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●大東和美Ｊリーグチェアマン

「皆さんこんばんは。ようこそ、Ｊリーグアウォーズへ。

2011シーズンの締めくくりであるＪリーグアウォーズを、ここ横浜アリーナに、お越し頂きました数多くの皆さまと、今回は、全国からファン・サポーターの皆さんにも参加いただき、共に過ごせることを心より嬉しく思っております。

さて、12月3日、Ｊリーグは歴史的な最終節を迎え、北は札幌から南は大分、鳥栖まで、全エリアが熱い興奮で包まれました。そして、Ｊ1のリーグ優勝は柏レイソルが初制覇しました。喜びもひとしおでしょう、おめでとうございます。
Ｊ2リーグ戦では、FC東京が昨年の雪辱を果たし、優勝を成し遂げました。おめでとうございます。
Ｊ2、2位には、セカンド・ディビジョン制が創設され10チームでスタートしました1999年から在籍して、唯一Ｊ1昇格のなかったサガン鳥栖が、13年目で念願のＪ1昇格への切符を勝ち取りました。クラブ創設時からの苦労を乗り越えての快挙に、チェアマンとして心からお祝い申し上げます。

Ｊリーグヤマザキナビスコカップの決勝は、古豪同士の対戦となりました。浦和レッズとの延長戦にわたる激戦を制した鹿島アントラーズが、9年ぶりにカップウイナーの栄冠に輝きました。敗れはしたものの、1回戦から決勝の舞台まで勝ち上がってきた浦和レッズの健闘にも称賛をおくりたいと思います。

本日は、2011シーズン、Ｊリーグで活躍した栄えある賞の受賞者が決定されます。お集まりいただいた皆さまと彼らの活躍を振り返りながら、心からその功績を讃えたいと思います。

ここで、少し今年を振り返ってみたいと思います。

2011シーズンは開幕直後の3月11日に発生しました『東日本大震災』により、ベガルタ仙台、鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホックなど、被災地にホームタウンを置くクラブは、スタジアムや練習施設に大きな被害を受けました。そのほかのクラブについても、電力事情等により、育成部門の練習など、困難な状況の中での活動を余議なくされました。

リーグ戦、カップ戦の延期、再開に際しましては、Ｊリーグ38クラブ、オフィシャルスポンサー、メディア各社などに多大なご協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

その後につきましては多くは申し上げませんが、Ｊリーグの各クラブ、多くの選手、ファン・サポーターの皆さんが、チャリティマッチ、募金活動・支援活動に様々な形で行動を起こしてくれましたことに、私は『絆』の強さを感じると共に、皆さんを心から『誇り』に思いました。

来年、リーグ戦、Ｊリーグヤマザキナビスコカップは20回目の大会を迎えます。Ｊリーグは皆さまのご協力を仰ぎながら、さらなる発展の年にしていきたいと考えております。

最後になりましたが、シーズンを通じてＪリーグを支えて頂きました、オフィシャル・スポンサー、パートナーの各社様、心からの声援を送り続けてくださった全国のファン・サポーターの皆さま、また、報道にご協力いただきましたメディアの皆さま、そして、Ｊリーグの活動にご協力いただきました全ての関係者の皆さまに、厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。

では、Ｊリーグアウォーズ、最後までお楽しみください」


以上

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■2011 JリーグアウォーズBSスカパー！にて完全生中継！
【放送日時】2011年12月5日（月）17：30〜22：00
【放送チャンネル】
スカパー！e2：BSスカパー！（BS-241ch）
スカパー！HD：スカチャン5 HD（Ch.195）
スカパー！：スカチャン5（Ch.185）
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