11月12日（土） 2011 J2リーグ戦 第35節
札幌 2 - 0 大分　（13:03／札幌厚別／8,766人）
得点者：8' 内村圭宏（札幌）、85' 古田寛幸（札幌）
スカパー！再放送 Ch182 11/13（日）前05:00〜
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●石崎信弘監督（札幌）：

「残り４試合になって、まだ昇格争いができているということに喜びを感じながら今日のゲームに入っていこう、と。選手は良く頑張ってくれたと思います。ただ、反省をしなければいけないのは、決定的なチャンスがかなりあったなかで、追加点が取れなかった。相手ゴール前での落ち着きやアイデアというところをもっと増やしていかなければ、現実としていま、得失点差で徳島に負けていますから、得点を取れるときにしっかり取っていかなければかなり苦しくなると思います。ただ、前節の敗戦を受けて、今日は本当に強い気持ちで戦ってくれたと思います。残りあと３試合、今日のような気持ちで戦っていけるようにしたいと思います」

Ｑ：オフサイドもあったが、相手守備の裏をつく攻撃ができていたと思う。
「そうですね。特に相手が５バック気味のところをどう突いていくかというところで、サイドチェンジか裏を狙っていこうと。河合から高木純、クロスから砂川のシュートという場面もありましたし、左サイドからもいい形で裏を突けていたと思います。ただ、裏を突く動きとパスの出し手とのタイミングがあえば、オフサイドにならずにもっとチャンスが作れたんじゃないかと思います」

Ｑ：ジオゴの交代のタイミングについて。
「試合の流れのなかで、相手の３バックのところであまり安定していなかった箇所があったので、近藤を使っていけばもっと得点が取れるんじゃないかと思って、あそこの時間帯で交代をしました」

Ｑ：１得点１アシストの内村のパフォーマンスについては。
「１点目は素晴らしかったし、その後も前半終了間際に砂川にいいスルーパスを出していた。２点目のところも古田にパスを出したのは内村だった。今まで結構チャンスで外していたうっぷんを、今日の試合で晴らしてくれたんじゃないかと思います」

Ｑ：残り３試合、昇格に向けて大事になるポイントは。
「Ｊ１昇格をあまり意識しないことです。ウチは他の試合の結果を意識するほどの戦力はありませんので、やはり自分達の試合にどれだけ集中して結果を出していくことが大事になると思います」

Ｑ：前節は東京Ｖに敗戦して、今日の勝利。選手が逞しくなったように感じるか。
「東京Ｖ戦も、後半に何度かいい形まで行ってるんですが、どうしても勝利への焦りというものがあったと思う。今日はやはり、１点取った後に決定的なチャンスを何度か外してはいたが、それでもいい形というものを、前回の反省として冷静さが出てきていると思う。ただ、やはり決めるところでしっかり決めないと、どういう形で失点してしまうかわからない。その意味でもチャンスをしっかり決められるように、トレーニングをしていかなければいけません」

Ｑ：得点した古田について。
「得点以外にもかなり突破してましたし、彼らしい思い切ったプレーが出ていた。また、守備のところでも本当によくバランスを保ちながら運動量も豊富で素晴らしかったと思います」

Ｑ：前節、２失点したＤＦラインだったが、今日の試合でのＣＢの２人については。
「今日はやはり、相手の前田選手の能力がとても高かったのですが、そういうところでも上手く対応してくれた。下手に飛び込むと、前田選手ならば簡単にかわしてきますから、そこを粘り強く対応していた。あるいは奈良などはインターセプトができるところと止まらなければいけないところを判断よくできていたと思います。奈良はここ何試合が先発で出ていますが、今日の前田選手、森島選手というレベルの高い選手との戦いのなかでいい経験をしているし、いい対応もしていると思います」

以上