかったです!!」

Q:シュートは上手いと思うよ。
「いやあ…気持ちですよ!!気持ちで、全部を乗り切っている人間だから。サッカーだけに限らず、プライベートも全て気持ちで乗り切るタイプなんです。あのシーンも小細工なしに、ダイナミックにプレーしようと思った結果が、ああいうゴールにつながった」

Q:シュートだけでなく、高萩洋次郎選手に出したパスがあったよね。
「あれは、めっちゃ狙い通りでした。ボールを受ける前に中を見て、ニアは相手も絶対に警戒していると思ったんだけど、僕の狭い視野でも(ファーの)洋次郎までは見えた。そこにボールを出せば、洋次郎が何とかしてくれるかなと思った。正直、決まったと思ったんだけど、ラインズマンの旗をみたらオフサイドだったので、正直、がっかりしましたね。でもプレーは、狙い通りでした」

Q:ゴールシーンはシュートしか考えなかった?
「はい。シュートだけですね。ただ、相手をかわした時は、その後のことは全く考えていなかった(笑)。まず、相手をかわすこと。そして顔を上げた時に、初めてゴールが見えて、そこで自分の行くべき道が見えた。あとは自分の見えた道に流し込むだけでした (笑)」

Q:かわした後のことは考えなかった?訳がわからん(笑)。
「おかしいっすね(笑)。誰かがパスをくれたんです。(森崎)浩司さんかな。相手に当たってました?(公式記録を見て)こぼれ球をカットして……、ってなっていますね(笑)。とにかく“ボールよ来い”“俺のところに来い”、そういう思いだった。何とかしてやるからって」

Q:まさにFWだね。
「いや、今日はできるだけ前ではなく、ボールを受けた時にしっかりボールを後ろから持ち運ぼうという思いでやっていたんです。あの時はうまくボールを持ち運べたし、その流れの中で前に残っていた状況だった。
今日は2失点して悔しかったけれど、試合中に失点のことを思ってもどうしようもない。逆転するという気持ちだけでプレーしていた。自然とそういう思いが、身体を前に運んでくれた」

Q:水曜日のC大阪戦で失点に絡んだ悔しさは晴れた?
「まだまだです。この1試合であの屈辱が晴らせたと思っていない。これを継続して勝利を続けることによって、ようやく悔しさは晴れると思っている。まだまだ僕自身取り返さなければいない。また1週間後、頑張ります」

●石原直樹選手(広島):

Q:同点シーンは?
「アオ(青山)からのボールがいいところに来たんで、入れることができた。
ただ、前半であと何点かとれば良かった。追加点をとれずに1-0で前半が終わってしまったから、こういう試合になってしまったと思う。ああいうところで追加点をとれないと厳しい試合になる。そうハーフタイムに言っていたんだけど、実際にそういうゲームになってしまった。ただ、結果は勝点3とることができたので、反省しつつも素直に喜びたい」

Q:最後にひっくり返す力はついてきているのかなと思うけど。
「こういうゲームで勝てるということは、チームとしてすごく力はあるということ。あとは、広島の流れの時に追加点をとることが大切。流れが悪くても無失点で失点しない戦い方も考えてやれれば、もっと相手が嫌がるチームになるし、もっと上にいけると思う」

Q:後半に逆転されて、やりづらさはなかった?
「いやあ、そんなことはなかったですけど。あのセットプレーからの同点弾は、すごくいいプレーをしていた状況での失点。神戸に勢いを持っていかれてしまって、ジタバタした中で、2失点目を食らった。正直、ガクンとした。だけど(森脇)良太もヒーローインタビューで言っていたように、誰一人諦めていなかった。その結果が今日の勝利につながったと思う」

●水本裕貴選手(広島):

Q:練習通りの感じで点が入ったね。
「(高萩のキックが)いいところに落としてくれた。ホント練習通りの形で、僕はミートするだけだった。ただ、得点は嬉しかったけど、それ以外はあまり嬉しくはない」

Q:それはやはり、2失点が。
「そうですね。1点目のセットプレーは、本当にすごくいいボールが入ってきた。その時、23番の韓国人(イ・グァンソン)をフリーにさせてしまったのが要因。そこは修正しなければいけない。2点目は、崩されてしまった。1人1人が少しずつ遅れた結果、最後の選手がフリーになってしまった。もう一度ビデオで見直してみたいが、ウチのゴールキックからの失点と考えると、もったいなかった」

Q:いかに守るか、ということ。
「結果として、一度は逆転されたわけです。集中しなければいけないところで集中しきれていない。横浜FM戦でできなかったことがC大阪戦ではできた。それをもう一度やらないといけないということで、試合には入ったんです。確かに、それを90分間やり続けるのは難しい。ただ、ウチが完封できていた時は、我慢しなければいけない時間帯に、全員が我慢できていた。今日は、それができなかった。
2点目を前半のうちに決めておけば、もっと簡単な試合になったし、流れが来ていたと思う。横浜FM戦もそうだけど、1点目とった後のゲームの進め方をあげていきたい。上で戦うためには、そこが大事だと感じる」

Q:最後は、森脇が持っていったね。
「そうですね(笑)。(石原)ナオくんのゴールもよかったし、もちろん良太のゴールも素晴らしかった。蹴った瞬間を見ていたけれど、相手をかわした時にコースがあいていた良太も言っていたけど、逆転されても諦めなかったことが、この結果につながったと思う。ホームで2連敗はできない。さすがに負けられないという気持ちもあったと思う。
ただ2失点食らったことに関しては、不満が残ります。もちろん勝って嬉しいんですけど。今日のような勝っているゲームの進め方は、もう一度見つめ直さなければいけない。
今日は、良太に感謝したい。あいつにいっぱい、聞いてあげてください(笑)」

●伊野波雅彦選手(神戸):
Q:悔しい負け方になってしまいました。
「僕が交代した後ですから、どうしようもないですけど…。うーん…、もう少し賢く戦えればよかったかなとは思います。
2-1になった時に、もう少し全員でラインを下げればよかった。広島はスペースが欲しかったと思うし、そこで引いてスペースを与えずに、ある程度の間隔で守備ができればよかった。横浜FMは実際そうやって守っていたし、そういう手もあったのでは、と思う。間隔があき過ぎて、そこをうまく広島につかれてしまった」

Q:西野監督を迎えるにあたっては?
「僕が(F東京で)プロになった1年目もガーロという監督が交代して、シーズン途中で新しい監督になった。そういうことは、経験している。シーズン中の交代はすごく難しいし、戦術を浸透させるには時間もかかる。それに、またチーム内での競争も始まるし、自分の立場も変わると思う。誰にでもチャンスがあるし、競争して、新監督の求めるサッカーに少しでも早く近づいて、馴染めるようにしたい。また違った神戸が見られるのかなと思う」

Q:今のチームでも、この部分は生かせるのでは、というところは?
「ある程度、ボールは奪える。それは、このチームの特長。Jリーグの中でボールを奪う確率が一番高いのが神戸というデータもある。でも、ボールをとった後のことを変えないと、チームの流れは変わらない。それは、技術面でも精神的にも。とにかく競争して、チームとしてやっていければいい」

●相馬崇人選手(神戸):
「(逆転した後は)守りきろうという指示だったと思うけど、守るなら守るで、もっと引いて、はっきりした方がよかった。攻撃になった時に、何人かが前に出て、ボールをとられてカウンターを食らうシーンもあった。それでもリードを守りたいから、プレー自体はみんなボールを後ろに下げることが多くなった。
あとはメンタル的なところ。柏戦の時は8人〜9人が引いて、クロスにも対応して守りきれた。はっきりした方がよかった」

Q:前半チャンスをつくられながらも1失点で抑えられた。
「前半から、もう少し僕らとしてはいきたかった。プレスが全然、はまらなかった。相手の思い通りに運ばれてしまった。
ただ、ウチのチームは走れる選手が多いから、後半20〜30分までは、運動量のところで僕らが支配できる場面もあったし、そこで逆転できた。だけど、その後です。守りきるところが、やり慣れていなかった。何人かの選手は前に行きたかったみたいで」

Q:新しい監督になりますが。
「楽しみです。勝ち慣れている人だと思うし、誰が出るのかもわからないけど。いいことだと思います。上に行きたいと思えば、そうするしかなかったと思う。プロの世界だから、僕らは言われたことをやって、結果を残すだけ」

Q:神戸のやってきたサッカーが変わるのではないかという考えもあるが。
「僕は勝てるのであれば、何でもいいと思う。結局、そこが一番大事なこと。自分たちのサッカーがどうとかあるけれど、今のJリーグで、そういう(確固たる)コンセプトを持ってやっているチームはないと思う。ただ、ここのチーム(広島)は、もしかしたら(そういうコンセプトを)持っているかもしれない。でもJのチームって、監督が変われば、やることが変わってしまう。そういう歴史しかないと思う。
みんなドライに考えている。ポゼッションサッカーでやるのならそうするし、カウンターを継続するのであれば、それはそれで受け入れられる。ただ僕らはそこで、言われた通りやって、勝ちを目指すだけです」

以上
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