1月14日、鳥取市内にてガイナーレ鳥取の新体制発表会が行われました。発表会での出席者のコメントは以下のとおりです。
☆鳥取:2012シーズンGGC 会員募集中!
☆2012シーズンもスカパー!はJ1・J2リーグ戦を全試合放送!
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〜新加入選手のみの質疑応答〜
司会:過去のチームで何と呼ばれていましたか? 何と呼ばれたいですか?
●紀氏隆秀選手:
「ヴィッセル神戸から来た、紀氏隆秀です。よろしくお願いします。神戸時代はサポーターの皆さんから普通に『キシ』と呼ばれていたんですけど…。皆さんに考えていただけるなら、ニックネームを募集しますので、何かつけてください!」
●柳楽智和選手:
「FC東京から来ました、柳楽智和です。上位に食い込めるように頑張りますので、よろしくお願いします。『ナギ』とか呼ばれていました」
●杉本拓也選手:
「日本大学から来ました、杉本拓也です。1年間、よろしくお願いします。(司会:やっぱり「スギ」ですか?)そうですね。
●ケニー・クニンガム選手(以下、ケニー):
「コニハ。(通訳:すみません、「こんにちは」と言いたかったんですけど…)ケニーと呼んでください。よろしくお願いします」
●ロイ・スミス選手(以下、スミス):
「ロイ・スミスです。(司会:ドレッドロックの髪型が、やってくれそうですね)コスタリカでは流行っている髪型なんですよ。スミスと呼ばれています。よろしくお願いします」
司会:得意なプレー、ここを見てくれというプレーを教えてください。
●紀氏選手:
「体がデカイので、デカイ体を使ったプレー。あとはコーチングですね。コーチングでみんなを怒鳴って、どんどん後ろから動かしていきたいと思っています」
●柳楽選手:
「1対1のディフェンスや、インターセプトが持ち味です」
●杉本選手:
「ボールを取った後のフィードを見てほしいです」
●ケニー選手:
「フォワードなので、スピードがあるところ、点を取るところを見てほしいと思います」
●スミス選手:
「ディフェンダーなので、当たり前のことですけど、しっかり相手を止めることを見てほしいと思います。高さも見てほしいですし、コーナーキックの時などは攻撃に参加して、しっかり点を取りたいと思います」
司会:日本人の3選手に質問です。鳥取に来ようと思ったきっかけは?
●紀氏選手:
「オファーをいただいたんですけど、昨シーズンにチャリティーマッチで対戦した時に、すごく良いチームだと思っていました。試合をしていても、サッカーが面白そうだと感じていました。実家が(鳥取市に近い兵庫県の)豊岡市なので、小さい頃から鳥取には何度も遊びに来ていて、良い街だと思っていました。(豊岡市と鳥取市が)街並みが似ているのも、移籍を決断した理由の一つでもありますし、サッカーを楽しく、やりたいとも思いましたので、そういった面で決断しました」
●柳楽選手:
「僕は地元も近いですし(島根県)、最初に話をもらった時に、僕が今まで経験したことなどを、生まれ育った山陰で出していきたいと思って、ここを選ばさせてもらいました」
●杉本選手:
「去年から(特別指定選手として)チームに帯同させてもらっていて、チームの皆さん、サポーターの皆さんがとてもよくしてくれたので、ここに決めました」
司会:ケニーとスミスに質問です。コスタリカから、どれくらい時間がかかりましたか?
●ケニー選手:
「26時間かかりました。1日以上ですね。木曜日にコスタリカを出発して、今日の朝、鳥取に着きました」
司会:鳥取の印象は?
●スミス選手:
「とても寒いな、と思いました。コスタリカは赤道に近くて、今は夏なので、気温が35度くらいあります。こちらに来て冬なので、寒くてびっくりしていますね。でも街を見ると、すごくきれいなところだと思いました」
司会:紀氏選手は、どうやったらそんなに大きくなれるんですか?
●紀氏選手:
「まあ…親に聞いてもらうのが一番なんですけど(笑)、いろいろと好き嫌いせずに食べた結果がこれ、という感じですね」
司会:柳楽選手は、鳥取に来たことは?
●柳楽選手:
「何回かあります。(司会:デート?)いや、ないです(笑)。高校の時の試合とか、親父がこちらで働いていたので、何回か来たことがあります」
司会:杉本選手はプロ1年目です。
●杉本選手:
「小さい頃から目標にしていたので、うれしいというか、ホッとしています、とりあえず。(司会:昨年は学生との二足のわらじですね。卒業は大丈夫ですか?)おそらく(笑)。できなかった時のことは考えていません。できると思っています。卒業式には、おそらく出られないと思いますけど。鳥取は、寿司がおいしいですね」
司会:ところで紀氏選手、特技があると聞いたんですけど…。
●紀氏選手:
「バナナの早食いです。やっちゃいます?」
●奥山泰裕選手:
「いや、バナナと言ったら奥山なんじゃないんですか?
●紀氏選手:
「今年は、その座を奪いますよ!」
●奥山選手:
「じゃあ、開幕しちゃう? バナナ対決!」
(※以下、詳細はフォトニュースで!)
〜塚野真樹社長の挨拶〜
●塚野真樹 株式会社SC鳥取(ガイナーレ鳥取) 代表取締役社長:
「ガイナーレ鳥取の塚野真樹です。本日は多数お集まりいただき、ありがとうございます。毎年、新体制発表をさせていただいていますが、このようにたくさんお集まりいただき、感激しております。今、新加入選手をご紹介させていただきました。のちほど新監督と選手、現在のところ26人が、今季このクラブで一緒に戦っていくということで集まり、気持ちを新たにしているところです。
ガイナーレ鳥取は、クラブのみでは力の少ない集まりだと思っています。2001年にJFLに参戦しました。当時はSC鳥取という名前で、アマチュアのクラブでした。当時はJFLに参加すること自体が大変だったことを、よく覚えています。それから時を経て、2007年からプロクラブとしてJリーグへの参入にトライしてきました。皆さんご存じの通り、苦難の連続で、最終節で涙をのむことが二度ありましたが、2010年シーズンにチームが本当に頑張ってくれて、皆さんが時に温かく、時に厳しく、常にクラブの傍にいてくださって、昨年初めてJリーグのシーズンを戦うことができました。年は改まっていますが、Jリーグ1年目は、さまざまなことで、楽しいこともありましたし、大変だなあ、と思うこともありました。2012年の新しいスタートに向けて、昨年の最終節の後から、より良い再スタートを切るためには、どうしたらいいのかと、クラブ、フロント一丸となって、新たな体制を作るように努力してきました。本日、その体制が発表できることは、非常にうれしく思っています。そこには、さまざまなドラマ、いろいろなものがありました。ご存じの通り、サッカークラブの宿命ですが、毎年、人が出たり入ったりするものです。携わる人間としては、12月、1月は重たい時期になるんですけど、新体制が発表できることを、重ねて申し上げますが、うれしく思っております。
2012年は「強小四年(きょうしょうよねん)」となります。毎年スローガン、キャッチフレーズを掲げていますが、今年は「強小四年 信頼」に決め、チーム一丸となって、来るシーズンを戦っていきたいと思っています。昨シーズン、Jの舞台を経験して、新しい経験もたくさんさせていただきましたし、勉強になることありました。その時、私なりに1年を振り返って、私たちが今日あるのは、たくさんの、多くの皆さんと一人ひとり、ていねいに、信頼関係を築こうとして、ここまでやってこれたんだなあ、という実感がありました。
最初に思ったのは、FC東京戦です。東京からたくさん、おそらく2000人以上の方が鳥取に来られました。FC東京の監督に試合後に声をかけていただきましたが、鳥取の人は素晴らしい、人と人との付き合いを感じることができた、と言っていただきました。サポーターの皆さんもおそらく、そのような言葉をいただいたのではないかと思います。そう言われた時に、本当にうれしい思いがしました。やっててよかったなあ、と。つながりも、いろいろあると思いますが、できれば信頼関係が一番いいなあ、と思っていますし、我々はそれを大事にしてきたと思います。新シーズンは気持ちを新たに、原点を見直すのがいいのではないか、ということで信頼とさせていただきました。
フロント、チームスタッフ、選手にも、この話は伝えました。我々は『強小』を掲げております。一人ひとりはサイズ的にも限りがあるとは思いますが、一人ひとりがプラスに関わることで、大きなエネルギーが生まれる。信頼とはそういうものだと思いますし、ウチのクラブのメンバーに伝えたのは、『まず自分たちから信頼関係を築こうとしよう、それが大事だと思う』という話をしました。サッカーは11人、ベンチにいる7人、試合に登録されないメンバー、今年は26人が中心となって、鳥取県で、素晴らしい信頼関係を築き、ピッチで思い切りプレーする、それが皆さんが一番望まれていることではないかと思いますし、勝利も、そうした信頼関係の先にあると思っています。2012年は、チームの成績においては、大きく2つの状況が変わりました。6位以内に入るとプレーオフに進むことができます。入れ替え戦も始まります。下の方も、JFLとの入れ替えがある。下も上も順位に大きな意味が出てくる。このときに力いっぱいプレーして、一つでも多くの勝利を皆さんにお届けできればと思いますし、選手はそれを目指してやってくれます。
我々は観客数の目標を毎年、発表させてもらっています。昨年は5000人、大きな目標で6000人ということでスタートしましたが、3700人弱、ということでした。アウェイの来場者の方を引くと、2010年のシーズンとあまり大きく変わらないということで、これを少しでも伸ばしたいと思っています。まずは4000人を目指さなければいけない。チームの成績がどうであっても、フロントの声かけで達成できるのではないかと思いました。
いずれにしましても、皆様と素晴らしい信頼関係を築いて、鳥取県の皆さん、また全国におられる、ガイナーレ鳥取を気にしておられる皆さん、おそらくコスタリカの方も見ておられると思いますので、皆さんに、ガイナーレ鳥取って素晴らしいと思っていただけるような年になるよう、全力を尽くしてまいりますので、皆様のご支援、ご声援をお願いします」
〜監督、選手のあいさつ〜
司会:ハメド選手、丁東浩選手は契約調整中のため、本日は来場しておりません。
●吉澤英生監督:
「あけましておめでとうございます。吉澤英生と申します。よろしくお願いします。先ほど社長からもお話しがあった通り、今年の目標には『信頼』があるので、まずは選手、フロント、ファン、サポーター、スポンサー、すべてに信頼され、最後まで全力を出す、やり切るサッカー選手を作る、という目標を立て、それを目指してやっていきたいと思います。そういうチームができていれば、常に上位をうかがえる位置に入ることができると思います。具体的な目標を言葉にしたいと思って探してきましたが、我々の持っている駒を考えた時、まずはその節、その節で狙える順位、というのを目指しながら、常に半分より上にいる、そこから上にチャレンジできる順位を目指して1年間、戦っていきたいと思います。
●井上敦史選手:
「今年1年、多くのことに挑戦して、チャレンジしていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
●尾崎瑛一郎選手:
「今年1年、またプレーさせていただくことになりました。よろしくお願いします」
●加藤秀典選手:
「チームの一つの駒として、やっていきたいと思います。よろしくお願いします」
●戸川健太選手:
「今年もよろしくお願いします。今年の目標も、ケガをしないことです。よろしくお願いします」
●小井手翔太選手:
「今年もピッチを走り回って、チームの勝利に貢献したいと思うので、一緒に戦いましょう。よろしくお願いします」
●美尾敦:
「背番号が13から8に変わりました。プロとして結果にこだわり、皆さんといっぱい笑えるように、1日1日頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
●実信憲明選手:
「あけましておめでとうございます。昨年経験したことを今年生かせるように、個人、チームとしても向上できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
●吉野智行選手:
「今年はチーム一丸となって、また頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
●内間安路選手:
「ハイサイ!(出身地・沖縄のあいさつ) 今年はケガなく、チームの力になれるように頑張っていきたいと思います。今年もよろしくお願いします」
●キム・ソンミン選手:
「こんばんは、キム・ソンミンです。今年も頑張ります。よろしくお願いします。(すべて日本語)」
●鶴見聡貴選手:
「今年結婚しました、鶴見です。心機一転頑張ります! よろしくお願いします」
●鈴木伸貴選手:
「今年はケガをしないように頑張ります。よろしくお願いします」
●住田貴彦選手:
「今年は完全移籍になりました。今まで以上に頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
●森英次郎選手:
「今まで以上にチームに貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」
●水本勝成選手:
「今年も1年、応援よろしくお願いします」
●奥山泰裕選手:
「ニコっと笑顔、奥山泰裕です。強小四年・信頼ということで、一回りも二回りも成長して、皆さんから信頼を得られるような人間になりたいと思います。よろしくお願いします」
●三浦旭人選手:
「試合に出られるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
●福井理人選手:
「たくさん点を取って、チームの勝利に貢献したいと思っています。よろしくお願いします」
●岡野雅行選手:
「今年は30歳代から40歳代に変わります。それでも。まだバリバリ走るので、応援よろしくお願いします」
●杉本拓也選手:
「チームに貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
●ロイ・スミス選手:
「良いディフェンダーとしてチームに貢献したいと思っています。よろしくお願いします」
●ケニー・クニンガム選手:
「たくさんゴールを挙げて、J1に昇格できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
●柳楽智和選手:
「今年はとにかく試合に出ることが目標です。応援よろしくお願いします」
●紀氏隆秀選手:
「チームの勝利に貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」
●西尾峻選手:
「今年はサッカー面と体の面を成長できるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
●小針清允選手:
「今年のスローガンにある信頼という言葉を大事にして、ここにいる選手、監督、スタッフ、来ていただいているサポーターの方々、スポンサーの方々に信頼していただけるよう、1年間頑張りますので、応援よろしくお願いします」
(2)へ続く
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■FUJI XEROX SUPER CUP 2012
2012年3月3日(土) 13:35キックオフ/国立
柏レイソルvsFC東京
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