●イ ヒョンシル監督(全北現代):
「今日の試合に関しては、まずは1点を取りにいこうと、そして1勝を必ず取りたいという試合でした。まずはアウェイの試合ということで守備的に入りました。監督として選手に申し訳ないことをしたと思っています」
Q:第1戦も1−5で負け、今日も同じスコアで負けました。チームにどのような問題があるんでしょうか。
「特に問題はないと思っていますが、ただセンターバックを怪我で欠いていますし、1−5という結果については監督に全て責任があると思います」
Q:大敗をして2敗目、今日の結果でベスト16進出は厳しくなりましたが、Kリーグとの同時進行について、今後はどのように進めていきますか。
「ACLは残り4試合あります。4試合とも全力を尽くして戦っていくつもりです。Kリーグに関しては今週末にもリーグ戦があるので、コンディションを整えて、1−5という敗戦で自信を失くしているかもしれないので、そちらも回復してベストのコンディションで試合に臨みたいと思っています」
Q:今日はいつもと違う3−4−3のシステムで臨み、イ ドングッ選手を外しましたが、その意図は。
「前半は守備的に行こうという戦術面で3−4−3にしました。イ ドングッはKリーグでも試合に出続けていますし、そういう疲労、体力面を考えて前半は休ませました」
Q:全北の昨年のACL準優勝は攻撃サッカーが評価されたものでした。柏を分析するうえで、なぜ守備的に行こうと思ったのですか。
「柏の分析を進めるうえで、ブリーラム戦、それからJリーグ開幕の3−3で引き分けた試合(横浜FM戦)を見て、パスが非常に速く、2人の外国人、10番(レアンドロ ドミンゲス)と15番(ジョルジ ワグネル)の技術も優れていると分析していましたので、少し引いて守備的に入ろうと思っていました。しかしそれが攻撃につなげるうえで問題になり、今回の完敗に至ったと思っています」
Q:今日は全北のコンディションが良くないように見えました。昨日は蔚山が試合をしましたが、そちらもコンディションが良いように見えませんでした。今までは2、3月に試合をすると韓国のチームの方が日本のチームよりもコンディションが良いことが多かったのですが、今年はチームの準備で共通した問題でもあったのでしょうか。
「今年からKリーグのシステムが少し変わりました。昨年まではACLに出場するチームの試合スケジュールが変更されたりしたのですが、今年は引き続きKリーグの試合が入っているので、そういったところでコンディションの問題があるのかもしれません」
以上
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