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【J2:第35節 横浜FC vs 湘南】岸野靖之監督(横浜FC)記者会見コメント(11.11.13)

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11月13日(日) 2011 J2リーグ戦 第35節
横浜FC 3 - 2 湘南 (16:03/ニッパ球/7,382人)
得点者:10' 難波宏明(横浜FC)、11' 田原豊(湘南)、34' 高山薫(湘南)、86' 荒堀謙次(横浜FC)、90'+4 野崎陽介(横浜FC)
スカパー!再放送 Ch182 11/14(月)前09:00〜
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●岸野靖之監督(横浜FC):

「素直に勝てて良かったです。十何試合かわからなくなるぐらい勝っていなかったので、13試合ぶりですかね、本当にいろんな人に迷惑をかけていたし、言ってもきりがないくらいいろんなことがあった。今週からは残り4試合で今さら遅いのかもしれませんが、本当に緩かった部分を見つめ直して、テーマは2つ、基本技術の向上と切り替えで勝つと。それをテーマに1週間がんばってトレーニングしてきて、今日結果が出たんですが、それが良かったかはわかりません。自分が考えるトレーニングが、怪我人が多かったり、いろんなことがあってできなかったんですが、残り4試合だったら11人ぐらいいればいいかなと思って、思い切りやって、自分が考えるところに、まだまだですが近づけるトレーニングをやって、選手が食らいついてがんばってくれた。あとサポーターは、今日は順位だとか昇格だとか抜きにして、神奈川ダービーで絶対に勝てと、そういうものがあったと思うので、サポーターが勝たしてくれたと思います。勝ち方も、本当はもっと楽に勝てばいいんでしょうが、逆転勝ちというのはうれしい。言いたいことはたくさんあるけど、喉カラカラやし、以上です」

Q:86分までミスが多くて勝てる要素はあまりなかったと思うのですが、勝因は?
「交代を含めて、いろんな形があったんですが、いろいろ考えてカードを切りました。おそらく、湘南も2-1で勝っているし、しっかり守ってあわよくばもう1点、そういう考え方だろうと。でも必ずチャンスがくると思っていたし、奪ったら攻撃に人数を掛けるということを今週のトレーニングでやっていたんで、それが出ると信じていました。選手もそれを信じてやらないとチャンスはできないし、サッカーというものは戦略・戦術はあるかもしれないが、諦めないというものがないと勝てないと思っているので、諦めずにいくと相手が受け身になると。いろんな理由はあると思いますが、交代のカード、それから選手のがんばり。後ろも点を取らさないように、何人かにはハーフタイムでハッパをかけたんで、前半ほど田原のところには起点がなかったと思います。そういうところも含めて、みんなががんばったからだと思います」

Q:1勝したことは非常に大きいと思うが、次につなげるためには何が大事でしょうか?
「一番最初に言ったように、トレーニングでしっかりやる。トレーニングでできていなければ、試合では絶対にできないと思うので、今週やってきたことで結果が出たと思う。パスミスが多くて難しい時間もあったと思うが、トップスピードというか、動きながらのパスの精度を上げること、そしてスローインなどの切り替えのところでこれまで何失点もしていて、何回も負けている。言えば色々ありますが、その2つだけでもとにかく高めていけば変わると今週やってきた。もう1個でも増やせればいいが、まずはそれを緩めないことだし、難しい時間もあったと思うが、信じてやったからそういう展開になるというのもサッカーの中にはある。1回勝ったからといって調子に乗らないで、絶対緩めたらあかんと思う。今回のように勝った試合はあったが、次にできないことも多かったので、残り3つしかないですけれども、次も同じことができるかどうか。今さらではなく、今からやっていかないと、選手はこれからも続いていくわけだし、横浜FCもずっと続いていく。横浜FCの基本というか、伝統はちゃんと作りたい」

Q:寺田選手が90分出場できましたが、評価は?
「まず90分間、いろんな不安があった中でがんばったというのは、寺田とか渡邉、本当に何カ月も試合をやっていなかった選手が今日90分できたというのは大きいことだと思う。
彼は今日ゲームキャプテンをやって、いろんなものを背負ってトレーニングしてきたものが、少しでも早く戻れて今日90分できたと。それから、ある意味チームを引っ張って行く姿勢も見えたと思う。代えるつもりもなかった。彼にすると、まだまだ調子出てへんで、もっと出来る…というのがあると思うので、出来るようにしてもらいたい。ナベ(渡邉)も良かったと思う」

Q:基本技術のトレーニングというのは、動かしながらの判断の部分でしょうか?
「そうですね。止める、蹴る。ゆっくりした状態なら、まだまだ低いけど出来ていないといけない。ただ、時間がない中で、一番いい効果を出すにはトップスピードでしっかりコントロールして、また動いている味方に渡せる。これを長時間繰り返して、へたった中でもできるようにする。そうすればへたってなければ多少はできるのかなと。短い時間でハイレベルをやって、早くそれに慣らす。こんなのは本当はシーズンの最初からがんがんやっていけばと思うが、なかなかできない部分があって。でも今からでも始められたら、選手の中にやらなけばいけない基準が高まると思って今週からやりました」

以上
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