11月27日（日） 2011 J2リーグ戦 第37節
徳島 0 - 3 鳥栖　（13:04／鳴門大塚／11,916人）
得点者：6' 金民友（鳥栖）、30' 池田圭（鳥栖）、56' 豊田陽平（鳥栖）
スカパー！再放送 Ch185 11/28（月）後07:00〜
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●美濃部直彦監督（徳島）：
「シーズンの昇格争いの中で、鳥栖とうちとの大一番ということで、今日のゲームが非常に重要だったということは、誰もが感じていることだと思います。それに対して多くのサポーターの人が訪れて、我々を後押ししてくれたのですが、本当に結果が出せず申し訳ない気持ちで今は一杯です。今日のゲームに関しては、選手も精一杯やってくれたと思いますが、ただ今日の鳥栖との試合に関しては我々が力負けした、我々の力が足りなかったということだと思います。ただし、リーグ戦をここまで戦ってきて、最終戦あと一試合あって、まだ昇格の可能性があります。１％の可能性があるかぎり100％の努力をしなければならないと思っていますから、次のゲームに向けて、しっかり良い準備をして、最終戦に勝って昇格したいと思います」

Q:鳥栖の尹監督が徳島さんに固さがあったのではないか、とおっしゃっていたが、そのあたりはどうだったか？
「チームの雰囲気はすごく良かったと思うし、必要以上の緊張感があったということはなかったと思います。ただ、早い時間に失点してしまったので、それを取り返さなければならないという焦りだったり、鳥栖のペースに持ち込まれたというか。立ち上がりのところで、相手の前線4人のパワーと我々の守備陣とのパワーで、かなり相手に先手を取られたというか、押し込まれたので苦しい展開になったと思います。この試合は先制点が大きいと思っていたので、そのあたりが焦りだったり、重さに繋がったのかなと思います」

Q:試合前に、豊田選手への対策も大事だが、それに集中しすぎると池田選手や金選手にやられてしまうとおっしゃっていた。前半の失点は、豊田選手に警戒を強めすぎたからやられたのか、そうではないのか？
「豊田選手を含め、前の4人は力を持っています。1点取られた所は池田選手と豊田選手の2トップの強さを感じましたし、最後は1枚余る形になり、気をつけてはいたけれどやられてしまった。2点目は自分たちのビルドアップのミスからセットプレーを取られて、GKが弾いたところを押し込まれた。そのあたりはミスが続いているので、そこは痛かったと思います。1点取られても焦らずしっかり守備をしなければならなかったが、2点目がチームとしてかなりダメージが大きかったかなと。ただ選手は最後まであきらめずにやってくれたと思います」

Q:次節への想いをお聞かせください
「選手・スタッフ・クラブ・サポーター含めて、ここまで積み上げてきたのは自分たちだと思っているし、我々の最後のゲームは、もちろん昇格もかかっていますし、全力で戦うしかないと思っています。今までシーズンを通して、ここまでスムーズに来た訳ではないですし、苦しい時もたくさんあった。今日のゲームのダメージは大きいと思いますが、やはりもう一度立ち向かって、顔を上げて臨むしかないと思っています。（最終節・岡山戦は）アウェイですけれど、多くのサポーターとともに勝利の瞬間を迎えられるよう、今から努力したいと思っています」

以上