●キム・ホゴン監督（蔚山）：
「まず、今回グループステージを1位通過できたことは非常にうれしく思います。ただ、今日の試合内容は決して良くはなかったと思います」

Q:3年前とは違って今回は1位通過のために、どんな戦略を用意したのですか？これからどんな準備をするつもりですか？
「3年前は、準備もあまりできなくてACLに重要性もあまり感じていなかった。それが、昨年、ACLの予選リーグを突破したことで、いい結果を出せば、選手の価値や韓国の名声が上がることに気づけました。だから今季はかなりの準備をつんできました。オーストラリア、日本、中国は、国ごとにレベルも異なります。オーストラリアはかなり大きな変化をしていましたが、中国にはそれほど変化は感じられませんでした。日本は、これまでも、そしてこれからも警戒しなければいけない国でした。試合は、圧倒したかったが、それができずにかなり厳しいゲームになりました。これからも、日本のサッカーを研究して攻撃の形をもっと多様化していきたいと思います」

Q:ゴールを決めたカン ミンス選手は、多くのポジションで起用しましたが、評価をお願いします？
「試合前は、サイドで起用する考えはありませんでした。仕方なくそのポジションで起用したのですが、それが当たったと思います。ほかの選手よりも、いいプレーができていたと思います」

Q:韓国のマスコミから期待されていることに負担を感じていますか？
「その負担は大きいが、FC東京と蔚山の勝負というだけでなく、韓国の誇りを持って戦えたので頑張れた。日本とは、いいライバル関係を築いていきたいと思います」

Q:蔚山は、短期決戦に強いチームだと思いますが、ラウンド16に向けてどのような準備をしたいですか？
「すでに相手チームも決まっている。Jリーグ王者である柏レイソル相手に、しっかりとした準備をして圧倒できる試合をしたいと思います。また、相手チームも韓国のチームをよく知っている印象があります。彼らはFC東京と同じスタイルなので準備をしたいと思います」

以上