●相馬直樹監督(川崎F):
「まず、非常に今日、午前中に雨も降り、寒い気候、そして遅い時間になることが分かっている中、たくさんの方が我々フロンターレの勝利を期待して、本当に集まって後押ししてくれたことをまずはそこに感謝したいと思います。そのおかげもあって、苦しい試合でしたが、1−0というスコアで勝つことが出来ました。本当に重ねて感謝したいと思います。
ゲームの方は立ち上がりから非常に硬く、その中でセットプレーから取れたのは良かったですが、その後多少自分たちの時間で攻められたところはあったんですが、その中でチャンスを決めきれず、もうひとつ加速しきれない感じもあったと思っています。ただ、その中で後半苦しい展開になったんですが、今シーズンは苦しい時にどう戦うのかという事を言ってきた中で、そこで最後まで凌ぎ切って、本当に勝点3を手にしたことは本当に選手たちを褒めたいと思います。次に繋がる非常に大きな一勝だと思っています」
Q:立ち上がり1分でものすごく大きなピンチがあって、前半は何回か単純に中央を割られる場面もありました。そこはハーフタイムにどう修正したんでしょうか?
「1分のシーンは自分たちのミスから、カウンターでというか自陣でボールを失った形だったので、多少仕方無いと言うとおかしいですが、要は自分たちのボールの失い方の問題でもあったので、守備がどうこうと言うよりは。ただ、それ以上に、相手が2トップをはっきり残してきたので、うちに対してカウンターという形で前半相手が来てましたので、そこに対する備えがちょっとうちの悪い癖じゃないですが攻めに出た時に少し前がかりになるところもありますので、そのへんが何度かピンチを招いた部分でした。その部分で、ゲーム中にも前半の間にも修正をかけていったんですが、選手たちがそこはよく対応してくれたと思います」
Q:今日先発の11人のうち、5人が新戦力でした。最終的にこのメンバーを決めたのはいつで、ブラジル人のここまでの評価をお願いします。
「あまり、いつもどおり個人の(評価)ところは(言いにくい)、と思いますが、メンバーはもう、最終的に決めたのは今朝になります。ただ、ある程度、1つの形というのはできていたので、気づいたら、さっき言われた、新加入選手が5人だったという部分もあるんですが。
ブラジル人選手は、今日出た選手に関して言いますと、二人だけじゃなくてもレネ(サントス)もそうですが、元々持っているポテンシャルが非常にある。その中で日本のサッカーは当然違うというか、そう思っていると思います。今日もやってみて思っていると思いますが、スピードであるとか、運動量であるとか。そういうところは違いを感じていると思いますが、そういう部分も含めて日本の文化、風習、食事なんかも含めてまずやってみようという姿勢を持ってくれています。それは3人全てでそういう部分を持っています。それがこの短い期間で初めて海外に出る選手たちがある程度フィットして機能してプレーできた。自分たちのいいところがプレーできたと思っていますので、今後はさらにその姿勢があればもっと良くなっていくだろうし、もっとチームに力を与えてくれるかなと思っています」
Q:(ひとつ目の質問は)相手が後半に2枚替えして、形も変わって、その後に稲本選手を投入しました。そこに戦術的な意図があったのか。そして(2つ目は)、いいスタートを切って、試合後にはタイトルという話も出たと思いますが、シーズンを通して安定した戦いができるのかどうかが今年の課題だと。それが上位との差だったのかなと去年は思ったんですが、そこに関して今後どう考えているのか。教えてください。
「最初の質問ですが、あそこは相手の2枚替えという事に対してではなく、その前から4−2−3−1になっていましたので、向こうが。ちょっとうちの少しチェイスがかからなくなっていたところがあって、下げされているところがあったので、もう少し前に比重をかけたいというところで、あの形は用意している形でした。守りながらも比重を前でプレッシャーを掛けられるという事でイメージした形で用意していたものです。
ただ、最終的にそれほどラインが上がらなかったので、そういった意味では全てうまく行ったとは思いませんが、0で最後まで逃げ切れたのは1つの評価かなと思いますし、自信(になる)。僕もそうですし、選手たちも自信になったのかなと思います。
2つ目の質問ですが、今日の戦い方にある程度現れているのかなと思っています。もちろん足りないところはありますし、これからもっと成長してかなければならないですが、状況に応じた部分をベンチもそうですし選手たちが一番感じ取りながらそれは1つゲーム中も、シーズン中も同じだと思っています。
そこをクリアできるかどうかで本当にタイトル。試合後にという話が出ていましたが、ぼくは最初に(タイトルと)言っていますので、そういう風に思っています。
Q:今日の前線と中盤の距離感や、トップの2選手のコンビネーションを含めて、今日の攻撃というのは川崎のサッカーができたのでしょうか?
「十分ではないと思っています。前の問題だけではなく、全体でしっかりとちょっとボールを保持出来なかったので、その時間をうまく作れなかったところがあったので、ただ、正直、硬かったなとは思っていますし、もうひとつは、1点を取ったことで、特に後半はどうしてもその1点を守りに行ってしまった、というメンタルのところはあったと思うので、守りに入って守れたのはぼくは1つ評価したいと思っています。その分、攻撃で思ったようにならなかったのはバランスの問題だと感じています」
以上
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