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【J2:第37節 水戸 vs 鳥取】柱谷哲二監督(水戸)記者会見コメント(11.11.27)

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11月27日(日) 2011 J2リーグ戦 第37節
水戸 3 - 1 鳥取 (16:34/Ksスタ/5,227人)
得点者:15' 小池純輝(水戸)、72' 小池純輝(水戸)、76' 森英次郎(鳥取)、84' 加藤広樹(水戸)
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●柱谷哲二監督(水戸):

「相手が3バックでくるんじゃないかというところで、相手のボランチと2シャドーをどう抑えるかというところを1週間やってきました。その部分では最初ちょっと甘さが出てしまってリズムを作られてしまったのですが、途中でうまく修正できたかなと。ポイントとしてはちゃんと3ラインになるということ。トップがちょっと離れてしまって深く追いすぎて、それに対してボランチが行けなかった。それで最終ラインが上がってないということで、悪い状態でボールを追い掛け回していた前半でした。そこを修正できてから、すべて我々のペースで最後まで行けたかなと思います。とてもよく走ったし、そして、小池が2点も取るとは思わなかったけど(苦笑)、本人には『3点取れたよ』と言っておきました。まだまだ欲を持ってやってもらいたいと思います。全体的にはとてもいいゲームだったと思います。お客さんも喜んでくれたと思います」

Q:組織的な部分もよかったと思いますが、個の部分で上回ったところも多かったと思います。どのように見られましたか?
「まず1対1で走り負けないこと。今日に関してはワイドですね。そこで走り負けない。我々の裏を突いてくるということは、必ず裏のスペースが空いている。そこを必ず突きなさいと。それが3バックに対するときの鉄則。それに対してサイドバックも突いていきなさいと。今日はいまいちサイドバックのオーバーラップはなかったんですけど、小池と島田が行けていたので無理しなかったのかと。そこは選手の判断だと思います。1対1の場面で『行ける』と組んだときの感覚でわかったと思います。それに対して、やめることなく、常にトライしたというのが今日の試合だったと思います」

Q:1点返された後に突き放すことができました。そこに対しての評価は?
「草津戦で言いましたが、3点目を取れれば勝てるんです、大体。2−2になるか、3−1になるかというところでしっかり加藤が決めてくれた。それまでもCKから入りそうだったんだけど、最後の最後で加藤がいい仕事をしてくれたと思います。勝ちきるチームは3点目決めますから、今日のゲームに関してはよかったと思います」

Q:小池が2得点。天皇杯でも決勝ゴールを決めていますが、どのようなところが成長していると思いますか?
「欲が出てきたかなという感じがします。彼を16歳の頃から知っているのですが、とてもやさしくて、いい子だったんですよね。それだけにプロに向くか心配でした。それでしばらく見ないうちに自分がこのチームで彼を見たとき、体は大きくなっていたけど、気持ちは変わっていなかった。もっともっと彼はできる。それを伝えていって、少しずつ自信が出てきて、欲が出だした。クロスばかり考えていたのが、点を入れるということに対して、思い出してくれた。高校時代はよく点を取っていたんですよ。そういう意味で点を取る才能を持っていた彼に対して『点を取ることが仕事』と言い続けて、ここにきて『やれる』と感じてくれたんだと思います。そこから欲が出てきたんだと思います。プロの選手は欲がないと大成しません」

Q:リーグ戦でホーム最終戦、震災などいろいろあった中、この日を迎えたことに対してどのような思いを持っていますか?
「本当にサッカーをやっていいのか、という状況でしたね。メインスタンドが壊れてしまって、練習場もデコボコの状態となってしまった。そういう状況から連敗もあって、いろんなことを僕自身、チーム自身経験したと思います。その中でケーズデンキ水戸スタジアムを管理してくれている人たちや工事をしてくれた人たち、本当にいろんな人のおかげでゲームをすることができた。そういう感謝の気持ちを込めて戦おうと選手には伝えていました。僕らが返せることは勝利しかないので、いい状態でお礼を言えたと思っています」

Q:飯田選手を投入しましたが、意図は?
「小澤がアップアップ状態だったのと、(鈴木)隆行もアップアップ状態だったということで、隆行はリスタートのところのポストプレーとして重要な役割があるので、小澤を代えようと思いました。神村も考えたけど、飯田にプレゼントだよと。彼はよく頑張ったし。そういう意味で彼を出しました。ボール触れたかはわからないけど、彼自身本当にここまで頑張ってきた。体も一回り二回り大きくなったかな。努力してきたことに対してのご褒美です」

Q:ボールを奪うところでのボランチのバランスをどう見ましたか?
「1mの世界に入ってきたと思うんですよ。そこでの行く行かないの判断はまだまだだなと思いました。行けないのに行ってしまうこともあったし、フランクにしても村田にしても、これまで攻撃を中心にやってきた選手なので、こういう経験を積んで、こういうときは行かないほうがいいと判断できるようになることが大事。チームがやることが大事であって、無失点で抑えるためにどういう判断するのか、そこは彼らの課題だと思っています。でも、行かないと成長はないです。行って失敗しないと。行く判断をして失敗したのがこの1年だと思います。来年そういう判断をしたら、僕は怒ると思います」

以上
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