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【J2:第14節 京都 vs 徳島】大木武監督(京都)記者会見コメント(12.05.13)

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●大木武監督(京都):
「1失点した後の10分間はもう少し頑張ってもらわないと困るなと。試合が終わったあと、キーパーの水谷が冗談交じりに、シュートの本数が少ないのに失点してしまったと、自分を責めた様な話をしていましたけど、決して彼の責任ではない。もっと言えば彼がそう思っているのであれば、FWの選手、前の選手があそこまで攻め込まれているフィールドプレーヤー、もっとできたんじゃないかという気持ちを持ってもらいたい。2点取って、大丈夫と思ったのか、どう思ったのか分かりませんけど。自ら自分で自分をスポイルしている様な選手もいました。二つの顔が見えたゲームだということをよく聞きますけど、決してそうではない。これが一つの顔ですね。まだまだ力が足りないなという気持ちが湧いてきました。もっともっと練習していいゲームをしたいと思います。1週間空きますけど、次のゲームをしっかりしたいと思います」

Q:先発が宮吉選手と久保選手でしたが、その狙いは?
「勝つためにその選手を使う訳ですね。どの選手も(選考基準は)同じです。(久保選手の調子がいいからか?)そうですね、別に悪くはない。(久保)ユウヤを使うことが一番勝てると判断しました」

Q:失点してからのサッカーについて言及していたが、それはメンタル的なことになるのか?
「わかりません。メンタルと言えば簡単ですよね。であれば、練習しないで、京都はお寺が沢山ある、座禅でも組みに行けばいい訳ですね。笑いますが、本当ですよ。でもそうじゃなくて、やっぱり自分たちの力、技術、そういうもので相手を凌駕するというか、上回らないといけない。そういう強さというか、技術というか、テクニック、そういうのが必要です」

Q:失点してからの展開ですが、攻撃の部分ではどういう印象か
「下がってしまいましたね。攻められるからもちろん宮吉も下がるし、(長沢)駿も下がってしまう。前に出た時、いないですよね。そこでもう一つキープして、一歩二歩つなげればまた違う形になるんでしょうけど、そうならないですよね。例えばこちらがクリアする、ウチのゴール前から、相手ゴール前に近くというか、ハーフェーライン付近に跳ね返す。その時に誰がプレスに行くのか、何人プレスできるのか、そこは大きなポイントですね。でもそこでプレス出来る人間がいないですね。もう少し我慢して下がらない。もっと言えば跳ね返した時にもっと早くサポートする。もう一度前に出る。ただ、ラインのアップとかボールが入った時の状況は死んでる感じはしなかったですね。まだ生きているという感じはありましたね。ただ、しっかり下がらないでもう一度点を取りに行く姿勢というか、技術が足りなかったと思いますね」

Q:シュートが少なかった様に思うが、そこに関しては
「上手く出来なかったとは言いません。ただ、点を取るというところと、仕掛けるところですね。そのタイミングが遅い、それと数が少ない。誰がスタートを切るのか。前半に一本ですね、中山博貴がかなり長い距離を走って出ていった場面があったと思うんですけど。ああいう場面をつくらないといけない。それから、後半、ちょうどベンチのサイドですけど、2回位ボールを回す場面があったんですけど、ああいう『静』の状態になった時に動き出す選手がいない。要するに2点取ってしまって、もうこれでOKだと思ったのかどうか知りませんけど、そこで動き出す選手がいない、それは前半から言えたことだと思います。ですからシュートが少ない。相手をブレイクする形が少ない。そういうことだと思います」

Q:セットプレーで得点をしたが
「やっと入りましたね。時間をかけたし、アイデアというのは沢山あるんですけど。よくある状況で、相手を驚かすことはできるんですけど、なかなか点につなげることは出来ないですね。今回は非常にオーソドックスだったんですけど取れて良かったと思います。やっぱりセットプレーというのは大きいですね」

以上
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