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【AFCチャンピオンズリーグ2012 F東京 vs ブリスベン】プレビュー:ポゼッションゲーム必至の日豪対決!Aリーグ2連覇を果たしたブリスベンと、F東京が国立で対戦(12.05.02)

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F東京が、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ突破を懸けた一戦に挑む。対戦相手は、ACL初戦にアウェイで対戦したブリスベンロアー。F東京は、国立競技場で歴史を塗り替える。

対戦相手のブリスベンは、今季Aリーグのレギュラーシーズンを14勝7分6敗の2位でファイナルシリーズへと進出。その後、順調に勝ち進んで4月22日のグランドファイナルでパース・グローリーを2−1で下してリーグ2連覇を果たした。
ブリスベンの攻撃を司るのは、前回対戦では負傷欠場したチーム唯一のオーストラリア代表選手で、U−23オーストラリア代表の司令塔を担うMFミッチ・ニコルズ。彼を配給役に、前線でMFトーマス・ブロイヒが違いを生み出す。今季Aリーグのレギュラーシーズンで19得点を奪って得点王となったFWベザート・ベリシャは、最終ラインとの駆け引きでゴール前へと抜け出してくる。
GK権田修一は「ニコルズはU−23日本代表のときに、新潟で対戦して僕が得点を決められた選手だからよく覚えていますよ。すごくいい選手だった。前回対戦のときには、FWのベリシャが印象に残っています。常に視野から外れる動きをしていて得点を取る術を知っている。得点王を取るのも頷ける」と語った。
要所、要所に好選手を配置する彼らの戦術の特長は、最終ラインから徹底してショートパスをつなぐパススタイル。フィジカル重視のAリーグの中にあって、そのスタイルは異端そのもの。4−3−3システムを敷き、GKが持てば、センターバックが両サイドへと開いて最後尾から足元で丁寧にパスをつなぎ倒してくる。

F東京は、よりアグレッシヴなスタイルへと原点回帰を図ってこの試合に臨む。現在J1リーグ3連敗中とチームにはやや停滞ムードが漂っている。それだけに、MF石川直宏は「この試合はチャンスだと思っているし、上手くリーグ戦に繋げられるゲームにしたい」と言った。今週は、選手間での話し合いを続けてきた。
「ここ数試合は、攻撃的な守備ができていないので、もっと躍動感が出るようにしたい。サポーターのストレスも溜まっているだろうし、ダイナミックなサッカーで観ている人のストレスを解消できるような質と内容のあるゲームにしたい」(MF羽生直剛)
間違いなく、羽生の語った前線からはめ込んでいく守備が機能するかどうかが勝敗を左右するキーファクターとなるだろう。

しかし、ここにきてブリスベン側が、1戦目と同じスタイルを取らない可能性も出てきた。パススタイルをチームに植えつけたアンジェロス・ポステコス監督は今季限りで契約終了。ラド・ヴィドシッチ監督で、この一戦を戦う。同じスタイルを継承するのか、新たなサッカーを見せるのかも興味深い。しかし、新チーム始動からわずか10日間でスタイルを大きく変えるとは考えにくい。パスを繋ぐスタイルのぶつかり合いとなるだけに、中盤のポゼッションゲームとなるはずだ。

ランコ・ポポヴィッチ監督は力強く言い放つ。
「この試合に足を運んでいただければ、歴史が変わる瞬間に立ち会えるかもしれない。だから一人でも多くの人に足を運んでほしい」
この一戦を転機にしてさらに上へ。F東京が次のステージの扉を開く。

以上

2012.05.01 Reported by 馬場康平
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