12月17日（土） 第91回天皇杯 4回戦
横浜FM 4 - 0 松本　（13:00／富山／10,120人）
得点者：28' 小野 裕二（横浜FM）、73' 小野 裕二（横浜FM）、75' 小野 裕二（横浜FM）、87' 中村 俊輔（横浜FM）
★第91回天皇杯特集
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●加藤善之監督（松本）：
「今日の相手はＪ１の５位。今まで天皇杯でＪリーグの２チームと対戦しているが、それより総合力の高いチームとの対戦だった。そういう意味でも、選手たちには勝っても負けても悔いのない戦いをさせたいと考えていた。それで小細工なしで真っ向勝負を挑んだ。
しかし、やはり前半に１点を取られてから浮足立ってしまった。できれば前半を０−０で折り返したゲーム展開ができればと考えていた。とくに飯田、飯尾の背後のスペースをシンプルに狙うということで、時間が経てば経過とともにどうしても自陣で戦う時間が増えた。

前からプレスを、もう少し前半の頭から強く相手のボランチに対して出れれば流れも変わって来たかもしれないが、その辺はチームの総合力というか、一人ひとりの力の差も含めてまだまだ足りなかったところ。

後半も、２点目を取られたところまでは仕方がないと思っていたけど、そこから我慢しきれなくなって、一人ひとりが自分勝手なプレーをやりだした。それは気持ちの焦りのためで、１点でも早く取りたいというところで守備のバランスを崩したり、中盤からの早い仕掛けというところでミスが出てしまった。

自陣でのビルドアップというところで、かなりF・マリノスのプレッシャーを受けて苦労して、なかなか前線にいいボールが入っていかない。その辺のゲーム運びという点では稚拙なところもあるし、どうしても選手たちが辛抱しきれないという面も出てしまった。

やっぱり一人ひとりの持っている能力に差があるし、もしかしたら点差以上の差だったかもしれない。選手たちは、今日のゲームで来季に向けての自分たちの課題がはっきり見えたと思うので、引き続き、その辺を来季に生かしていきたい」

以上