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【ヤマザキナビスコカップ 清水 vs 横浜FM】樋口靖洋監督(横浜FM)記者会見コメント(12.04.18)

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●樋口靖洋監督(横浜FM):
「1勝を挙げられなくて残念です。今日のゲームに関しては、もちろん予選リーグ突破のためには落とせないという強い意志を持って、選手たちにもそのために戦うんだと言って臨みました。ただ、今のチーム状況を考えると、連戦の中でいくつかのトライをすることで、チームの改善ができないかということを探るゲームでもありました。そういうゲームの中で、もちろん勝点3を取れなかったのは非常に残念ですが、トライした中でできた部分、できた選手、あるいはやっぱり戦えないなというプレーだった選手、うまくいかなかったところと、いろんなものが混在したゲームだったと思います。本当にサポーターの皆さんには悔しい思いばかりさせていますけど、次こその思いをいつも選手と持って、もう一度ファイティングポーズをとって、次に臨みたいと思います」

Q:途中から2種登録の喜田選手を入れましたが、彼への指示と評価は?
「正直言って(狩野)健太のところでなかなか守備のアプローチがいかないと感じている部分があって、中盤の選手であそこで厳しく守備ができるというのが彼の特徴なので、彼にはその部分でプレッシャーをかけて奪って、前につないで何とか反撃の1点を取ろうというのが、彼に対する指示でした。短い時間の中で、なかなかボールを奪いきるところまでいかなかったのは、残り10分ぐらいだったので、まだまだ彼がゲームに入りきれなかったという印象です。ただ、彼は物怖じしないでできる選手なので、彼のボールを奪いにいける能力というのは、次も評価していきたいと思っています」

Q:今日の試合でできた部分というのは、具体的には?
「今日のゲームを想定したときに、エスパルスは非常にワイドにボールを動かすのがうまいチームだということで、ある程度ボールを持たれるのは想定しなければいけないと。そういう中で、ブロックを作ったときに、自分たちのブロックの中ではボールをそれほど動かさせることがなかったと思います。カウンターの応酬になったときに、個の能力でぐっと持っていかれたりという部分がありましたが、守備面で組織的なブロックを作ったときには、狙い通りの奪い方が何度か見られたと思います。そこは評価したいと思います」

Q:決定機は多くありませんでしたが、攻撃に対する評価は?
「そこが大きな問題で、良い奪い方からまだ良い攻撃につながらないと。良い奪い方をしていながら、単発なカウンターで終わってしまって、厚みがなかなか作れない。それとアタックゾーンに入りそうなところで、まだまだイージーな失い方をしてしまうというのが、今うちが点を取れない大きな問題だと思っています」

以上
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