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【松本山雅FC・カターレ富山・FC岐阜合同企画『TOP OF 北アルプス』記者会見】(12.03.27)

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●司会
「それではただ今から、松本山雅FC・カターレ富山・FC岐阜 合同企画の記者会見を開催させていただきます。本日は松本から大月弘士社長、富山から清原邦彦社長、岐阜から今西和男社長にご出席いただいております。それでは皆様から、本企画についてのご説明・ご挨拶をお願い致します」

〜各社長あいさつ・企画説明〜
●今西和男社長(岐阜)
「皆さん、こんにちは。これまで我々FC岐阜は、カターレ富山様と『東海北陸ダービー』として、お互いを応援して、勝利を目指して戦うという交流を続けておりましたが、今年より松本山雅FC様がJ2に昇格されたということで、この3チームで何か出来ないかと相談致しまして、日本の屋根と言われる北アルプスに3つのチームが位置しているということから、北アルプスを中心にした3チームで、ベストを尽くして戦うと同時に、出来ればもっともっとクラブが存在する街をアピールして、お互いに交流していこうということに致しました。『TOP OF 北アルプス』と銘打って、今日初めて発表させていただくことですが、3チームで話し合って決めたことでございます。

何をするかということですが、まず3チームが対戦成績で順位を決定するということ。2つ目はそれぞれの地域の特産品の販売をしながら交流をしよう。例えば、富山さんが松本で試合される時には富山産の特産品の販売などのPRをしていこう、また風光明媚な長野県の観光に役立つようにしようじゃないかということで親交を深めていきたい。3つ目はスタンプラリーを実施して、3つの地域を回ってもらおうと考えております。クラブに関係ない皆様にもご観戦願いたいと思います。4つ目は各ホームゲームにおいて、アウェイチームについての特産品もご観戦いただいた皆様に抽選で進呈しようと、こう考えております。いずれにせよ、我々クラブは百年構想のもと、地域の活性化を考えていますし、他の地域への交流に繋がればと発案させていただきました。よろしくお願い致します」

●清原邦彦社長(富山)
「カターレ富山の清原でございます。よろしくお願い致します。今ほど今西社長が仰られました通り、今シーズンから松本山雅さんがJ2に入ったということで、嬉しく思っております。今まで『東海北陸ダービー』としてご一緒させていただいた岐阜さんとも、今シーズンは3チームでリーグ戦を盛り上げようということで、本当に喜んでおります。今企画を機に、私どものサポーター・市民の皆様が交流が出来れば良いと思っておりますし、クラブについても運営などに悩める課題がありますが、お互い忌憚なく交流を深めさせていただき、今後の発展の参考にさせていただければ嬉しいなと思っております。というのも、中国四国地方と九州地方で4チームが交流を深めていらっしゃって、北信越ではこれまで1チームなので非常に羨ましく思っていたので、今回こういう形で交流させていただきたいと思います。特に集客面では松本さんは素晴らしい集客があるということで、今後もそういうところでも交流を深めていきたいと思っております。よろしくお願い致します」

●大月弘士社長(松本)
「よろしくお願い致します。このたび、Jリーグでの先輩でありますFC岐阜さんとカターレ富山さんにご協力いただきまして、『TOP OF 北アルプス』として、3チームでの企画が始まります。岐阜県・富山県・長野県松本市は深い縁があると考えております。富山県とは名産であるブリが届くという意味で『ブリ街道マッチ』、岐阜県さんとは県鳥がライチョウということで『雷鳥マッチ』という縁があると考えていますが、その3チームが北アルプスを背にして対戦するということで、非常に嬉しく思っております。Jリーグでは地域の発展が試合の勝敗同様に大切な部分と感じております。我々も松本の良さをPRさせていただきたいと思いますし、岐阜さん富山さんも、松本のサポーターの皆さんにそれぞれの特色をPRしていただき、是非岐阜や富山に出向いていただき、この3チームを盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願い致します」

〜質疑応答〜
Q:この企画を切り出されたのは。
●大月社長(松本)
「これまで岐阜さんと富山さんでやられていたダービーに、新規参入の我々が加わらせていただいたのが実情です」

Q:今までJリーグ空白地だった長野県にクラブが出来た感想をお願いします。
●今西社長(岐阜)
「岐阜と長野県は近いんですね。これまでも交流がありましたし、これからますます交流を深めていきたいです」

●清原社長(富山)
「北陸では我々1チームだけで、岐阜さんとは交流させていただいていますが、近くの長野県にチームが出来たことを本当に喜んでおります。今回を契機にサポーターさん同士の交流が出来れば。岐阜さんとの交流も更に発展出来ると思いますし、今回の企画については我々も努力していきたいと思っております」

Q:今回の企画の概要について。1位になったチームにはカップなどの授与はされるのでしょうか?
●司会
「それも含めて検討中です」

Q:スタンプラリーについてお願いします。
●司会
「こちらで台紙を作らせていただきますので、試合を見たらスタンプを付けていただき、4試合分のスタンプがもらった方にはプレゼントをご用意させていただきます」

Q:『東海北陸ダービー』ではどのような取り組みをされていたのでしょうか。
●今西社長
「お互いの地元紙などに告知をしてもらうなどで、何か特別なことはしておりませんでしたが、サポーターの皆様は熱い思いを持っていらっしゃって、本来はサポーター同士は(良い意味でのライバルということで)仲が良くないのですが(笑)、お互いに交流を深めていらっしゃっていました。それぞれ来場者の獲得に苦心しているなかでお互いの観客増を図り、地域の皆様を歓迎する意味でもPRしていこうと思っています」

●岐阜・広報
「今の件につきまして補足させていただきます。これまでの『東海北陸ダービー』につきましては、県産品のPRなどは岐阜県と富山県さんの主導で情報交換しながらスタジアムでさせていただいておりました。クラブより県同士で実施していた経緯があります。富山さんでも企画をさせていただいたり、プロモーション活動としては両チームのサポーターの皆さんが一緒に高岡市でチラシを配布したりと活動をしております。またNEXPOさんのご協力により、サービスエリアなどでプロモーションをさせていただきました」

以上
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