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【2011 Jユースカップ準々決勝:名古屋vs柏】試合後の監督、選手コメント(11.11.27)

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■2011 Jユースカップ 決勝トーナメント 準々決勝
11月27日(日)名古屋 2-0 柏/刈谷
得点者:32'ハーフナー ニッキ(名古屋)、48'森勇人(名古屋)
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●高田哲也監督(名古屋):
Q:先制したことで自分達のペースに出来たと思いますが?
「柏はポゼッションが上手く、うちのペースというよりは相手のペースだったとは思います。ただ、僕らも上手くブロックを作って奪ったボールをトップ下に当てて出ていく狙いも出来ていましたし、そういう意味では、積極的な守備が出来たと思います」

Q:そういう中でニッキ選手の先制点は効きましたね。
「そうですね。こういう大会の時にああいうゴールを決めてくれると楽ですね。本人もあれからすごく声を出していたし、気持ちに余裕が出ていたと思います」

Q:森選手のゴールも素晴らしかったですね。
「そうですね。ただ、あんまりほめると調子に乗るので(笑)。でも、ゴールの意識が高い選手で、神戸戦でもボックスの外からゴールを決めているので。ただ、今日のシュートは出来すぎですね。スーパーゴールでした」

Q:試合の展開的には、後半に追加点が欲しかったと思いますが?
「確かに、今日の1試合目を見ていて、決める時にしっかりと決めないと怖いなと思いました。北川も良く走ってくれましたし、都竹も相手にとって嫌な仕掛けをしてましたので、そういった事が、最終的に相手選手に効いたかなと思います」

Q:準決勝の相手は広島ユースですね。
「12月はプレミアリーグもあって広島とは2回戦うことになりますが、ゴリさん(森山監督)の気持ちが選手に伝わっているし、そういうところはブレてないですね。1年生にも良い選手が出てきてますし。
これで、夏のクラブユースで負けた神戸にも、大会2位だった柏にも勝つことが出来たので、23日には次の相手の広島にも勝ちたいです。ここまで来れば選手達のモチベーションも何も言わなくても、充分高いと思いますし、チームの雰囲気もひとつになってきているのを感じるので、広島に2つ勝って何とか優勝したいです」

Q:優勝のためには何が重要になってきますか?
「攻撃も守備もだいぶバランスは良くなってきたと思いますし、コンビネーションも上がってきたと思いますが、まだ中盤からアタッキングサードに入ったところで細かいミスがあって、奪われ方が悪いのでミスを少なくさせたいです。
まだボランチの奥山が(カウンターを)消してくれているので、そこで終わっているんですが、これから前に勢いのあるチームと当たってくるとカバーしきれないので、あそこで攻撃をやりきれないようにしていきたいです。確かにきついとは思いますが、だいぶ良くなってきているので、しっかりとサポート出来るようにさせて、そして、それを結果に繋げたいと思います」

Q:目標はもちろん優勝ですか?
「もちろんそうです。高3は、中3の時にクラブユースに優勝してますし、1年は、昨年、U15高円宮杯に優勝し、良い思いをしている選手達なので、今はチームがひとつになっている雰囲気があります。なので、出来れば、この勢いで来週にでもやりたい位です」

●ハーフナー・ニッキ選手(名古屋):
Q:良いヘッドでしたね。
「やっと来ましたね。これまでずっとああいうのがなかったので、ここに来て決められてうれしかったです」

Q:やはりヘディングは武器ですよね。
「そうですね。ただ、ヘディングだけの選手には見られたくないので、自分の課題であるステップワークとか守備の1対1とかを極めれば、もっといいセンターバックになれると思います」

Q:今日の守備という面では、柏のどういうところをケアしていた?
「向こうのセンターバックのキャプテンはよく間を狙ってくるし、全員その間という意識が高くて、トリッキーなプレーも多かったです。集中することが大事だと思っていたので、全員とコミュニケーションをとって、ラインをキープして守備しました。FWもサイドハーフも大変だけど、よく頑張ってくれていたと思います」

Q:DFラインが下がって間延びしないように気をつけていた?
「そうですね。もう1人のセンターバックと一緒にしっかりラインコントロールをして、さぼっている人がいたら指示してポジションを戻すことを意識していました。みんなのおかげで、そんなに危ない場面も作られずに守り切れたと思います」

●森勇人選手(名古屋):
Q:素晴らしいゴールでしたね。
「ありがとうございます。この大会を通じてああいうゴールが増えてきているので良かったです。柏は4-1-4-1でしっかり回してくるのはわかっていたので、カウンターとかセットプレーで決められたのは大きかったと思います。自分でもやっていて、これは失点はないなと感じていたので、あまり慌てることもなかったです」

Q:先発で出る試合が増えて自信もついてきた?
「クラブユースの頃は、自分のプレーが落ち着いてできることが少なかったですけど、プレミアの後期リーグが始まって徐々に自分のプレーができるようになってきました。代表や国体でも自分のプレーができたので、自信を持ってやったら今のように良い感じでやれるようになってきました」

●川本拓也選手(名古屋):
Q:今日は守備がとても集中して出来ていたように思いましたが?
「去年のクラブユースの対戦の時には、結構、柏にパスを回されてしまったので、今日は簡単に食いつかないようにして、後ろの選手達同士で“ゼロで押さえよう”と言い合ってやれました。
(磐田戦からチームにまとまりが出来た?)あの時は、後半もっと点が取れるような雰囲気が出来ていて、そこでしっかりと獲れて勝ったので、チーム的にも勢いが付いたと思っています。(守備での連携は)今日は声も良く掛け合えてましたし、回りもしっかりとサポート出来ていたので、最終ラインのところではやられなかったと思います」

●下平隆宏監督(柏):
「最初のCKからの失点がもったいなかったですね。ゲーム展開的には、ボールを保持できる時間帯は必ず来ると思っていて、徐々に徐々に…という中で予想外の失点をしてしまって。また名古屋のアタッカー陣が思ったよりスピードがあって、うちが押し込む分スペースを空けてカウンターを食らっているというシーンがかなりあったので、そこはやられたところですね。ただ、前半0-1でも、1点取れれば問題ないと思っていたんですが、後半立ち上がりの2失点目が痛かったです」

Q:その後、ボールを保持する時間は長くなりましたが、なかなか攻めきれなかった原因は?
「ああいう押し込む展開はいつも通りだと思うんですが、あそこから単純なクロスを入れてもニッキ(ハーフナー)がいるので跳ね返されてしまうし、最後の微妙な崩しのところ、ワンツーで入っていくとか、相手がいちばん嫌がるところになかなか入っていけなかったのかなと。あと、相手のボランチとDFラインの間でもう少し前を向けたりできれば…チャンスはあったけど、そこでなかなか勇気を持って前を向けなかったですね」

Q:自分たちの力は出し切れた大会でしたか?
「出し切れてないと思いますね。選手の顔を見ても。攻撃でもまだまだできたところがあったと思いますし。(2年生が多いので、この悔しさは来年につながるのでは?)そうですね。それはあると思います」

●山中亮輔選手(柏):
「自分にとってもユース年代の最後の大会になるので、もっとみんなとサッカーをやっていたかったし、大阪まで行って日本一を取るというのが目標だったので、負けて悔しいです。ボールは持てたんですけど、最後の崩しのところで、相手がブロックを作ったところをどう崩していくかというのが課題だったんですが、そこは出せなかったので、まだまだ力不足だなと思います」

Q:ユースでの3年間で得られたことは?
「技術も上がったし、ボールを置く位置とか切り替えのところとかもうまくなったと思うし、コーチとかみんなのおかげで人間的に成長できたと思います」

以上

■2011 Jユースカップ決勝トーナメント 準決勝 試合予定
2011年12月23日(金・祝)キンチョウスタジアム
11:00 名古屋 vs 広島
14:00 清水 vs C大阪
※全試合入場無料

※J's GOALでも準決勝、決勝全試合のスコアボード速報を実施予定です。
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