本文へ移動

今日の試合速報

ルヴァン 準々決勝 第1戦
ルヴァン 準々決勝 第1戦

J’s GOALニュース

一覧へ

【FCWC 柏 vs モンテレイ】ネルシーニョ監督(柏)記者会見コメント(11.12.12)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
12月11日(日) TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011
柏 1 - 1(PK 4 - 3)モンテレイ (19:30/豊田ス/27,525人)
得点者:53' レアンドロ ドミンゲス(柏)、58' スアソ(モンテレイ)
----------
●ネルシーニョ監督(柏):
「我々はJリーグが終わってからこの大会に入るまで4日しか準備する期間がなかったんですが、なんとか1回戦を勝ち、今日のモンテレイ、そしてサントスと戦っていくんですけど、サントスは優勝候補としてバルセロナと並ぶチーム、皆さんはバルセロナとサントスの決勝だと予想しているでしょう。確かにサントスのハイクオリティ、個人の力、チームの力は否定はしませんが、我々もまだ試合があります。選手としっかり話をしながら対応策を落とし込んで準備していきたい」

Q:前半の最初は酒井選手の裏を、次は橋本選手の裏を、サイドバックの裏を突かれていましたが、後半はどのような対策を立てたんでしょうか。
「立ち上がり、そこの問題があり、後手を踏んだシーンがありました。酒井とワタル(橋本)のマーキングがはっきりしていなかったことが原因だったんですけど、途中もグラウンドの横から声をかけて指示を出して五分に持っていくことができました。ハーフタイムに修正してからは、思い通りの守備ができて、モンテレイを押し込めて、我々が試合をコントロールして進められました。相手はカウンター狙いで準備していたんですけど、我々も攻めている時にはリスク管理をしていましたから、危ないシーンもそんなになくしのげたと思います。PKでしたが勝ちに値するプレーだったと思います」

Q:選手交代は我慢されたようですが、交代に関してはどう考えていましたか。
「酒井は前のゲームで膝を怪我して、今日の午前中に最終チェックをして今日の起用に至りました。あの場面は足をつったという情報でしたが、倒れていたので痛みがまた出てきたのかハッキリとわからなかったので(水野)晃樹を呼びました。ドクターからゴーサインが出たのでそのまま酒井で続けました。今日の交代は工藤で90分+15分やって、工藤も疲労していますし、相手のディフェンスも疲労が見えていたので、動ける林を入れて、相手も嫌だと思いますので、そういう意図がありました」

Q:柏の監督になって成功しているがその秘訣は。ブラジルのチーム出身のメリットはあるんでしょうか。
「ここに来て、今の仲間たちと仕事をして2年半になります。改革するための計画を作り、実行してきました。その中で時には冗談を交えながら真剣に話してきたのは、勝つ文化を築く、勝つための準備をすることをスタンダードに持っていくこと。Jリーグのタイトルを取ることで世界大会に出場できる、それはずっと我々にありました。そのモチベーションがあったのでタイトルを取れ、選手たちは貴重な経験ができています。メリットは個人ではなく、レイソルというチームにとってメリットだと思います。私たちは計画して実行に移してくれる仲間がいる。そのおかげでここにいると思っています」

Q:サントスについて聞きたいのですが、チームとしても個人としても有名な選手がいます。その分析は進めているのでしょうか。他のチームと比べてレイソルは連戦が続いていますが、これはアドバンテージになりますか。
「我々にとって全てが慣れていない環境で進められているんですけど、特に若い選手は外国のチームと向き合って対戦しているので非常に稀な経験をしています。しかも次は世界でトップクラスのサントスと戦える。サントスは個人的に能力も高い、しかも優秀な監督のムリシー(ラマーリョ)が率いている。ハイレベルのチームとやるのも私たちにとって新しいことです。私にできるのは映像を見て、取れる情報を選手に伝え準備する。選手たちも試合が終わった後、ロッカールームで喜んでいました。ついにあのサントスとやるという雰囲気で、和やかで責任も感じていました。ここで言えることではないですが、サントスの個の力とチーム力を分析して、ゲームプランを立てて準備していきたい。
物事は良いことと悪いことがあります。我々は連戦をしているので疲労がないわけではありません。その間、サントスは休めている。しっかり準備はできているのはあると思いますが、お互いに最善の準備をして最善の試合になるのは間違いないと思います」

Q:ここ数日バルセロナの話を多く聞かれたと思います。ここでもサントスの話が出ています。素晴らしい選手と戦うことの意味は。ブラジルから来て、次の試合は何を意味するのでしょうか。
「レイソルで2年以上かけて、継続しながら来ています。チームとしてこの試合を捉えています。サントスとやるのは特に若い選手にとって良い経験になると思います。もちろんサントスを尊重して迎えます。ただ私たちが2年間続けてきたことを出して、互角に入って勝負しようと思っています。もちろんサントスの個の力を警戒していますが、同時に我々のクリエイティブな面を出していかなければいけないと思っています」

Q:ネルシーニョ監督とサントスとの過去の歴史を教えてください。
「歴史はあります。選手として78年から82年までプレーして、その間にタイトルも取りました。短い間ですけど、監督としても一度働いています。そういう意味での愛情のあるクラブですけど、私は今レイソルを率いていますので、愛情がある分、サントスと真剣に戦って、結果を残したいと思っています」

以上


★簡単アンケートで豪華プレゼント★J'sGOALユーザーアンケート実施中!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/09/05(木) 14:00 Jリーグ審判レポート(シンレポ!)審判の舞台裏 #6 「元Jリーガー 御厨貴文が審判への道を選んだワケとは?」