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【松田直樹メモリアルゲーム】試合後の監督・選手コメント(12.01.22)

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●水沼貴史監督(F・マリノスOB)
「この試合の監督を…という話をいただいて、ぜひに…という返事をした。今日の試合は松田の思いをくんで、みんなで楽しむというのがコンセプト。コンディションもOBの選手も混ざっているチームだったので難しいところはもちろんあったけど、今の自分の持っているものを100%出そうと。現役も、久々の試合の選手もいろいろといるけど、その中で自分の100%を出してプライドを持ってやろうという話をした」

●安永聡太郎(F・マリノスOB)
「左のももをケガしていて、シュートを打ったときも軸足はふわっとした感じだった。でも、シュートを打つ前に空に太陽が出てきて、それを見ながら『あ〜やっと来たのか』って思ったので…特に声が聞こえたとかはないですけど(笑)、もしかしたら降りてきたのかもしれないですね。井原さんのスライディングや城さんはうまかったし、本当になつかしかったな〜。
最初にこの試合を企画した時には、満員にしたいと言いつつも不安で不安で…。それはやっぱり本人がいないからなんですよ。そこが引退試合とは違う。でも、いろんな人に試合のことを告知してもらったし、ファンの方の口コミとかもあって今日4万人も集まってくれて…。試合中は泣かないようにって必死でした。いろんな絆を感じられた1日でした。
いろんな人の協力がまた必要ですが、8月の命日の近くに松本で試合をしたいと思っています」

●井原正巳(F・マリノスOB)
「僕とゴンとカズさんは最年長だった。あれだけのメンバーがマツのために集結した。マツへのサッカーに対する想いへのリスペクトがあったのではないか。本当に今日のテーマは、サッカーを楽しんでやろうということ。それがマツの想いだと思う。懐かしいメンバーで揃ってできてよかったですね。マツのことでいちばん覚えているのは日本代表から帰ってきちゃった時(笑)おいおい、代表ってそんなもんじゃないだろうってね。でも、そういうところもアイツらしいなって思いましたけど…」

●ドゥトラ(F・マリノスOB)
「久しぶりにこのスタジアムで試合ができてうれしかった。優勝したジュビロ戦とか、いい思い出が多いからね。気持ちよく試合ができました。現役をやめたりトレーニングをしていない選手たちも多かった中でよい試合になったと思うし、横浜にいたころのことを思い出しながらプレーした。松田選手との思い出としては、彼のプレースタイルとして、『早く戻ってこい』とか強い言葉で言われたことももちろんあったけど、それ以上にすごく後ろから声をかけてくれたり、気持ちを盛り上げる声をかけてくれたりもした」

●三浦淳寛(F・マリノスOB)
「マツの追悼試合ということで、これだけ名前のある選手が集まって、マツの人脈というか、人間性がすごくみんなに伝わっていたから、よかったと思う。みんな楽しくやっていたし、すごくいい試合になった。マツには、上でゆっくり、お父さんと一緒に休んでほしいなと思いますね。マツが亡くなったのは、いまだに信じられないです。ゆずの歌とか聞いていても、泣けてきましたね。FK? 蹴ってないとダメですね(苦笑)。練習します」

●中西永輔(F・マリノスOB)
「これだけのメンツは、もう集まらないでしょ。OBと現役が集まれるってことが、まず考えられないから。それはマツの人柄があってこそ。足を出しちゃダメと言われていたけど、勝負事になるとどうしても足が出ちゃう。『ここで行かないと!』みたいな(笑)」

●大島秀夫(F・マリノスOB)
「F・マリノスという名前を背負っていたので、勝ちにこだわり、楽しみながら勝てればなおいう気持ちで、試合に入りました。(自分のプレーは)なかなかうまくいかなかったですけど、とりあえず勝って笑顔で終われてよかったです。これだけの人が集まって改めて、偉大な先輩だと思います。(マツさんとの思い出は?)マツさんが3人目の子どもが生まれた時にお前が点を入れて、”ゆりかご”しようと言われて、前半3点入って3回ゆりかごしたのをよく覚えてます(笑)」

●岡山一成(F・マリノスOB)
「いろんな思いがある。楽しかった。でも、それだけでもないというか…。1試合目の山雅戦は、ぼくすごくディフェンスを頑張っていたでしょ?2試合目の最後はね、監督からも『ちょっと盛り上げてこい』って言われたから…もう、最近僕に求められる役割ってプレーじゃなくてそういうところばっかりなんですよ(笑)。でも、こういう試合がまたできたらいいなと思うし、これをきっかけに続けていけたらいいなと思いました」

●中澤佑二(F・マリノスOB)
「ジョギングしかしていませんでした。ボール使ってサッカーをやっていなかった。山瀬功治がバリバリきたので大変でした(笑)。マツさんは、誰に対しても直球勝負な人。裏表がない。そしてヤンチャでしたね」

●栗原勇蔵(F・マリノスOB)
「朝に(自分のポジションが)サイドバックと言われて、ギャグかと思ったけど本当だった(笑)。足が2回ぐらいもつれた。でも、やっていて楽しかった。(すごいメンバーで)こっちがお金を払って試合に出てもいいぐらいだった。(松田選手のすごいところは?)人徳がある。プレーに関しては、パーフェクトな人だった。メンタルの部分で結構弱いところもあったけど、それ以上に熱いハートを持っていた」

●田中隼磨(F・マリノスOB)
「自分とマツさんのことを思い出しながらプレーしました。高校生の頃から俺のいいところも悪いところも全て見てきた人。これからは俺たちがプレーで見せていく事が使命。(松本山雅は)地域リーグ時代から注目していた、地元のクラブ。加藤(善之GM)さんはヴェルディで呼んでくれた人だし、反町さんにもお世話になった。カテゴリー関係なく、やりがいがあるところでやりたいとは常に思っているし、サッカーでは何があるかわからないから。今は(クラブに)松本市出身の選手もいないし、縁があれば、とは思う」

●川口能活(F・マリノスOB)
「自分自身の動きは切れ自体は悪くはなかったが、今日はそういうことよりもマツの思い出を胸に試合に臨もうと思った。彼はこのゲーム(の内容)を不満に思うかもしれないが、今できるだけのことをやれた。皆が素晴らしい時間を共有できた」

●フィリップ・トルシエ監督(Naoki Friends)
「松田との思い出はたくさんある。私生活でも試合でも…。私も当時は厳しい監督だったので、反発もたくさんあったと思う。でも、オフには楽しい思い出もたくさんあった。いちばんに思い出すのはワールドカップの時の宿舎で、プールに落とされたことかな(笑)
今日は、集まった観客のみなさんが楽しんでくれて、その様子を見られて私も楽しい気持ちになれた。試合の内容そのものよりも、とにかくこのイベントを成功させたいと思っていた」

●山口素弘(Naoki Friends)
「直樹が楽しんでくれたら…と思いながら試合をしていた。これだけの人、選手が集まったのも、彼の人間性があるからで感謝しながらね。直樹との思い出は、試合では横浜ダービーのライバルだったけどプライベートでの付き合いもあったので、そのときのことを思い出すね。食事に行って、僕の息子を肩車して歩いてれたりしたこととかね」

●中山雅史(Naoki Friends)
「もっと長い時間できたらと思ったけど、それは自分自身の問題なので…。こういうメンバーで試合ができて楽しかったけど、悔しい思いもあった。もっと動けたら、もっとできたら…と。それは僕次第だったんですが。
残された者が精一杯やったわけですが、ここに当事者がいないというのは悔しいですね。マツの存在があったからこそ、できた試合なのに。彼が志半ばで逝ったのは明らかで、僕自身もまだ現役ですが志半ばということのないように日々を精一杯生きなければという思いを強くしました。
マツはひとことでいえば、きかん坊(笑)やんちゃでしたね〜。自己主張が強く、それはプロとしては大事なことなんだけど、それを通せば反発も大きい。でも、そういうことも考えつつおそれない男でしたね。
選手としては、守備においても攻撃においても相手チームにいたら嫌な選手ですよね。知らない間にスルスルと上がって来る。攻撃参加が好きな人間であったし、それが決定的な仕事に繋がっていた。怖い存在でした。味方になれば心強い存在でしたね」

●田中誠(Naoki Friends)
「この試合の発起人だったヤス(安永)が決めてくれて、本当はユキ(佐藤由紀彦)にも決めてほしかったのに…チャンスはあったけどね(笑)。でも、マツの仲良しの2人が本当によくやってくれて、いい1日になりました。最後にヤスのあいさつの時にノイズが入った時には『マツが降りてきた』って思いました。
マツとは高校を卒業したばかりの頃からユース代表で一緒にやってきて。同じDFのライバルとして切磋琢磨してやってきた仲だった。ああいう能力の高い選手と一緒だったから、僕も一生懸命できたのかなと思う。
アトランタ五輪のブラジル戦の前夜、違う部屋だったのに同部屋にしてもらってすごしてたんだけど、マツが『ワクワクしてくる』って言っていたのをすごく覚えてる。僕はけっこうビビッてたのに(笑)。マツは1人でいるのが嫌いな小心者なのに(笑)、サッカーに関しては肝がすわってましたね」

●服部年宏(Naoki Friends)
「これだけの選手、人が集まるというのは、やっぱりすごいな…と思う。松田との思い出?アトランタ五輪の時は僕らがいちばん上の年代で、マツがいちばん下の年代だったんだけど、うるさかったね、とにかく(笑)試合中でもホテルでも、わーわー言ってた。いつもかわいくて仕方ないって思ってたんだけどね」

●森島寛晃(Naoki Friends)
「自分たちが楽しんでやることが一番大事だと、安永君とか佐藤由紀彦君が試合前に話をされていた。なかなかこういうメンバーが集まることもない。そういう意味ではすごくやっていて楽しかったし、改めてサッカーの楽しさを感じました。これだけのサポーターに(松田選手が)愛されているんだと伝わってきた。松田選手の選手時代の“熱さ”というのも、サポーターの人たち、選手たちなど、たくさんの仲間を見て感じました」

●宮本恒靖(Naoki Friends)
「アイツ(松田選手)は、相手を上回る気持ちとかを伝えることができる選手だったと思う。それができる選手は多くない。言葉で言える選手はいるけど、ああいう人から愛された選手だから、選手も集まったと思う。こういう素晴らしい試合ができたし、これまでのサッカー界にはなかったこと。違うものにサッカー界が触れることができたと思う」

●中田英寿(Naoki Friends)
「(パフォーマンスは十分でしたか?)十分ということはないです。それはサッカー人生の中でもなかったので。マツへの想いと今日の試合すべてを結び付けるのは、よくないと思います。楽しいものは楽しいし、今日は一つのきっかけでした」

●森岡隆三(Naoki Friends)
「素直に、こうしてみんなと一緒にサッカーをやったことが僕はとても楽しかった。サッカーは素晴らしいなと思った。アイツ(松田選手)がうらやむぐらい楽んだし、そういう部分がスタジアムを通して、アイツに伝わればいいですね。今日の試合をどこかでマツが見ていて、少しでも楽しんでくれたらいいなと思います」

●福西崇史(Naoki Friends)
「こんなに選手が集まることもなかなかない。一つの目的としてやれたのも幸せ。昔やってた人とプレーしたのも、昔を思い出す楽しさもありました。みんな戦い方を知っているから、やりやすい部分も大きかった。わかっている人たちが集まっているので、楽しくできた部分もありました。でも、しんどいです(苦笑)」

●平野孝(Naoki Friends)
「これだけの選手が集まるのは、それだけアイツ(松田選手)の人望があるから。僕ら、やっている側としても、引退してから4万人の前でやることはなかなかない(笑)。マツのことを想いながらプレーできたから、意味のある試合だった。ヤス(安永)が言ってましたけど、アイツはサッカーが好きなので、何かの形で何かができたらいいと思う」

●三浦知良(Naoki Friends)
「サポーターから愛され、F・マリノス、松本山雅で残してきた足跡というのを感じた。今日の試合も、きっとどこかで見て喜んでくれたなと思います。雨がずっと降っていたけど、試合中はずっとやんでいた。そういう素晴らしい環境で試合ができて、よかったんじゃないですか。
(中田選手とプレーしての感想は?)やっぱり、日本というか世界で戦った偉大な選手とプレーできて、本当にうれしい。同じピッチに立てて、幸せを感じます。(今季、松本山雅との対戦について?)全力で戦いたい。山雅は初めてのJ2ですけど、そういうことは関係なく、ピッチの上でお互い激しくやり合いたいと思います」

●反町康治監督(松本山雅)
「サッカーは判断のスポーツ。そういう意味では(この日は)基準に達していた選手は。一人もいない。我々はJFLではなくJリーグチームなんだから。(試合は)我々は他のチームとは違い、既に一つのチーム。チームらしさを出してくれないと困るよ、と話した。(4万人を超える観衆に)これだけたくさんのお客さんが来てくれる。松田の功績は大きいんだな」

●片山真人(松本山雅)
「緊張は特になく、楽しんでやれた。僕らだけがチームでやっているので、その強さを見せようと、前からプレッシャーをかけた。(ゴールについて)玉林からいいボールが来たので、決めるしかないと思った。(松田選手については)今年も点を決めたら、(3と書かれたグッズを)掲げていきたい。僕の中では区切りがつかないので」

●木島良輔(松本山雅)
「(松田選手と)一緒にやっている気でプレーした。日産スタジアムは大分でプレーしていた時以来で、やはり日本を代表するスタジアムだなと思いました。(試合は)他の選手と『すごいね』と話をしていた。『俺だったら集まってくれないんだろうな』と言っていた。(松田選手の)映像とか、ゆずさんの唄とか聞くと、ぐっと来たけど、切り替えなきゃいけないな、と。(今シーズンは)初めから何年後とか言わせない、6位は狙うぞとマツは言うと思う。言い続けて若い選手たちにも浸透させていきたい。今年は自分が結果を出さないとサッカー人生が終わっちゃう。前は『33歳までかな』とか思っていたけど、今はマツのように長くやろうかなという気持ちになった」

以上
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