●野澤洋輔選手（松本）：
「選手個々がJリーグモードにしていかないといけないと思います。（2失点目は）良いシュートでした。連携はある程度取れているとは思うんですけど、一人ひとりの判断の問題。2失点もノーマークでシュートを打たせている。『これくらいで良いかな』『大丈夫だろう』という思いがあると、そういうところを突かれてしまう。こういう本番の試合で感じる部分は多いと思う。またホームでやれるので、今日の試合を生かして、次のホームの試合で生かしていきたい。（前節から）後半なんか自分たちでボールを保持できたと思う。もっとキープしながらゴールを狙えると感じました」

●渡辺匠選手（松本）：
「（3月11日について）まずチームの一員として松本のサポーターに1勝をプレゼントしたい。その中で頑張っている姿を被災地の皆さんにいい報告を少しでも出来れば。今日が3月11日だからと言うのではなく、去年被災してからそういう思いはあった。今後サッカーやっていく上で、その思いは消えないと思います」

●玉林睦実選手（松本）：
「（反町監督からの指示は）運動量の部分をしっかり、と言われました。結構プレッシャーが早かったので、いつもより一つ早いプレーをしようと心がけました。（良い時間帯はあったが）これがJだと思う。やり続ければ結果はついてくる。JFLの頃から判断を早くしようとやってきた。勝利が僕たちの一番の目標なので、それに向かってやるだけです」

●エイジソン選手（松本）：
「（良いボールが来なかったが）残念ながら自分の良さをほとんど見せられなかった。結果を求めてやっている中で、シュート数も相手の方が上だったし、ゴールに繋がるプレーは多かった。それが結果に現れていたと思います。フォワードとしてゴールをとらなければいけない中で、自分が仕事を果たせなかったということは責任を感じているが、結果は変わらないので、また1週間トレーニングを積んで、結果に繋がるようにやるしかない。勝点ゼロというのはあってはいけない。まだまだコミュニケーション不足という部分はあるが、それを言い訳にしてはいけない。全員でゴールをとることが必要だと思います」

●弦巻健人選手（松本）：
「（松本のJリーグ初得点は）凄く嬉しいです。（あの瞬間は）何も考えていなかったですね。身体が勝手に、というか。さっき、ちょっとVTR見せてもらったんですが、綺麗でしたね（笑）。やはり点を決められないと勝てないので、次は自分を含めて点を決めて、絶対に勝ちたいですね。
（前半は山形にボールを持たれてしまった）全体的に自信がないわけではないんですけど、弱気になってしまった。前で取られるくらいなら、安全に安全にというか。自分を含めて、もっと前に意識を持ったプレーをすれば、もっとこっちのペースになって、チャンスも増えたのかなと思います。（自分も）何回かありましたね。直していきたいです。
後半の最初みたいに、もっと皆が前につけてドンドン出て行くみたいなのが前半の最初から出せれば」

●小松憲太選手（松本）：
「失点は若干事故みたいな感じだったので、『まだ大丈夫だ』と。やられても取り返すつもりだった。（課題は）慌てないことだと思います。後半は中盤も繋げるようになったし、それが最初から出来ていれば。（多くのサポーターが訪れた）今まで自分がプレーしてきた中で一番観客が多い試合だったので、その人たちの前で勝てなかったのは、悔しいです。皆さんの思いに結果で応えられるように頑張ります」


●秋葉勝選手（山形）：
「2点目のゴールシーンは、前が開けたし、風上だったので打っちゃおうと思って、迷わず打ちました。一点目はいいところにボールが転がったきたので、ただあそこのポジションに入れていたことは大きいと思います。今日、3月11日に勝利できたことは東北の人たちにもいい知らせになったと思います。自分の良さを出せることはいいことだが、良さをださなくてもチームが勝てるようであればいいと思ってプレーしています。先発は今日のミーティングの時に言われました。先発でもサブでもチームが勝つことが大事だと思っています。あそこのポジションでは守備に入ったときの受け渡しとかそういう連携が慣れてないのでそういう意識はしていきたいです。今日2得点で1年分ゴールを取った感じですが、試合はまだまだあるので頑張ってもっとゴールしていきたいです。勝つことでみんなが喜べたことが大きいですし、次はホーム。雪かきとかを手伝ってくれてやっと迎えられるホームなので勝ちたいです」

●前田和哉選手（山形）：
「初勝利ができて良かったです。前の試合よりは攻撃の厚みだったり切り替えの早さだったりアプローチの早さだったりが良くなった。（ビルドアップのところも前半は少しもたついた？）人それぞれの感覚やホームのピッチとは違うピッチの感覚とかで慣れるまでに時間がかかったかもしれないが、気にするほどでもなかったとは思う」

●山崎雅人選手（山形）：
「リーグ戦での勝利まで長かったです（昨年の9月11日以来）。これくらいハードワークしていかないと勝てないことは分かった。今日の勝利は監督にもいいプレゼントになったと思います。2点目を取った以降も、点は狙いにいったが、体もきつかったので時間を作るところは作ろうと中で話し合ってプレーした。今日は連携は良かったと思うし、もっと良くなると思う。自分がやりたいプレーをするよりもバランスをとろうと意識しました。前線が取るとチームに勢いが出るので次は取りたいです。勝（秋葉）のロングシュートは入ると思わなかったですね（笑）」

●船山祐二選手（山形）：
「前半はいい感じで点を取れてペースを握れたが、失点してから少しばたついてしまったし、後半も押し込まれる時間が多くなった。勝（秋葉）がいい感じで点を取ってくれたので助かった。兄弟対決はやりたかったが、いつ誰が出るかは両方の監督が決めることなので。次回に取っておきます。久々のリーグ戦での勝利は良かったです。負け癖がついてしまうのは良くないので今回の勝利は大きい。次はやっとホームなので、しっかりと勝ちたいです。今日勝てたので気持ちに余裕を持てていい感じでホームに臨めるのは大事だと思います」

以上