●河井陽介選手（清水）:
「立ち上がりで良いスタートを切れて、得点も入って、良い形で入れてたんですが、その後のサッカーはまだまだ満足いかないし、個人的にも後半途中から動けなくなってしまったので、課題はたくさん見つかったと思います」

Q:先制点をアシストしたシーンは？
「ボールが来るかなと思って走っていったら、ギリギリ触れて得点につながったので良かったです。もっともっとああいうシーンを増やさないといけないと思います」

Q:プロになって初めての勝利の味は？
「正直、2-0なってから早く終わらないかなと時計ばかり見ていたんですけど（笑）、チームの勝利に貢献できるというのが一番自信になるので、今日はそれができて良かったです」

Q:初めて勝ちロコをやった気分は？
「楽しかったです。最初は忘れてたんですが、勝ちロコができるんだっていう感じですごくうれしかったし、またやりたいと思います」

●アレックス選手（清水）:
Q:今シーズンのチーム第1号のゴールでした。
「とてもうれしく思っています。去年はよく簡単なところで外していたりしていたので、今日はそれが最初に決まって良かったと思いますし、チームの勝利の助けになってうれしいです」

Q:あの場面では、ご自身がプレッシャーをかけにいったことが非常に効きましたね。
「今週1週間はずっと、GKも含めた相手のDFラインに対して前の3人でしっかりプレッシャーをかけてハードワークしていくという練習をしていました。それによって自分たちにチャンスが増えるということをわかっていたので、それをやりました」

Q:そのあたりは、去年までとはどこが変わった？
「今年はそれをチームとしてより多くやろうとしているということかもしれません。1人が行けば、チーム全体で行くという決まりになっているので。自分が行ったときに、そこで取れなくても後ろが取ってくれると信じてやっています」

●高木俊幸選手（清水）:
Q:決勝点のシーンを振り返ると？
「ファーの一番良いところにいたら、そこに元紀くんが良いボールを流してくれたので、トラップが少し難しかったけど、うまく良いところに止まったので、あとは流し込むだけという感じでした」

Q:今シーズンの初勝利でしたが、お客さんの声は力になりましたか？
「そうですね。すごい雨の中でもこれだけ多くの人が観に来てくれたので、すごく力になりました」

Q:後半に入る時にどんなことを意識してましたか？
「前半は自分が悪かったのをわかっていたので、自分に喝を入れて、後半に切り替えました。前半の悪い分を取り返すためにも、とにかくゴールしかないと思って入りました」

Q:ここまでの2試合の手応えは？
「第2節でホームでしっかり勝てたことは大きいし、自分たちのサッカーもだいぶできていると思うので、このまましっかりと続けたいと思います」

●岩下敬輔選手（清水）:
「今日は結果にこだわって試合に入ったし、若い選手が多いので、結果が一番の勢いになると思うので、とりあえず（勝って）ホッとしています」

Q:後ろで気をつけていたことは？
「ピッチがスリッピーだし、シンプルにやりながら、タイミングをみて人数をかけて攻撃してゴールが取れればいいなという感じでしたが、序盤でああいうラッキーな形で点が取れたので、スタートは良かったと思います」

Q:立ち上がりから前からいこうという意識が先制点にもつながりましたよね。
「もちろん、そういうスタイルでやっているし、前の選手たちも守備の仕方を理解してきていると思います」

Q:前半に右の吉田選手に出すと見せて、小野選手に縦パスを入れた場面は素晴らしかったですね。
「ゴールを取るためには、伸二さんがああいう良い形で前を向けるパスを出していかないといけないし、もっと増やしていきたいです」

●林彰洋選手（清水）:
Q:ホームでの初戦ということで緊張感はありましたか？
「良い緊張を持って入れたと思います。ただミスも多かったので、僕自身もミスが多かったので、チームとしても僕自身もミスを少なくしていけたらいいなと思います」

Q:林選手のプレーを見ていて非常に安定感を感じますが。
「今日はミスが多くてチームに迷惑をかけたし、（西川）周作くんなんかはビルドアップのところで中心になってやっていましたし、そういうところは見習っていきたいと思います。DFとの連携ももっと良くなるように、コミュニケーションをとっていきたいと思います」

Q:これでJリーグの2試合目となりましたが
「1試合1試合が勝負なので、次も出られるように毎日全力を尽くして頑張りたいと思います」

Q:勝ちロコのことは知ってました？
「聞いてましたけど、僕はどういう踊りをするのか始まるまで知らなかったので、足が逆になっていたんじゃないかなと（笑）。でも、勝った後なのですごくうれしかったです」

●千葉和彦選手（広島）:
「立ち上がりが良くなくて、そこでバタバタしてしまって、ミスも含めてそこで失点してしまったので、そこは修正点かと思います。ビハインドも1点ならまだチャンスがあると思っていたんですが、やっぱり2失点してしまうと……後半の立ち上がりだったので、そこは痛かったですね。悪くても1失点で止めていれば、前の人が決めてくるという信頼関係があるので」

Q:前半も落ち着いてからは広島が押していたと思いますが。
「そうですね。ただ、立ち上がりでこうなるよとわかっていても、たとえば無理につないでミスになってしまったりした部分があったので……」

Q:そこは、割り切ってセーフティーにいく手もありだと？
「そうですね。今日はエスパルスが勢いを持って前線から来ていた部分があったので、そこをどういなすかというのが課題だと思います。チームとして絶対にこうするという明確なものがあれば、もうちょっとやれたと思うので、そこは修正点として次に切り替えてやっていけば。うちは、ああいうサッカーができるし、コンビネーションも含めて決定的な場面はうちのほうが多かったと思うので」

●山岸智選手（広島）:
「今日は入り方が悪くて、向こうがプレッシャーをかけてくる中、自分たちがもう少し慌てずにしっかりボールをもらいに引き出して、後ろからのうちらしいビルドアップができれば良かったんですけど。そういうところは、うちらしさが出せずに、ああいう立ち上がりになってしまったのかなと。向こうが前から来るのはわかっていたので、そこは慌てずしっかり後ろから回していこうとチームとして言っていたんですが、それができなかったことが、ああいう失点につながってしまったのかなと」

Q:後半の入りはどうでした？
「後半は悪くはなかったですけど、ああいうシュートの場面でももう少し寄せなければいけなかったりとか、そういう細かいところをチームとして詰めていかないと。うちが点を取りにいかなければいけない状況で、ああやってまた失点してしまうと、またゲーム展開が難しくなってしまうので」

Q:やるべきことははっきりしてますね。
「そうですね。うちは変えるべきことはないので、自分たちを信じて、監督を信じてやっていければと思います」

以上