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【2012シーズン始動!】町田:新監督・新加入選手会見(2)(12.01.24)

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本日、町田市立陸上競技場にて町田ゼルビアの新監督・新加入選手会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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会見冒頭のあいさつはこちら

【質疑応答】
Q:アルディレス監督招聘の理由について
●唐井直GM:
「少年サッカーの街・町田で生まれたクラブが、プロを目指してここまで成長してきたという経緯があります。町田は以前からパスワークにこだわった、攻撃的なサッカーを展開してきました。僕らトップチームも、子供達の憧れの対象になるようなフットボールをやり続けたいという思いで、J2を目指してきたわけです。昨年のポポヴィッチ監督もしっかりつないで、攻撃的にやるというスタイルを築き上げてくれました。それを引き続きやりつつ、J2というカテゴリーで戦える監督を呼ぶということが一つの課題でした。そういう中で、Jリーグの3クラブで優勝している監督で、パスを大事にする攻撃的なスタイルで実績も挙げられているアルディレス監督を招聘しました。去年の新監督の就任挨拶の時も申し上げた通り、「若い選手を育てながら成績をあげる」ことも課題ですが、彼は選手を育てた実績もある監督です。楽しみな監督に来て頂けることになったと思います」

Q:監督に質問です。就任を決断した決め手について
●オズワルド・アルディレス監督:
「私は来日まで、ロンドンで落ち着いて過ごしていました。ロンドンで私はトットナムの大使のようなことをやっていました。今も一応そういう立場なので、町田からトットナムに送り込むことができたらと思っております(笑)。私は孫が5人いて、彼らと快適に過ごしておりました。そういう中で唐井さんから連絡があったのですが、断ることは出来ませんでした。私はロンドンでスペインのサッカーを紹介したり、色々な活動をしていたけど、やっぱり現場に勝るものはありません。我々“サッカー人間”にとって、まずプレーすることが一番好きなことです。もうプレーできなくなると、次にサッカー人間ができるのは指導です。指導することで同じようにアドレナリンを放出することができます。なので私は迷わず、すぐにイエスと答えました。私にとって大きなチャレンジです。日本に戻ってこれたことも嬉しいですし、このチームでチャレンジできることを前向きに捉えています」

Q:監督に質問です。今まではJリーグで実績のあるチームだったが、今回はJFLからJに入会したクラブを指導することについて
●オズワルド・アルディレス監督:
「指導したいという気持ちが、まず第一です。他の仕事もしておりましたが、指導したい、監督をしたいという気持ちが強かったですね。J1とJ2のレベルの差は、それほど大きく開いてないと思います。もちろんできるだけ早くJ1に行きたいという気持ちも強く持っています」

Q:監督に質問です。目標は?J1昇格?
●オズワルド・アルディレス監督:
「まずJリーグに定着することだと思います。日本に限らないことですが、昇格したばかりのチームは、降格候補に挙げられてしまいます。最初のステップはJ2に定着できるチームです。それができればJ1という夢を見られる状況となり、実現もできるようになると思います」

Q:戸田選手に質問です。育ったクラブが上のカテゴリーに来てプレーできる喜びを教えてください。
●戸田和幸選手:
「町田でサッカーをして、大きく成長した時間があったからこそ、僕はプロへの道が開けたと思っています。町田にトップリーグの無かった時代はもちろんありましたけど、自分がプロでキャリアを積んでいる中でそういうチームが出来て、ずっと気には掛けていたし、応援もしていました。今回こういうタイミングでお話を頂いたわけですが、僕は両膝の手術をして、この2年間なかなか満足にプレーのできる状態じゃなかったです。地元は自分にとてつもなく大きく、大切な場所なんですね。だからこそ重たく感じていましたし、お話を頂いた時、すぐ受けられるということではなかった。素直にそういう気持ちを伝えた上で、去年の12月の頭に練習へ参加させて頂き、加入させて頂くことになりました。町田はサッカーの街で、サッカーが上手く、チームも強くないといけない。そういうところで育った一人として、トップチームで流れをしっかり作って、町田の子供達の目標であり、夢になるようなクラブを作りたいと思います。自分にとってこれ以上の思いを持ってやれるクラブはありません。膝は良くなりましたけれど、年齢的にも自分の状態的にも、ここが最後になると思います。自分にできる全てを出し尽くして、引退したいなと思います」

Q:町田市立陸上競技場の使用はいつから?Jリーグにどう報告していますか?
●唐井直GM:
「会見の主旨とは違ったご質問だとは思いますが、お答えします。昨日、加藤副市長と社長の下川と、町田市の担当の部長さんと、私と4名でJリーグへ行って参りまして、3月20日、ここ野津田で、是非やらせていただきたい、という説明はして参りました。ご決断、判断はJリーグの方でされますので、私たちの希望と判断はお伝えしましたが、それについてはJの方から発表があると思います。今日は昨日のことのご報告で留めさせて頂ければと思います」

Q:監督に質問です。日本から離れている間、Jリーグをどう見ていたか?
●オズワルド・アルディレス監督:
「Jリーグはずっと見ておりました。日本代表にも注目していました。Jリーグが生まれてから、代表も大きく成長していると思います。世界的に見ても、日本はどんどん順位を上げてきている。代表の成功はJリーグの成功だと思います。Jが生まれる前は、日本代表がW杯に出場することもありませんでした。Jリーグで頑張ってきた選手、監督たちのおかげで代表も強くなった。私も今までJリーグで素晴らしい選手たちと出会えて幸運だったと思っています。W杯を見て、日本代表に私が指導したことのある選手がたくさん出ている姿を見て、嬉しく思いました。今後も日本の成長に貢献できればと思ってます」

Q:柏がJ2からJ1へ昇格してすぐ優勝したが、そういう流れをどう見るか?
●オズワルド・アルディレス監督:
「柏レイソルに関してはあまり多くのコメントが出来ません。柏自体について多くのことを知っているわけではありませんが、J1で優勝するのは簡単なことではないです。世界のどの国でもリーグ戦が一番重要な大会だと思います。カップ戦は運が左右する場合もあります。しかし長期のリーグ戦は実力が結果に繋がると思いますので、実際に力のあるチームが優勝できたんだと思います。柏の戦い方をずっと見ていたわけではありませんが、長いリーグ戦で優勝できたというのは、いいチームということだと思います」

Q:監督の目指すサッカーとは?
●オズワルド・アルディレス監督:
「清水やマリノス、ヴェルディで見せたスタイルが、自分の個性です。他の国で指導したときも同じサッカーをやりました。いいプレーを見せなくても勝つことは出来ます。でも勝利より「いいサッカー」を私は優先します。そのためにはまずボールをキープしなくてはなりません。相手チームよりキープ率が高くないといけません。これは楽なことでなく、選手たちがそれぞれ頭を使い、ピッチの中で個々の問題を解決しながらプレーしないと、可能にはなりません。それがチャレンジですが、今年お見せしたいサッカーです。DFラインからしっかりつなぐ、パスを多用したサッカーです
守備では相手チームがボールを持った時、常にプレッシャーをかけ続ける。そういったサッカーをしたいと思います。相手がこのチームと対戦したらプレーし難いなと思うような、プレッシャーの掛かるサッカーをしたいのです。自分達がボールを持ったら、失わないようことが重要です。我々がボールを持っている間、相手はゴールできないですからね。相手がボールを持ったら、自分達は“作業着を着て努力する”姿を見せたい。泥臭く努力してボールを奪い取りたいと思います。でもボールを奪ったらドレスアップして、華麗なサッカーを見せる。それが私の考えです」

【囲み取材での各選手コメント】
●戸田和幸選手:
「(Q:加入の経緯について)昨シーズンが終わるくらいまでは、「サッカーを辞めるしかない」という気持ちの方が強かった。やりたいからやれるわけではないし、何が何でも選手にしがみつくのは間違っていると思うので。ただ12月初旬に町田の練習へ入らせてもらって、やりたいなと思った。自分の信頼する人(唐井直GM)にジャッジされて「辞めなさい」と言われたら、すんなり受け入れるつもりだった。
(Q:現役生活について)今年1年で充分だと思っていますし、そんな先のことまでは考えられない。このチームがJ2に上がってきたから加入したわけじゃない。タイミング的に「ずるいな」と思っちゃうくらいだから。1年間出し切って、怪我なくやれたらいい。怪我を理由に辞めるのと、自分なりにベストを尽くして辞めるのは違う。怪我がなくて自分なりのベストを出せる中で、もう1シーズンくらいそういう時間を過ごしたいと思った。選手としての“死に場所”として、これ以上のアピールはない。練習に参加して、このチームならいい感じでサッカーがやれるのではとも思った。
(Q:アルディレス監督について)俺が彼の就任で一番緊張していると思う。他の選手はアルディレスさんがどれだけの方か分かってない。
(Q:町田の子供に見せたいプレーは?)参考になるところはないでしょう(笑)。みんな上手いですから。ただ膝が良くなったので、自分なりの力強さ、しつこさを出せると思う。役割は真ん中から後ろの番人。そのエリアに関しては誰よりも知識があるでしょうし、伝える力もあると思っている。選手としてのそういう役目をしっかり果たしたい」

●平本一樹選手:
「(Q:監督の印象は?)選手の心を掴むのが凄い上手だと思うんです。まだ2日しか練習をしてないけど、他の選手もぐっと掴まれていると思う。アルディレス監督は無理なことを言ってこないし、負けている試合でも奮起させるような上手いことを言ってくる。俺はやってやろうと思っちゃうし、そこが上手い。
(Q:自分の持ち味は?)ヴェルディの時と変わらず、豪快に突進するプレーをやれればいいと思っている。
(Q:アルディレス監督のサッカーについて)練習でも後ろの人が大きく蹴ると相手ボールにしちゃうほどです。つなぐのが好きで、クリアが嫌いだから、自然にそうなると思う。
(Q:以前にアルディレス監督から受けた指導とは?)ゴールに関しては細かいです。シュートを打つにしても、枠の上に行くと嫌がる。「ゴールネットにパスをするのがシュートだ」と言われた。守備面は「サッカーは伝染するスポーツだから、お前からプレッシャーを掛けてチームを乗せてくれ」と言われていた」

●相澤貴志選手:
「(Q:注目して欲しい部分は?)GKなので“どれか一つ”という強みは無いけれど、今まで経験はしてきているので、それをピッチで表現したい。まだ成長できると思っているし、身体も動く。楽しみな気持ちで一杯です。
(Q:レギュラー争いについて)今までやってきた自負はあるし、できるイメージでやっている。当然、開幕から先発で出るつもりで、練習に取り組んでいきたい。
(Q:町田のイメージは)去年、一昨年とパスサッカーでやってきて、ベースが出来ている。雰囲気はいいと思います。明るくて、馴染みやすかった」

●薗田淳選手:
「(Q:五輪代表について)チーム(川崎フロンターレ)でなかなか出れない、代表で自信をつけて戻ってくる、というのがこの5年の流れだった。代表は自分のサッカー人生で大きな意味を持っていたし、ロンドンに行くことは大事だと思っている。そのためにも町田で試合に出ることが大事。
(Q:町田の印象は?)町田と川崎は近いので、練習試合をよくしていた。練習試合でも多々負けていましたので、いいチームだと分かっていた。今は怪我で練習に出られていないけれど、初日、2日目と空いている時間に練習の「ボール拾い」もした。選手がミニゲームをしている時も、コーチングを聞いて名前を覚えたりして、小さくてもできることをしたかった。明るい雰囲気の中でやっているなと思う。
(Q:自分の強みは?)対人プレーと、90分を通して声が出る、まとめる部分だと思います」

●鈴木孝司選手:
「(Q:今季の目標は?)結果が全てだと思うので、試合に出たらFWとして多くゴールに絡み、数字に残る活躍がしたい。
(Q:自身のプレースタイルについて)自分はFWとして相方の特長を生かしながらプレーできる。ポストプレーヤーなら周りを動き回ったり、ワンツーしたり。細かく動くタイプならタメを作ったり、スペースを開ける動きもできます。
(Q:桐光学園が近いが?)桐光学園高(川崎市麻生区)、法政大(町田市相原)と、この近くに何かの縁があるのかな?と思います。桐光では(町田ゼルビアの)北井佑季選手と同級生だった。酒井良選手も先輩で、高3の時に教育実習で来て、一緒に練習しています。
(Q:チームの印象は?)人がみんな温かいですね。ホント優しいです」

●庄司悦大選手:
「(Q:自身の転機はいつだったか?)夏の天皇杯東京都予選決勝で町田と対戦し、格上のJFL相手に通用できた実感があった。(リーグ戦、大学選手権で)優勝できたのはあの試合があったから。チームとしても個人としても大きかった。
(Q:町田入りを決めたのは?)
大学4年になってみんな就職活動していたけど、自分はサッカーで挑戦したい気持ちがあって、最上級生になってそれがはっきりした。秋までオファーが無かったけど、町田は秋になって練習に参加し、初日に唐井直GMからオファーをもらった。焦りもあったので、ゼルビアからオファーをもらった時は嬉しかった。練習に参加した時にはポポヴィッチ前監督から、冗談だと思うけど「シャビが来たぞ」といわれて、期待されているのかなと」

会見冒頭のあいさつはこちら

以上

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2012シーズンキックオフ!
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日(土)13:35キックオフ/国立
柏レイソル vs FC東京

※同日開催 NEXT GENERATION MATCH
10:40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※チケット好評発売中詳細は【こちら】
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